そして最近だと読めない漢字の名前を子供に付ける親が話題になったり、何かと名前というものは話題になりやすい。
さて、友人が自分たちのバンド名をリネームした。40代のおっさん4人でやっているバンドである。落ち着いた名前もいいが「カスってる」感じで痛い名前を考えたらしい。その新しい名前、ここには書かないが中々痛かった。良いセンスだ。
特に同じ名前でもそのバンドがどんな曲をやっているかで印象はガラっと変わる。コミックバンドならおちゃらけた名前でも違和感がないだろうが、そんな名前をブルースバンドが付けてたら違和感がある。そんな中でミスマッチ感がありつつもインパクトがあってそのまま行って欲しい名前を付けるのは大変だろう。
で、中々いい名前を考えた彼らだが、しかし、同年代のおっさんバンドでもっと痛い名前(しかも本人達は大真面目)のバンドがあり、それにはとても勝てない。それが悔しいとも言っていた(実際そのバンド名は強くて痛い)。
誰でも知っている単語だが誰も自分達の名前にしないような単語、それを引っ張ってきてしまうのも才能であることを実感。
その流れで色々名前を考えるわけだが、強い名前があると、思考がそれに引っ張られてしまう。その時点でもう勝てない。
例えばおっさんバンドで本人達はカッコよくて女にモテるつもりの音楽(ロックとか)をやっていて、そのバンド名が「ロマンス」だったとしよう。
この名前を聞いた後に思いつくのは、僕であれば「センチメンタル」だとか「メランコリック」だとか「ポエム」だとか、どうしても引っ張られた名前になってしまう。この時点で負け(とは言いつつ自分で書いておきながら「ポエム」の痛さは好きだが)。
そんな話をした翌日。新幹線の中で、なんかいい名前ないかなぁ~と考える。
- ブレイクスルー
- レーザービーム
- ターニングポイント
- バーボンロック
- ローリング・ローリング
- オリエンタル
- グリーンランド
- ゴールドコースト
- ウィンブルドン
- ホーキング
- ワトソン
- パンジー
- コブラ
- アルマーニ
- ミデア
- グランドクロス
- 謝謝
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