2011年9月30日金曜日

オタクは話下手なのか?

勿論寡黙な人もいるが、どっちかっていうとオタクの人は饒舌な場合が多いような気がしている。そして話す相手の嗜好が同じであった場合非常に盛り上がる。

問題は、自分が知っている事は、自分が観ている番組は相手も観ている前提で喋る場合が多いってこと。そう、観てれば、同じ作品が好きなら盛り上がれる。話し上手になれる。だが、そうでない場合、相手が観ていない場合には会話が成立しない。まぁこれはオタク、アニメオタクに限らず自分の好きなものになるとそういう傾向がある人っていうのはいる。僕にもそういう傾向はあると思う。

さて、相手がそれを知らない時、次どうするか?時々、「知らない」をきっかけにその作品の素晴らしさを語られることがある。これは困る人もいるだろう。だって今の時代気になりゃ録画くらいしてる。要は観てないのは大概興味が無いのだ。そこに説明されてもどうしようもない。

でもこれってその人が悪いわけでもないし、今の世の中勘違いしても仕方ない。
例えば1000人に1人くらいしかそれが好きな人がいない趣味だと、昔は中々共通の趣味を持つ人と出会えないし集まれない。
休みの日なんかに同好の士の集まる会でもなければ、会話が出来る機会も無かった。そんな環境で生きてれば自分がマイノリティであることなんて嫌でも気付く。

インターネットのあることが当たり前な今、1000人に1人どころか1万人に1人が簡単に見つかる。例えばtwitterなんてやってたら、僕の場合は世の中プログラマだらけのように思える。しかも世のプログラマは皆ハイレベルに思える。
もし僕のフォロワーの職業比率が世の縮図であるなら石を投げればプログラマに当たるってレベル。それで僕のフォロワーが30人や40人ならまだわかるが、僕でも900人くらいいる。
下手すりゃ街頭インタビュー以上の母集団がいて、多分プログラマのフォロワーってその中の半分くらい?もしかしたらもっと?どう考えたって勘違いするでしょ。
# ただ性比率が明らかに男に偏っていることで、それが一般的な母集団たり得ないことには気付くべきだろう

で、オタク。同じようにネットで同じ趣味の人を検索すれば山ほど出てくる。だからtwitterでも同じようなものだろう。同じ時間に同じ番組を観ている人の呟きでタイムラインが埋められたら自分の中でその番組の視聴率は紅白より高い。だったら誰もが観てると思ったって仕方が無い。
1万人に1人でも日本国内だけで数えたって1万人くらいいるわけだ。その1万人の10人に1人でもネットでアクティブなら、その人たちがネットで集まりその中に自分がいれば、自分の世界の中では滅茶苦茶メジャーな事柄。錯覚して社会がそうだと思っても無理ない事。

つまり、どんな人にも合わす社交性が無くたって十分なコミュニケーションが取れる世の中になっている。


だから本人の中では、知ってて当然だと思うし、知らない人を見れば
「何で知らないの?」
となっても不思議じゃない。そして嗜好の合わない人同士だと、どうしたって会話が噛み合いにくくなる。

喋りやすい人、話して盛り上がれる人が十分いるのにわざわざ合わない人と喋ろうと思わないから、全然嗜好の違う人と会話するのに不得手な人は今後オタクに限らず増えていくんじゃないだろうか?

ただ、ネット批判してるわけでもなければオタク批判をするつもりも無いの。だって自分がもっと若い時に今みたいならそれも理想だもん。

リアルに会う学校や会社の人間に合わせて生きるも、その人たちと距離を置きネット上で、ないしはネットで知り合った人たちとオフラインで会う。どちらも選択できるわけだから。勿論両方こなすことも出来る。
結局「自分がどんな人間関係を築くか」の選択肢が増えただけだから。
僕は同じ嗜好の人と話すのも好きだが、飲み屋で偶然会った人と話すのも好き。そういう人はtwitterもやるけど飲みにも行けばいい。

単なるアニメオタクみたいなのじゃなく、ネット上でもっと独特な嗜好の人が集まってるようなところはきっと凄いんだろうなぁ…特に特殊性癖とか

2011年9月29日木曜日

酒の優劣

ここのところ酒関係で思った事を。

先日知人に1人でバーに飲みに行くって話をしたら
「ダメだよ。飲みに行くならこの間行った店(中華料理屋)みたいなところで飲まなきゃ」
はぁ…

その人と一緒に行った中華料理屋なんだけど、料金の割に餃子がデカいみたいな店。僕は餃子にそれを求めていないが、皮も分厚くて小麦粉の味が堪能できる。
# 餃子って家庭が一番だと思ってる

要はリーズナブルな価格でお腹いっぱいになれるようなものを出してくれる店でビール飲んだりするのが正しい飲み方みたいな話だった。

別にそれが間違ってるとも正しいとも思わないし、それを自分が好きなのも構わないけど、そんな考えを押し付けて欲しくない。
僕はそうしたい時があればそうするし、普段はそうしたいとは思わない。中華料理屋では飯食ったらビールすら飲まずに帰ることが殆どだから。

これまた先日、ある人が入ったバーでモルト好きが集まって話をしていたそうな。曰く
「バーボンなんて所詮労働者の飲む酒だよね」
だって。
はぁ…

「労働者」て…お前らもそうだろ!
何でそう優劣を付けたがるような話をするかなぁ…
# まぁその話をしていたモルト好き共が僕らの業界なら誰でも知ってるような会社の社員だってのが又どうにも…

他にも「この酒はこう飲むべし!」ってのを話されることもある。
うん。確かにね、僕も「これはストレートで飲んだ方が」と思う酒はある。それはあくまでも僕の味覚、嗜好での話でしかない。
しかし、結局酒なんて嗜好品。本人が飲みたいものを飲みたいように飲めばいいだけなのだ。それなのに、酒や飲み方を否定したりするのはもうね…因みにそういう話の時僕が言われて一番腹立つのが
「わかってないな」
の一言である。そんだけ知識があるなら色々な飲み方それぞれに悪さもあるだろうが、良さがあることくらい知っとるだろうが。

因みにハイボールや水割りを否定する人がロックを認めてたら僕は納得できない。

僕も以前は
「いや、その飲み方は勿体ない」
と言ってしまっていた。
何度も同じことを思い、自分が言われれば不愉快になることもあることなのに未だその境地に辿り着けない。

ライヴ商法フォーマット

以前秋葉原で路上ライヴのCDを買ったんだが
ちんぶろぐ: 路上ライブのCD買った

同じようにライヴをやってる人が今でも秋葉原や上野にいる。きっと他の場所にもいるだろう。
今日上野で見た歌い手さんは上記の時に見たのと同じようなパターン。ファンを「サポーター」と呼んで何人か集めたらデカい会場を借りてライヴをやるって。
# 今日見たのは15000人で武道館前もそうだったかも
そして前回も今回もMCが関西訛り(まぁこれは重要ではないが)。

今日のは12時~22時までだったかにCDを100枚売るとかいう目標も書いてあった。

そういえば先日見た路上ライヴは「あとxxx回で1000回ライヴ」とかいうプレートを置いてたっけ。

この「どっかで見たなぁ」っていう路上ライヴのやり方、誰かがフォーマット考えてるんだろうか?

