2011年8月31日水曜日

現在位置報告

カレログなんてアプリが出たらしい。彼氏がどこにいたか(いるか)を追跡できるサービスらしい。
まぁ彼氏に限らずアプリが動くスマートフォンを持っている相手なら追跡出来るだろうが。

まぁ恋人やら夫婦同士でやることに関しては合意さえあれば「どうぞ」って感じである。

前々から疑問だったのだが、twitterでも現在位置を付けてtweetしてる人がいる。どっかの店に入ったときとかならわかるんだけど、常にって…出来る?
いや、やましいことしてるわけじゃないけど、いつでも自分の居場所を公に…出来る?

そりゃ自分から自主的に公言するのは抵抗無い。だが、自主的にでなく、GPS情報などによって自分がどこにいるかが自動的に公表されるのは何となく自分が何をしているかをバラされてるみたいで、どうにも抵抗があるのだ。

逆にそんなこと気にせず今いる場所を公にしてれば
「あ、今近くにいるじゃん、飯でも一緒にどう?」
なんてお誘いが来るかもしれないし、それこそ今時のネットを利用したコミュニケーションのありかたなのかな?とも思えるんだが


なんか機械に色々バラされてるみたいな感じに抵抗があるのはそんなジェネレーションだからかも。

「なんでお前xxx辺りに3時間もいたの?」
なんて聞かれることを考えるとさ…
「え?GPS壊れてたか電波届いてなかったんじゃない?」
なんて言い訳する自分を考えるとさ…

2011年8月30日火曜日

Ladies

僕らの世代、「レディース」といえば女性暴走族。だから今時の「レディースデイ」だの「レディース限定」ってな表記を見ると
「ヤン姉の集まりかよ」
って思っちゃう訳ですな。

「ティーンズロード」ってな雑誌があって、それはレディース向け雑誌だったんだけど、面白かった。流石に買うのは躊躇してコンビニで立ち読みで済ませてたけど。
相談コーナーなんて直情型の質問が多いから「マジ本気で惚れてるし、別れたくない」みたいな文面を見る度、
「あぁ、真っ直ぐな想いってステキだ」
と思ったものです。
腹立たしいのはキャッチフレーズを「カッ飛び女の子マガジン」と覚えていたのだけど、正しくは「かっとびエンジェルマガジン」だったみたい。全く天使な彼女たちを間違えるとは己が情ない。

ローカルな話題で申し訳ないが元旦深夜(大晦日深夜か?)大須観音へ行くと彼女たち&対極の男達が初詣に来ているのを見られて、どて焼きを片手に、もう片方の手にワンカップ大関を持ちそんな緊張したシーンを見るのが好きだった。

さて、この「レディース」よろしく言葉というのは変わってゆくもので、同じものを指す言葉がいつの間にか変わっていることがある。例えば80年代はBMWを「ベンベー」と言っていたのに今は「ビーエム」と呼ぶのが主流。今時BMWに向かって
「あ、ベンベーだ」
って言うと、大概オーナーに嫌な顔される。

で、今はレディースのことを何て呼んでいるんだろう?そもそも未だに「男子禁制」な「暴走女性集団」は存在しているのだろうか?

2011年8月29日月曜日

サイゼリヤの実態を知った

家の前に置いていた自転車のタイヤ、後輪がパンクしていた。これで2度目。ちょっと嫌な疑いも持っているが、それはともかく修理に。
とりあえず自転車屋まで持てばいいやと思って空気入れ。だが走り出して数百メートルで後輪ぺったんこ。その後2kmほど自転車を引っ張って歩く。


しかし、パンクも凹むが、実は空気入れに困っている。僕の自転車のタイヤは仏式で、空気入れがチョイと面倒なのだ。自転車屋に
「日本式のタイヤに変えられないですかね?」
って聞いたら、合うものがあるか確認してから取り寄せになりますとか。まぁ当然だけど、それも凹む。


修理に1時間ほど待つことになったので近くのサイゼリヤへ行って本を読みながら時間を潰す。今日のお相手は

最近ようやく読書に楽しみを感じられるようになってきて、色々読んでる。そのせいか昨日
「色々な種類の本を読んでますね」
って言われたけど、コレに関しては本当にそう思う。まぁ自分的には直球だけど。

自転車を修理に出したのが夕方の5時。要はサイゼリヤで1時間ほど時間を潰した訳だけど、その1時間でびっくり。僕が入った5時過ぎには空きテーブルの方が多かったのに、6時頃に店内を見渡してみると満席。待ち客まで出てる。流石にバツが悪いからそそくさと退散。

その後何となく松戸競輪場(そんなものがあるのを今日初めて知った!遠目に見てデカいパチンコ屋だと思って近くまで行ったら競輪場だった)を一周してから自転車屋へ。結局後輪はチューブ交換。前輪は何も問題無かったらしい。

しかしね、家族連れ、カップルと色々いたみたいだけど、サイゼリヤって夕方から夜にメチャクチャ混むのね。知らなかった。

2011年8月27日土曜日

「ガンダム」の家族論

タイトルからすると「ガンダム」関連なのか?と思うけど、富野由悠季の家族論。その家族論とそれに関連する作品のエピソード。作品はガンダムに限らず富野由悠季が監督をしていたものが出てくる。だが全ての家族論に必ず作品のエピソードが交えられているわけでもない。
結局『「富野由悠季」の家族論』なのだ。タイトルに「ガンダム」が付いているのは富野由悠季だから。良くも悪くも「ガンダム」の人だから。



もう既に70くらいの人が書いてるだけあって、フェミニストな人や若い人が読むと「オイオイ」って思ったり不愉快に思う表現も入っているように思える。僕くらいの年代、所謂「ガンダム」世代が読めば面白いと思えるんじゃないかと。

因みに富野由悠季は「ガンダム」世代って言葉が好きそうではないし、そもそも「ガンダム」に過剰な思いを持ってほしくないみたいだ。
所詮アニメに限らずフィクションの作品程度で人生は語れないし、語って欲しくないんだろう。エンターテイメントでしかないもん。だからもし「人生はガンダムで学んだ」なんて言ってる人がいたらこの総監督からすると噴飯ものなんだろうな。
※僕はスポーツを人生の縮図って言うのに比べればマシと思っちゃうが

で、そもそもこの手の本はあくまでも書き手の考えでしかないし、その人が過去の自分を否定していようがどうしようがそれはこれを書いたときの心境でしかない。しかもこの本、震災以降に書いたものだろう。あんなことがあればそれが心境に変化を及ぼすのも当然。

単に「ガンダム」を作った人が家族というものをどう考えていて、「今の心境」で過去の作品と照らし合わせて考えるとこうなるっていう程度に読んでおいた方がいいと思う。だから例えば5年後には言うことが変わってるかもしれないし、そうだったとしても不思議じゃない。だから、過去の作品を否定している部分があっても「ああそうなのね」って程度で、批判するほどのもんでもないと思う。

内容で面白いのは家族を「他人の集団」と定義していること。これを読んで思い出したことがある。
以前、僕は母親に
「家族だって自分じゃないんだから他人だろ?母さんが死んだからって俺が死ぬわけじゃないし、俺が死んだからって母さんが死ぬわけじゃない。」
と言ったことがある。そう言われたときの母の気持ちはわからないが、気分の良いものではなかっただろう。自分が普段からそう思っているから言っただけで他意は無い。怒っていたわけでもない。
やはり自分以外は他人だ。他人の対極は家族や恋人、親しい人ではなく自分である。この点は共感できた。

そして、本の中では「嘘八百のリアリティ」なんて表現が何度か出てくるが、要はその中に視聴者がリアリティを感じられればそれでよいのだろう。そんな作者だからか、過剰なエロ作品(アニメというよりむしろエロビデオなどに関してだと思うが)のリアリティの無さを批判している部分が笑えた。
「男性が一度に五人も十人もの女性の相手を務めたりするなんて、セックスをし過ぎるとおちんちんの先が痛くなるという絶対的なリアリティがまったく無視されている。」

「男が5人も10人もの相手をすること」より「ちんちんが痛くなることを無視している」ことにリアリティが感じられないらしい。
なるほど、前者はそれこそかつての大奥のようなものがあれば特権階級には現実的?そうでもなく、モテない男だって金があれば何とかなるが後者はどうしようもない。言われてみればリアリティないわなぁ…ってそもそも5人10人の相手が欲しいと思う人はいるだろうが、それを「同時に」って考える人がいるかどかは甚だ疑問。普通に考えたら月曜から金曜までに別の女をアサインして土日休憩くらいまでだろう。それを2週間で上限10人。そんな人なら確かにいそうな気がする。

2011年8月26日金曜日

速読法について

速読出来るようになりたくて、速読の本を今までに3冊読んだ。今後も読もうと思っている。
ただ、本を読むためのノウハウを本で得るのは何か違うんじゃないか?という疑問は自分の中に芽生えつつあるのだが。

さて、速読にも色々あるみたいで、パラ見して、キーワードを拾っていく方法。ページ全体を見るような感じで頭に入れる方法みたいに。
前者をするために必要なのは語彙。結局読んでたらそうなるんじゃないか?って気がしないでもない。
後者の場合画像解析能力?とでも言うのかな?最近こっちの練習をしていて、本を離して全体が見える程度、やや目は動かすけど、行を追うっていう感じより中心に視点を合わせると周囲が見えないので、それを見るように右上から右下、真中上下、左上から左下に確認できる程度に目を動かす。