誰かが考えたフォーマットをなぞって売れようとするのは、僕からするとこういうサイト↓

あのXXX社長が何故事業で成功したのか?


その成功ノウハウを100セット限定で教えます。


期限は48時間。今を逃すともうこのチャンスはありません。

と同じような感じ。
ちょくちょく見ますよね。こんなサイト。赤くてデカい太字で強調して書いてプレミアム感を煽ってモノを売る。

僕は見る度に
「だれがこんな胡散臭いもん買うねん!」
と思うんだけど、あれも「ネットで『情報を』売るためのノウハウ」を見てやってるんだろう。
そのノウハウを教えてる人は確かに最初はそれで売っただろうけど、今はそのノウハウを売ってるから、今となっては自分でそんなカッコワルいサイトで情報を含めたモノを売ってない気がするんだが。

で、先の路上ライヴの謳い文句も販売サイトの作り方も多分誰かがフォーマット作ってそれに従ってやってる。
違いは前者はそのフォーマットを作った本人が作業員(歌い手)にさせていて、後者はフォーマットそのものを売っていること。だから前者は人の心理に訴えるやり方を考えてそれをさせることで客を作ってる。

そんな見方は歪んでるかもしれない。でもねぇ、同じようなことを別の人が同じ場所でやってるのを見ちゃうとねぇ…
僕には歌い手さんが鵜飼いの鵜に見えてしまう。

そもそも路上ライヴって何故やってるんだろう?
自分の歌を人に聴いてもらいたい、自分の想いを人に伝えたいからじゃないんだろうか?
「あと何人ファンがいればデカい会場でライヴやります」とか「あと何枚売ることが目標です」
は、
「私は歌で儲けたいです」
って言ってるのと同義に思えてしまうんだが…あ、本人が歌でメシ食ってくつもりなら、まさにそうだから正直とも言えるのか。

そうするともっと不思議なのが
「あと何回で1000回です」
ってわざわざ書いてライヴやってる人。それを見てもこっちからすれば
「で?」
としか思えない。

「私努力してます」
ってわざわざ人に言ってどうなるんだろう?本人が好きでやってるんじゃないのだろうか?
せめて1000回やったときに
「今日で1000回です」
って出すくらいの方がいいんじゃない?
「がんばったね」
と言われるだけで物足りず、
「がんばってください」
もしくは
「がんばってますね」
も言われたいのだろうか?
歌を聴いてもらいたいから路上でライヴをやっているのであれば、その回数が何回かなんて関係なく自分が満足するまで、もしくは飽きるまでやればいいだけのような。

同じ数えるなら今日見た女性体験1331人の宍戸錠というニュースの方が遙かに感動する。よく数えてたなぁ。20~30人超えてたらあやふやになりそうな気がするんだが。

名前は3と4

先日ふと思って今更、この年になって親に恨み言の一つでも言いたくなったこと。

僕の名前は安藤敏彦である。不惑を過ぎるまで生きてきて、この名をカッコイイと思ったことも無いが不満に思ったことも無かった。まぁこの名と付き合うようになってからはまだ四半世紀ほどだが。

さて、この名前、平仮名で書くと
「あんどう としひこ」
姓と名どちらも4文字。4音なわけ。

替え歌とかで、歌詞に名前を嵌めるとき、3文字もしくは4文字が多いと思う。
# ただ「名前の入った歌」で真っ先に思いつく歌「センチメンタルジャーニー」は「伊代」の2文字だが
要するに「4+4」構成より「3+4」ないしは「4+3」構成の方が自分を歌に嵌められる可能性がグンと上がる。

何故4+4かなぁ…

2011年9月27日火曜日

家電店で思ったこと

家電店を数軒回って思ったこと。

ミラーレス一眼レフを買うか迷い中。で、カメラコーナーに見に行く。
一眼レフに興味のある人ならわかると思うけど、あれは本体が同じでレンズの組み合わせによって値段が変わる。
ある店は組み合わせられるレンズと値段が表記されている。そしてある店では型番と値段が表記されている。ディスプレイされているカメラの横に型番とれんずの組み合わせのポップが置いてある。
これどっちのが親切?僕は前者の方が親切だと思うんだけど。型番の末尾1文字のアルファベットを確認しろっていうのはどうなの?当然前者の店にもポップは置いてある。

別件。ある店では各フロアのエスカレーター乗降場に建物全体のフロア案内が書いてある。ある店は天井の所にそのフロアの説明がぶら下がってるだけ。「2F 腕時計・カメラ」みたいに。因みに前者にはそれもあり、全フロア案内もある。
これどっちが親切?僕は前者の方が親切だと思うんだけど。

商品に関しては特にここで挙げた一眼レフの話と似たようなことがあると思う。例え僅かな手間でもコストがかかる。だから出来るだけコストをかけないようにするのもわからなくはない。
だけど、ちょっとした手間、それをしてくれるだけで印象は変わると思うんだけどなぁ。

2011年9月26日月曜日

心霊現象

時期が既に外れてるから違うと思うが…

先日家にいたら突然部屋の電気が消えた。
「あれ?蛍光灯が切れたか?」
と思ったが、リモコンの店頭ボタンを押すと普通に点灯。

因みに電気が消えた時リモコンは床に置いてあり、上に何もなかった。ボタンが押されたとは考えにくい。

ちょっと不気味。
まぁ自分が今までで体験した不思議体験の中で一番不気味ってわけじゃないが。

王将

ネットで色々見てたら無性に王将の餃子を食べたくなった。
何年ぶりになるだろう?関東へ越してからだと初めてかも。とするともう4年くらいは行ってない?でも名古屋にいた頃もそんなに行ってないから5年以上ぶりかも。

家から近い店を探すと約5キロくらい離れている。しかし電車で行くにはちょっと不便。ということで自転車。
しかし東京もそうだと思うが、千葉も道が狭い、歩道が少ない。坂が多い。あまり自転車には優しくない。

王将って安いイメージがあるけど、炒飯とスープと餃子と唐揚げ2切れのセットで900円くらい。案外普通。
久しぶりに食べたけど、消費税込みで231円の餃子がこの味と量なら餃子に関しては王将かなりコストパフォーマンス高い。

料金に対する味、量に不満はないのだが、食べ終わって出てから物足りなさを感じた。
以前だったらあの量で十分満腹になれたと思うのだが…どうやら僕は最近胃が大きくなっているようだ。否、食欲の秋到来?

2011年9月25日日曜日

ノートPCを売りに

以前使っていたノートPCを売りに行った。

僕はノートPCに金を使うのが嫌なタイプで、本体は出来ることなら5万以内で済ましたい。頑張って7万くらいかな…
そんなわけで売りに行ったPCは1年ほど前中古を49800円で購入。中古とはいえ当時の現行機種。売れた値段は16500円。
1年で3万強の出費。これは考えようによっては2年で6万、4年で12万になる。

ハードウェアの進歩は早い。だから12万のノートPCを4年使うのは結構辛い。ならば性能はとりあえず使える程度、5万くらいで買って2万くらいで売るを毎年やった方が満足度が高いんじゃないか?いや、性能だけでいえば毎年5万のPCを買った方が20万のPCを4年使うより平均的にマシなんじゃないか?そう見ると、売却費は出ればラッキー程度に考えてもいい。

だから今このblogを書いているノートも49800円(これは新品)。改造費がそれ以上にかかっているのが難点だが…

なでしこ寿司

興味が無かったといえば嘘になる。

だがそこまで行きたかったわけでもない。

そして金曜日の夜、遂に行ってきた。

女の子が目の前で寿司を握る。言っちゃえばそれだけの店なのに、僕らがいる間はほぼ満席状態。当然客の入れ替わりがあってのことだ。
類似店が他に無いのだろう。一人勝ちなんじゃないかな?
しかし、メイドカフェのアフターかメイドバー同伴と思われる客もいたし、秋葉原のエコシステムは見事。

事前に「寿司懐石」を予約。人生初の「寿司懐石」なるものを食べた。今までに寿司でコースっぽいものを頼んだことが無いからなぁ。
それもこれも刺身を食べるようになったのが30過ぎなので、僕の寿司エクスペリエンスは10年程度、同年代の人に比べたら3/4。だから寿司の頼み方もロクに知らないのだ。

寿司懐石で出てきた料理はこんな感じ
  1. 小鉢(コハダ?と大葉を和えたの)
  2. 先付(ホタテとワカメの酢の物と自家製塩辛)
  3. 刺身盛り合わせ(中トロ、ヒラメ、鯛、カンパチ…かな?)
  4. 茶碗蒸し
  5. さんが焼き(なめろうを大葉に挟んで焼いたの)
  6. カブトの煮付け
  7. 寿司4品(赤貝、穴子、中トロ、大トロ)
  8. 味噌汁(白)
  9. デザート(パンケーキ)
だったかな?

店の造りで目を引くのが、目の前にネタケースがないこと。握る分だけ切られたネタを奥から持ってくる。奥にネタを切る役目の人がいるのだろう。性別はわからんが。
握っている姿がよく見えるし、客の前に出るのが女の子だけなので、防犯上でもこのカウンターに包丁がないシステムはいいかもしれない。斬新。

キャバクラ的な雰囲気?いや、もっとライト。メイドカフェ?メイドバー?的な雰囲気を和のテイストで楽しみたいのであればアリかな。

味を問うのは愚かだろう。
一応残さず全部食べたが。
煮詰を塗る穴子にすらワサビを使っていたのは驚き。江戸前ってそんなもんなのかな?

「美味しいものが売れるわけじゃない、売れるものが美味しいんだ」
と言っている外食チェーンの創業者がいる。僕はこの言葉を見たとき(なでしこ寿司に行く前日)に目から鱗が落ちたような気分だったが、今となってはその言葉に対してこう言うだろう
「No!」

2011年9月23日金曜日

ザ・インタビューズ

ちょっとまえにアカウント作ってたけど全然公開してなかった。

http://theinterviews.jp/andochin

で、twitterで晒したら幾つか質問が来たので答えた。

そっちに長文書いたから今日のblogはそれで代用

2011年9月22日木曜日

台風

昨日の名古屋の災害に不安を募らせていたが、意外と名古屋の方は避難勧告が解除されたり大丈夫だったみたい。

職場で15時に帰るように指示が出た。で、いそいそと帰って行くのだが…常磐線は風に弱い。
案の定上野で立ち往生。数十分ホームで待っていたけど結局「終電の頃には台風も去って電車にも座れるだろう」という考えに落ち着く。普段なら数分でその判断に至るのに、今日に限って躊躇したのは列の一番前だったからだろう。

さて、後ろに10人くらい並んでいたのに(2列だから20人くらいとも言える)結局上野で時間を潰す覚悟を決めてそうそう駅から出て行く。この時点で、早くても9時以降に帰るかそのまま都内に泊まるかの二択になっている。

上野駅に戻ったときには11時頃。雨も止んで風も無くなっていたが電車は遅れまくっている。電車の発車予定を表す電光掲示板は点いておらず(全て準備中)、次の常磐線の発車はアナウンスがあるのみ。まぁそれでもアナウンスのあったホームへ行くと人がいっぱい。ああ、止め止め。
再び上野駅を出て御徒町辺りまで歩いてラーメン。その後上野に泊まろうと思いカプセルホテルをのぞき込むと靴箱の鍵が全部無い。同じことを考えてる人いっぱいいるんだ。流石東京。

で、再度上野駅に戻ると今度はあっさり停車していた電車に座れた。0時15分頃発車してくれたおかげでその後の新京成の最終にも乗れた。

ズボンが濡れた程度で大した被害も受けずに良かったけど、もうちょっとアレだ、計画性を持つというか考えて行動した方がいいような気がしないでもない。

新宿にいたらほぼ確実に宿泊コースだったのに…

2011年9月21日水曜日

名古屋の雨

心配になって何人かに連絡してみたが僕の友人は幸い無事なようだ。
一人は普段なら15分で帰れる場所から5時間かけて帰ったとか。ガソリンが切れなくてよかったねと。

さて、前回の名古屋の水害は確か10年くらい前だったと思う。それを覚えている人は多いだろう。
僕は幸い被害を受けなかったけど、あの時、名古屋市内本山辺りに動かなくなった車が沢山停まっていた。当然廃車だろう(動くようにして他府県で売られたかもしれんけど)。
知人の一人は起きたら布団ごと水に浮いていたらしい。嘘っぽいけど本当の話らしい。

そしてその10年くらい前にも水害があったことを覚えている人はどれくらいいるだろう?
そのときも酷かった。僕はその時2時間バスを待った。始発の停留所、その日まで時間通りバスが来なかったことなどない。だから来るだろうと思って雨の中待っていた「もう来るだろう」「もう来るだろう」そんな風に思って2時間。新川中橋から矢田川を見ると堤防の5m下くらいまで水が来ている。決壊するほどではないが、そんなに水がある矢田川を見たのは初めてだった。そして庄内川ゴルフクラブの橋の片方が外れて先端が川面にプカプカ浮いている画はシュールだった。
そして守山区で浸水が起きていた
# しっかしローカルな話題だなぁ…

さて、その約20年前の水害の時。
当時愛用していたガソリンスタンドに陽気なバイトがいたのだが、そいつが出勤しなくなっていた。
おかしいと思い他のバイトに聞いてみたら
「おお、あいつな。あいつなら浸水でご自慢の汲み取り便所の中身が水道水に混じって家族中食中毒になってまったわ。」
そう、水害がある度にこの話を思い出す。多分その理由は「ご自慢の汲み取り便所」というキーワードが完全に僕の脳にインプットされているからだろう。

取り敢えず浸水した地域の人が迂闊に水道水を飲まないように気をつけて欲しいと祈るばかり。




電話ボックス的クーラー

ちょっと前に思いついてたんだけど。

夏場外からオフィスへ戻るとエアコンが効いてない。しかも今年は節電。温くて困った人も多いと思う。

ふと思ったんだけど、電話ボックスみたいな個室で強冷風を上から(方向は重要じゃないが下からだとモンローになるだろう)かけて一気に汗をひかせる装置を作ったらどうだろう?

汗がひいて体温が下がってしまえばそんなにエアコンが効いてなくても大丈夫なんじゃないかと。

マイナスイオンだかオゾンだかの消臭効果のある物質も出せば尚グッド。

そういう装置なら夏場以外でもタバコの臭いが気になったとき、満員電車で汗臭くなって出勤したときにも使える。

作れば案外売れそうな気がするんだが

# 絵を描いて付けようと思うと何時まで経ってもエントリが上げられないことに気付いた

2011年9月18日日曜日

ピンクペッパー再び

もうここに書くのが何度目かもわからないけど、又出やがった。

ピンクペッパー好きな奴、無くなったら困る奴ってこの世にいるのか?到底いるとは思えない。
僕にとってピンクペッパーの臭いの苦手っぷりはタバコのロングピースと同等かそれ以上。山葵や和がらしより辛い。

あれで味が引き立つものって何なのよ?

でも、何が腹立つってそこそこの金額出したときに限って遭遇するってこと。

今まで気に入っていた店だったが足が遠のいてしまいそうだ。

この手の臭いが苦手な食べ物ってその後数時間から数日鼻に残るからより嫌なのよね…しかも他の香草の香りがその臭いを再発させる。

なんで入れるのか全く意味がわからん。

タバコ税の増税が…

一昨年の元旦以来禁煙継続中。その間吸ったのは葉巻だけ。
今のところ再開するつもりもないけど、あくまでも「禁煙」であり止めたわけじゃない…つもり。

普段から「700円になったら又吸う」と公言しているので、タバコ税の大幅アップは非常に困る。

実際問題として、もう禁煙を始めて3年にもなろうというのに未だにタバコを吸いたくなる時がある。だから今吸っちゃったら又吸い始めてしまいそう。だから非常に困る。

なんで700円になったら吸うのか?
それくらいの金額になると大幅に止める人が増えるから。だから敢えてそれくらいの金額になったら吸ってやろうと。まぁ、天邪鬼ですな。プチセレブ気分を味わうためってのもある。

ところで、タバコの価格が大幅に上がると喫煙者が減る。そうすれば喫煙スペースも減るだろう。ということは、より高い金を出しているのに喫煙という行為がより不便になる。喫煙者にとっては納得いかないことになるだろう。だから喫煙者に戻りたくない。かなり辛いことになりそうだ。

そろそろ自分の発言を価格改定して
「1000円になったら吸う」
に変えた方がいいかもしれない。

2011年9月16日金曜日

婚活したらすごかった

タイトルにつられて読んでみた。


「出会いが無い」
ということを聞くことは結構あるけど結局それは自分で作らなきゃどうしようもない。
ネットだのパーティーだの更には結婚相談所、そういう行動に「必死になってる自分」を感じて躊躇するということもあると思うけど、現実的に考えたらそういうことしなきゃ交際に繋がる出会いなんて無いからなぁ~。

一章に出てきた女性が面白く、「上手いなぁ」と思う。やっぱり最初に興味を引く話題を書いておかないとその先を読む気になれないから。その後も出会った女性の話が書いてあるけど最初の女性ほどのインパクトは無い。とはいえ色々な女性と巡り会える可能性があることはわかる。

僕はネットの紹介サイトも結婚相談所も使ったことが無いけど20代の頃に一時期所謂「ねるとんパーティー」というのにちょくちょく行っていた時期があるけど、パーティーの日の後も会っていたのは数人しかいなかった。
但し知人の中にはそういうパーティーで知り合って結婚した人もいる。だからこの本に書かれていることも「あるのかなぁ」と思わなくも無い。
尤もこの本に書かれているような職業の人と知り合えたことはない。これは年代と払った金額、なにより「年収」や「学歴」に制限のあるパーティーに行ったことがないからかも。東京と名古屋の差も大きいかな。

さて、先に出した一章の女性。要はMなんだけど、これって好きな人じゃないと困る。
僕も自分がそんなにボキャブラリが少ないとは思わない。だが、「言葉責めして」と言われると本当に言葉が出てこない
「このメスブタが」
とか
「淫乱が」
くらい?しかしこんな言葉を言った時点で我に返りそう。あまつさえ
「この俺のデカいのが欲しいんだろ」
なんて無理無理…小さかないけど(この一言が婚活)
その言葉を発して与えても次の言葉が続かない。

2011年9月15日木曜日

AV嬢 VS ソープ嬢

ふと疑問に思ったこと。
娘のいる親は娘が「AVに出る」のと「ソープ嬢になる」のどっちがマシなんだろう?
いや、真っ当な意見は「どっちもマシじゃない」なんだけど、それで話が終わるのもやや寂しい。

AV嬢は「不特定多数の人」に見られる。但し相手は「不特定多数」でもない(まぁ企画によるがそれでも商売嬢よりはまだ相手がはっきりしている)。
他方ソープ嬢は「不特定多数の人」を相手にする。但し相手をした人以外には基本的に素性がバレることはない。少なくともAV嬢よりは職業がバレにくいだろう。

これは親の目から見たらどうなんだろう?
どっちの方がマシなのか?

因みに僕はソープランドに行ったことが無い。

2011年9月14日水曜日

The Nightfly

9/14発売予定をフライングゲット。
ドナルドフェイゲンのファーストソロアルバムがSACD化。このSACDはピクチャーディスクになっている。
CD/SHM-CD(高音質CD)と既に2枚買っていたのにこれも購入。
しかもこれはハイブリッド版。つまりCD層がある。ということはCDプレイヤーで再生できるThe Nightflyが家に3枚あるということだ。まぁ…いいや…

まだ全部聴いた訳じゃないけど、音場が広がっていて音の分離が良い。楽器ごとの音が綺麗に別れている。
CDからSHM-CDでは違いがそれほど感じられなかったけど、それらと比べると流石にいい。





2011年9月12日月曜日

皮ごと食べられるぶどうはいいが…

未だ「桃太郎ぶどう」を超える皮ごと食べられる葡萄にはお目にかかっていないが、桃太郎の金額と入手性の悪さは購入を踏み止まらせるに十分。

で、最近スーパーでも「皮ごと食べられる」を売りにしている葡萄がちょくちょく売っているので、時々それを購入するのだが…

今日購入した葡萄、食べると「ジャリッ」ってなる。「なんでだ?」と思ったが、要するに「皮ごと食べられる」が「種あり」なのだ。今まで食べた品種が「皮ごと食べられて種なし」だったから何も気にせず食べられていたのに…

というか、「皮ごと食べられる」としても「種あり」じゃ片手落ちだろ?何も気にせず噛んだら種が潰れる。それを気にして噛む力をコントロール…
皮をむくという手間は無くなっているが、違うなぁ…

2011年9月11日日曜日

さとがえるツアー with 上原ひろみ

この前のエントリに被るが…
金曜日の晩に聴いた(観た)矢野顕子x上原ひろみは誠に素晴らしいものだった。コンサートで座席に着くと眠くなる(寝てしまう)自分の体調をどうにかしたら楽しみは更に1.5倍くらいになっていただろうに…それは兎も角本当に素晴らしかった。

で、その二人のライヴが年末にあるのである。矢野顕子が毎年行っている「さとがえるツアー」が今年は矢野顕子&上原ひろみなのである。
昨日もらったそのチラシを見て、9/10の13:00から先行予約開始。
「これは絶対13:00に予約せねば」
と思ったのに、その時間起きて家にいたのに…何故かダラダラとSimcity 3000(今更)をやっていたのである。結局チケットを取ったのは夜中。
「まぁでもこのチケットなら全然余ってるんじゃないの」
なんて甘い事を考えてチケット予約サイトを見たら驚いた。何と「座席指定可」なのである。
「いやまぁそれでもこのライヴを予約開始日に取る人なんてそんなにいないでしょ」と思った僕がアホンダラ。1階席は既に埋まっていた。「2階席の真ん中の前列ならいいんじゃない?」と思ったら、2階席の中央列は最後尾席くらいしか余ってない。結局3階席を取った。
取り敢えずこの怒りを誰にぶつけるか?どう考えても自分になるわけだが…

個人的な話をすれば12月3日の上原ひろみfeat. Anthony Jackson & Simon Phillipsのチケットは取ってあるのだが、それにこのライヴは12月11日。「一体どんだけ上原ひろみ好きなんだ?」と問われたら、「それくらい好き」としか言えないが…当然の如く全CDを持っている(SACDが出ているものは当然SACDで)割には、驚くほど曲名は覚えてない。これが老化か。

まぁ、兎に角、今のところ12月3日まではライヴに行く予定はないので、12月3日と12月11日が今から楽しみ。

2011年9月10日土曜日

176の鍵盤、20の指

矢野顕子✕上原ひろみ@昭和女子大学人見記念講堂
ライブレコーディングのためのライブ。

会場に着くと今回のライヴのライヴ盤の予約を受け付けている。まだ演奏もしてないのに…当然買ったけどね。限定DVD付。11月23日が楽しみだ。

開演時間になると場内アナウンスが流れる。「携帯電話の電源を切ってください」みたいなアレ。ただちょっと違うのはそのアナウンスの内容が細かいこと、子供が騒ぎそうになったら外に出て欲しいみたいな。そして、そのアナウンスの声が矢野顕子と上原ひろみ、要するにライヴをやる張本人だってのも変わってる。
曰く、場内アナウンスをしても携帯が鳴ったりアラームが鳴ったりすることがあるそうだ。だったら本人が言えば聞いてくれるだろうと。これは効果覿面だったと思う。本当にライヴ中携帯もアラームも鳴らなかった。
# ライヴ中に聞こえた騒音は僕がフリスクを落としたのくらいだ…orz

その録音のアナウンスが流れて暫くしたら奏者登場演奏開始。

最初の曲「Children In The Summer」の前奏だけで感動もん。素晴らしい。競演というのか掛け合いというのか、演奏を聴いているだけで笑みがこぼれる。
「あぁ~、来て良かったぁ~」
と思ったんだが…この後意外なことが起こる。しかし、当然この時点でそんなことは知る由も無い。

その後矢野顕子の曲、上原ひろみの曲、その他カヴァー。どれも大幅なアレンジがされていて歌い出すまで「これどんな歌なんだろう?」みたいな感じ。「あんたがたどこさ(アフロ)」や「Apple Festival(だったよな?)」とか。歌い出さなきゃわからない。
しかし、演奏者の技量が高いこともあるのだろうが、ピアノが2台になるとこんなに演奏の幅が広がるのね。
# 因みにピアノは(当然)ヤマハのCFXというモデル。値段を見て脳内をフェラーリが走り去った。

で、約1時間。CD用のレコーディングライヴだからそんなもんよね。

因みにアンコールもあった。但し「アンコール」は1曲、「ラーメン食べたい」のみ。
しかし、ここで予想外のことが起きる。矢野顕子が
「私が納得できない演奏があったのでもう少しおつきあいください。」
と言って何曲かやり直したのだ。僕が素晴らしいと思った1曲目もやり直していた。正直僕では1度目のどこが不満だったのかわからない。
僕にとっては2度も素晴らしい演奏を聴くことが出来て唯々得をした気分。それも数曲。


因みに「ラーメン食べたい」も2度演奏。矢野顕子が
「さっきのは味噌味で、今度は何味ですかね?」
と聞くと上原ひろみが
「豚骨」
と答えていた。この2度目の「ラーメン食べたい」で、矢野顕子が演奏中に譜面を探し始めて、それを見た上原ひろみが演奏中断。久しぶりに演奏中断を見た。


この何曲かの再演をやっているときが面白かった。上原ひろみがとにかく楽しそうで、足をバタバタさせて喜んだり
「ピアノって楽しいですよね」
なんて言ったりしていた。客席から見ていても「この人本当に音楽好きなんだな~」と感じる。
今まで上原ひろみの出演しているライヴは5回ほど見ていて、毎回本当に楽しそうに演奏しているけど、今回は特にそれを感じた。

そして再演終了後、最後にアンコールとして(?)再録ではなくもう1曲「Green Tea Farm」。だから結局アンコールは2曲になるのかな?
そんなわけで、最終的には2時間くらいのライヴになっていた。

僕が演奏すると思ってた「そこのアイロンに告ぐ」はやらなかったけど、大満足だった。今年一番良かったライヴかもしれない。

先にも書いた通りこのライヴのCDを買った(予約した)わけだが、これだけ素晴らしいステージを観てしまった以上、CDはこれを思い出すためのキーにしか成り得ないかもしれない。
再演まで全部を収録したDVD出てくれないかなぁ…まぁそれでも生で見るのと同じってわけじゃないけど。


帰りに上野でラーメン食べた。
僕は意外に音楽の影響を受けやすいのかもしれない。

2011年9月9日金曜日

何故に山間に住んでいるのだろう?

先祖っていうと家系図でも無きゃせいぜい数代~数十代前くらいまでしか想像できない人が殆どなんじゃないだろうか?
だが、当たり前の話なんだけど今生きている誰もが先祖を持っていて、その先祖を辿っていけば生命の源まで辿り着く。一体どれくらい昔なのか?ユダヤ・キリスト・イスラム教の人に聞いたら「六千年前」って言われるかもしれんけど。

先日四国へ行った後、ふと四国の風景を思い出して疑問に思ったことがある。
山間や結構山の上の方とかにも家がある。そこに住んでる人たちの先祖は一体いつからそこに住んでいるのだろう?
例えばそこにいた猿、猿人が人間に進化したならわからなくもないけど、そうだとすると世界中で猿人から人間への進化があったのだろうか?まぁそれならそれでいいんだけど。

日本人の祖先が中国や朝鮮から渡ってきたとして、そうだとしたら現代の交通機関を使っても行くのが大変なところへ行き着いた理由、確かに山には植物もあるし動物もいる。だが麓に住んで狩りへ行けばよいし、日本の場合海と山のどちらへも行ける場所も多い。そういう場所を選んだ方がよさそうな気がするのだが…
例えばより強い民族に追われ、やむなくそこまで逃げそのまま定住したとかいうことも考えられなくはないけど。

現代であれば自然が多い山の中、田舎の生活を望む人がいても不思議じゃない。だが、今そこに住んでいる人たちの祖先がそこへ辿り着いたときには日本中に緑が溢れていて空気も川の水も綺麗だったはずだ。

生きるに十分な植物と動物が十分にいる所へ辿り着き、農耕が発達したおかげで定住できるようになったってところなのかもしれないけど、何となく不思議。


因みにぼくの父親の実家も岐阜の山奥。

2011年9月7日水曜日

英語に未だに馴染めない愚痴

IT系の仕事をしてると本人が好む好まざるに関わらず英語に接せねばならない。いやはや理不尽だ。
英語のドキュメントを読む羽目になる度に僕は
「二次大戦で日本が勝ってれば…」
とアホなことを考えるのだが、それほど英語は苦手。いや、
「GHQは何故敗戦国日本の公用語を英語にしなかったんだ…」
と考えてもいい。兎に角今日本人は日本語なのだ。川柳も書けんような言語なんてNo way!

まぁそれはいいとして。
ぼくらはプログラミング言語に関しては恐らく多くの人より精通している…ってある事柄に詳しいことと初めての射精が同じ字って日本語もどうかしてるな。
色々書こうと思ったけど、この事実に気付いたら日本語に対して凹んで書く気が失せた。
※で、実はこの先これまでの文章より長い文を書いてたんだけど消した

2011年9月6日火曜日

定時

今月から定時出社・定時退社するように言われていて9:00出社17:30退社してみた。

そんなに早く(って書いてるのもどうかと思うが)退社すると大抵寄り道しちゃうんだが、今日は比較的マジメに帰宅。家に着いたのは19:30くらいだったかな?まぁ寄り道せずに最短で帰れば多分1時間10分程度で帰れると思うが、流石にそれはちょっと味気ない。

で、用も無いのにそんな時間に帰ったら時間が余って「1日って何て長いんだ」みたいな気分。
いや、帰りにスーパー寄ったんだけど「こんなに時間があったらフランス料理作れるぜ」って思うほど(その技量の有無はともかく)。

これが毎日続くと思うと真剣に習い事とか考えた方がいいかもしれない。もしくは家で読書できる体質にするか自習室借りるか。

にしても、僕は月額固定の契約をしているので、会社的には残業させてしまった方が得だと思うんだけど、金額同じままで「定時でお願いします」って実質賃金アップみたいなもんよね。今までも「残業必須」って程タイトなスケジューリングをされたことはないけど、今回は何か凄く得をしているような気がする(と思うことが病んでいるかもしれんが)。しかし定時出社はまだ慣れてないから辛い…

2011年9月5日月曜日

雨の新橋あんかけパスタ

東京国際フォーラムを後にして何か食べようかと考えながら有楽町ビック。B&Wの新型スピーカーの音を聴き、「やっぱいいけど音の分離悪いなぁ…何でインシュレーター付けないんだろう?あと、レコードに問題があるのか音割れてない?」なんて思ったけど、それでもやはり音はいい。旧805並という話は満更嘘じゃない。欲しいねぇ…

そしてビックカメラを後にして新橋まで。
「そういえば新橋にはパスタデココがあるはず。あんかけパスタを食べよう。」
何で東京で名古屋飯、しかもチェーン店(但し東京には1店舗のみ)に行きたがるのか?実にアホだと思うが兎に角向かった。
一度も行った事のない店、以前見た地図の適当な記憶を頼りに歩いていると流石に不安になり、タブレットを取り出して場所を確認しはじめたら雨が降ってきた。

慌ててシャッターの閉まっている店舗の軒先で雨宿り。地図を確認するとあと少しなのに…
そんな気持ちと裏腹にシャレにならない程の雨量になる。10秒歩いたらドラマに出てくるレイプされた女みたいな状態になる事は確実。

結局10分もしないうちに雨は止み、目的地へ到達。

パスタデココで食べるのは3度目だろうか?以前は高田馬場にもあったのよね。
改めて食べてみると…なんだろう?親がココイチだからか?カレーっぽい。いや、流石にカレーの風味とかは無いけどカレーっぽい。原因を考えていると、それを感じさせる一番の理由は恐らくジャガイモ。
ソースに溶けたジャガイモの食感がカレーに溶けているジャガイモと似ている。そこに辛みがあるのだから似たものに感じてしまう。
「違うのよ、僕の求めるのとは違うのよ。不味くないけど違うのよ。」

雨に降られてまで来たのに…イマイチ納得できず店を後にする。
そして新橋駅まで戻る道中に又雨が降る。考えてみれば虎ノ門から乗れば良かった…

納得できずに帰った割には又行こうとしている僕がいる。
あんかけパスタの為に名古屋へ帰るわけにはいかないからなぁ…

ところでこのタイトルって曲名っぽい感じよね。最初は「新橋 In the rain」にしようと思ったけどこっちのがいいわ。

2011年9月4日日曜日

東京Jazz 2011 その2

何故か今日も10分遅れで東京フォーラム着。席が通路沿いでよかった。今日は昨日と違い昼の部。

・ケニー・バロン トリオ featuring 北川潔 and ジョナサン・ブレイク
昨日観たインコグニートと上原ひろみトリオ、そしてこの後続く2組を含め観た5組の中で所謂「ジャズ」って感じの演奏はこの一組だけ…って気がする。

・上原ひろみ×熊谷和徳
タップが演奏だという事を初めて知った。音の出るダンス程度の認識だったので。
そもそもタップダンスってテレビで芸人がやってるのくらいしか見たことないから、ライヴで観る(聴く)なんて初めて。足にYUREX を付けてみたくなるくらい凄い。

1曲ごとが長かったので、3~4曲くらいしかやらなかったような。ただ、演目も「東北」という曲から始まったんだけど、合間に「さくらさくら」が入っていたり、2曲目はたしかホルストの惑星だったと思うんだけど、上原ひろみ1人のライヴとは違う楽曲。
2ステージ目なのにアンコールがあって、確か「What's a Wonderful World」。

日本人だからか、楽曲が終わった後の拍手が3組の中で一番大きい。正に「割れんばかりの」拍手。

・セルジオ・メンデス
最初のうちはイマイチ盛り上がりに欠けているというか…1曲ごとの時間が短かった事も影響しているのかも。とにかく途中で帰る人が目立った。通路を挟んだ反対側のおっさんも途中で帰ったんだけど、いきなり立ち上がって去っていくから起きあがった座席が「ばいぃ~んばんばんばん」って。はぁ…
但し最後の数曲は総立ちの大盛り上がり。「Mas Que Nada」はやっぱり盛り上がる曲よね~。

結局ノリノリの大盛況で終わって東京国際フォーラムを後にした。

東京Jazz 2011

「夕方18時からの公演なら楽勝で見られるね」
と思っていた。金曜日の夜までは。まさか朝9時に帰宅するなんて思ってなかったもん。

結局家を出たのは17時過ぎ。途中でマクドナルドに寄って食事したりで遅刻確定。結局東京国際フォーラムに到着したのは18時50分頃。
場所は2階の最前列。2階席も案外悪くないかも。ただ、音がどうにも…なんかこもってるのとも違うんだけどスッキリしてないというかどっかで音が渦巻いてる感じというか…楽器の音が別れてない。割れてたんだろうか?イマイチはっきりわからないけど、音響的には決して良いと思えなかった。

あと、2階席だけかもしれないけど、床に角度が付いてるのかな?どうも安定しない。階段で躓きそうになった。そして頭がクラクラフワフワする。


というわけで2ステージ目、インコグニートから鑑賞。
「こんばんは」
と切り出したMC。メチャクチャ日本語の発音が良くて驚いた。でも別に日本語が喋れるわけでもなさそうだ。英語の中にちょっと日本語が単語単位で入ったりする程度。それでも「ちょっと待て」って言ったときの発音も抜群に良かったなぁ。実は日本語ペラペラなのか?

なんかノリノリでいいですね。立って手拍子とか滅多にしないのにメンバーに「Get up!」とか促されて席を立つ。1階は総立ち。2階も結構立っていたと思う。まぁ、兎に角観客の方を向いてるというのか客を乗せる感じのステージ。楽しかった。
インコグニートのCD持ってないから今度CD買う。

最後の英語のMCで「日本も大変だね」的な話をしていた(と思う)。そういえば「nuclear problem」なんて言ってたからやっぱり海外でも話題になってるんだろうなぁ。
そのMCで「肌の色も宗教も超えてグルーブの下では皆一つになれる」みたいなことを言っていたと思うけど、確かにそうね。
※海外ミュージシャンのMCに同時通訳付けてくれると嬉しいかも

3ステージ目。上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト フィーチャリング アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス。
アルバムVoiceの曲が中心。そういえば上原ひろみをバンド形態で聴いたの初めて。アンソニージャクソンは矢野顕子やマイク・スターンのステージで見たことがあるけど、サイモンフィリップスは初めて。
後半でサイモンフィリップスのソロがあったんだけど、そのとき上原ひろみがアンソニージャクソンのところまで歩いて行ってアンソニージャクソンと二人で並んでサイモンフィリップスのドラムを聴いていた。ピアニストがピアノから離れる程の長時間ドラムソロ。そしてピアノに戻った上原ひろみがドラムに合わせて曲を弾き始めるとアンソニージャクソンもベースを弾き始める。そして曲が終わると3人が前に出てきておじぎをしてステージから撤収。
終了かと思えたが、1階総立ちのアンコール手拍子に応えて3人が再び登場。大型スクリーンに映ったアンソニージャクソンは感動したのか泣きそうな顔をしているように見えたのだが気のせいだろうか?

アンコールも終わり、本日の東京Jazzは終了。1ステージ見逃したとはいえ満足して帰路についた。

禅問答

昨晩、知人が飲んでいるというので初めて三軒茶屋へ。実は来週、三軒茶屋へ行く用事があるので、予習に丁度いいと思ったのだ。
で、まぁ飲んでたら0時過ぎ。渋谷行の最終が0:24ということだったので撤収。無事渋谷に着くもその先がね…浅はかすぎたか…
でもまぁ山手線→中央線と乗り継ぎ飯田橋まで移動。2軒目。

閉店時間も過ぎた2時半頃からかな?他のお客さんと議論になった。事の発端はその店のとあるサイトでの評価。以前2位だったのだが、そのときあること無いこと書かれていて今は15位。載ってから時間が経ったということもあるだろうが、やはり目立たない場所にいれば色々言われることもない。
「15位くらいが無難でいいんじゃないです」
という僕の一言が引っかかったらしい。その人からすると何を書かれようが1位2位になった方がいいじゃないかと。
うん、そういう考えもある。確かにくだらない。悪口書かれるから、言われるから、当たり障り無いところにいるってのはある意味進歩もない。「いいじゃないか、書かれたって」という言葉は間違っていない。
ただ僕は自分が言ったことも間違っているとは思っていない。変にバイアスのかかった評価で穿った見方をする客に来られちゃ疲れるだろう。

そしてその後別の話題。「9割方成功するが、1割くらい失敗する可能性のある仕事がある場合、経営者はそれを言うべきか?」
僕は僅かでも失敗する可能性があるなら(というよりも世の中100%成功する仕事なんて皆無だろう)それを正直に言っておくべきだと思っている。そうしたら又「それは違う」と。
その人曰く、7割くらい成功する可能性があるなら経営者は失敗する可能性の話なんてする必要はない。そんな話をすれば従業員のモチベーションに水を差すだけだと言う。
そう、確かに失敗する可能性の話なんてしたらモチベーションに水を差すのだ。だが、僕は基本的に「選択する材料」は与えておくべきだと思っている。
例え1%でも失敗する可能性があるなら、それは正直に言ってしまおうと。要はその1%を不安に感じるなら、失敗する前に転職するなり出来る。
但し当然ながら「選択肢」は常に存在しており、「選択する材料」を与えられたからといって、どのような選択をしたとしてもそれは本人の責任。1%の不安材料を理由に転職し、その後その会社が物凄く伸びて後悔することになったとしても、その責任は転職した本人にある。それが僕の考え。

主な話題は上記2つ。でもね、こういうことってどんな考えが正解かってないし、そもそも僕は二択みたいに書いちゃってるけど、実際には他の選択肢がある場合もあるだろうし、何より同じ結論であっても、そこに至る理由は全然異なる場合もある。


で、その人に僕の話し方を指摘された。はっきりした結論を出すわけでも無い、そのくせ最初に反論できないような釘を刺してから話をするって。で、「安藤さんの話は禅問答みたいだ」と。

うぅん…そうなのか。言われてみてもしかしたらそうなのかも?と思えてしまった。

ただね、世の中「1+1=2」みたいなものばかりじゃない。というより、曖昧であったり多面性を持っている、人によって正解が異なる問題の方が多い。自我を通すのは簡単だけど、相手の考えを受け入れられなきゃ話は平行線か衝突しかないように思えるのだ。まぁ受け入れても平行線なんだが…
お互いが「私はこう考えますが、なるほど、そういう考え方もありますね。」という感じに人の考えを受け入れていく、その先により洗練された、より多くの人が納得できる結論が産まれてくることもあるんじゃないか?それでも万人が納得できる答なんてまず無い。

で、まぁ、酔ったこともあり話が加熱し、マスターがその方に
「酔ってますよ、そろそろお開きにしましょう」
って感じで話を止めた時には5時頃。その人がお会計をして店を後にしたあと、マスターに僕が全然怒っていないこと、なにより、自分の話し方の問題点(?)を指摘されて良かったと思っていることなどを話していたら、その人が戻ってきた。

「安藤さん、もう1杯だけ飲みましょう。」

酔っていたために僕に失礼な話し方をしたと思ったらしく、気になったようだ。というより、自分の中でスッキリさせたいものがあったんだろうな。

その後神楽坂をうろうろしてもやってる店も無く二人で困っているとマスターの助け船。3人で別の店へ移動し、その後も話し続けその店を出たのは7時半。飲んでる最中に何度も意識が飛ぶし目の焦点は合わなくなるし大変だった。
だって前日3時間半しか寝てなくて24時間起きてるんだもん。

でもね、7時半まで話したおかげでナイスな話題も入手できた。それは池袋の百円ばあさん。
この話を聞けただけで頭クラクラになるまで飲んでた価値はあっただろう。

「百円ばあさん」の内容は下品なのでここに書きたくはないが断片的に書くと、100円で入れ歯外してサービスしてくれるらしい。

2011年9月2日金曜日

Road to 極附

随分前に写真を撮っていたけどPhotoshopのライセンスとかの問題で上げてなかった。ペイントブラシで処理して今更上げる。

東京駅で最も高額な弁当(今は違うかも)。極附弁当。販売数も少なく僕も2回しか食べたことがない。
因みにお値段は3800円。

ある人がその弁当を食べてみたいけど、どこに売っているかわからないと言うから、説明の為に写真を撮っていたのだが、なんせ人の顔が写ってたりするから加工しなきゃならんしで2ヶ月経った今更アップ。

東京駅、八重洲中央口。駅構内から改札の外を写すとこんな感じ。

改札のすぐ中には電光掲示板。これでどの入口かわかるはず。

そのまままっすぐ歩いて行くとこんな看板(?)がある。

そのあたりで右を見るとエレベーター。ここで右へ行く。

先の場所で右折してそのまま行くとこの駅弁屋がある。

ショーケースの中央右、一番下の段にサンプル鎮座。

弁当って豪華になると「米:おかず」比率で明らかにおかずが多くなりバランスが悪い。米とおかずの黄金比になっていない。実はこのバランスの悪さって減点対象なんじゃないか?と思っている。因みに、駅弁だと2000円越えた辺りからこの黄金比破壊が始まる。

そんなこともあって、今東京駅で2000円越の弁当で一番のお気に入りは叙々苑の焼肉弁当。ごはんに焼肉が乗ってるタイプの、要するに「焼肉丼」で、上記のバランス問題を感じない。但し栄養バランスは微妙。野菜ジュースなどを援軍に迎え入れるのがいいだろう。

価格を含めてトータルで考えると歌舞伎がベストかな~?と思っていたりする。

じゃあ極附が不味いのか?っていうと流石にそれは無い。但し、どう考えても米が足りない。おかわりの望み叶わぬ車中、援軍が必要だ。そこで考えられるのがお茶なのだが、お茶を味方に抱きこむならば注意点がある。濃い味を避ける事。おかずの味がしっかりしてるからお茶の味とおかずの味がぶつかる。無難に伊藤園の緑茶あたりがいいんじゃないかと思う。