面白いもので、これに気を付けながら本を読んでいると、最初の数ページは目が大きく動くが徐々にえ目の動きが少なくてもページ全体が見えるようになる。人によると思うが、僕の場合調子がいいと5ページくらい読み進めるとちょっとの目の動きでページ全体が把握できるように見えてくる。そうすると1ページ5秒もあれば読めそうな感じになるのだ。
そう、目は5秒もあればページ全体の文字を脳に伝達してくれる。

ただ、今目下の悩みは、この5秒でページ全体の文字を送ってくれても脳が処理しきれない事を実感してしまっていることだ。「脳がNo」って言ってる感じ。
脳が処理できるスピードに落として文字を転送すると、結局普通読みくらいの時間になるっていう何とも歯がゆい状態。

結局練習するしかなくて、どうやって練習するかといえば沢山本を読む。沢山本を読めば経験が積まれ本を読む速度は上がる。
ってことは、速読の本を読まなくても、普通に本を読んでれば良かったんじゃないか?と思う。
だが、沢山の本を読むのには時間がかかる。時間は一番貴重なリソース。だからやっぱり速読能力は欲しい。
もうどうでもいいパラドックスに陥っている気がする。

さて、昨日読んだ速読の本によると右脳は左脳の10万倍の処理能力があるとか。だから右脳を使えるようになる事が速読において大事だと書いてあった。ではどうやって右脳を鍛えようか?
ちょっと考えたんだが、眼帯で右目を塞いで読書してみたらどうだろう?なんて今思っている。

睡眠の話の続き

睡眠時間の改善は失敗に終わったが、以前と比べてちょっと変わったことが。

実はここのところ睡眠時間が4時間前後、3時間半から4時間半くらいの場合が多いのだが、以前だとそんな睡眠時間だと次の日が辛く、1日くらいなら無理ができたけど、2日3日と続いたら自分が使い物にならなくなっていた。

しかし、最近はちょっと違っていて、昼間に眠くなったりすることはあるけど、昔ほど酷くないし、このままこんな睡眠時間を続けてたら体が慣れて昼間も眠くならないんじゃないか?と思えるほどになってきている。
ただやはり頭はボーっとした感じがある。でも、それも慣れるんじゃないか?と根拠は無いが甘く考えている。

今のところ明らかに体で困りそうなのは目。眼圧が高くなっているような感じ?特に明るいものを見た時目に光が残る。そして全体的に白くかすみがち。だから本が見えにくい。これだけは困っている。
しかし、これが何とかなれば、睡眠時間4時間くらいで体調に問題がなければ、むしろ好都合なんじゃないか?

睡眠時間の改善を図ろうと思ったのも睡眠不足は体に良くない、倒れたら大変なんていう気持ちがあったから。世の中には睡眠3時間くらいでも大丈夫な人もいるから、僕の身体がだんだんそういう人の体質になりつつあると微かに期待している。


2011年8月25日木曜日

睡眠時間改善失敗

まず、寝るという行為を優先せねばならない。
従って寝床にウォークマンと本を持って行ったことをNGとする。それが自分の反省点。
最近睡眠時間が3〜4時間とあまりヘルシーではなかったので、睡眠時間を増やす為に新宿のカプセルホテルで宿泊。
しかしだなぁ…
読み残しの本を読み終えたのは3時過ぎ。流石にもう寝るかと思いきや寝られない。これなら家に帰っても…
そして4時。突然鳴り響く女性ヴォーカルの「愛したい」だの「恋したい」だのいうパッパラパーな歌。
(なんだ?)
暫く我慢。5分ほど我慢。耐えられずに入口を開ける。すると鳴りやんだ。
(まぁ、いいか)
4時7分。再び同じ歌
(よおもまぁこんなパッパラパーな歌恥ずかしげもなく…)
また暫く待つ。で、耐えられず入口を開ける。「くるくる…バン」と開くアコーディオンな入口の音をものともせず鳴り続ける。
通路に出て音の出所を探すもよくわからん。トイレに行き戻ると鳴りやんでいた。
(まぁ、いいか)
4時14分。再び同じ歌。何で7分おきスヌーズ?
流石に耐えられず再び通路に出てどのカプセルか耳を頼りに調べる。驚いたことにお隣。
アコーディオンカーテンを「トントン」と叩くと音が鳴り続ける携帯を握りしめたままアコーディオンカーテンを開ける兄ちゃん。
「すいません。」
と電撃謝罪。
「鳴らすの止めてもらえますか。」
とだけ言って隣の自分のカプセルへ戻る。
しかし、アコーディオンカーテン叩いて気付くくらいならあのくるくるパーなアホ歌で起きるだろ…
しかし、ここで話は終わりではない。反省したのかマナーモードにした模様。だが、マナーモードってバイブレーションになるのよね。この後も7分おきに5分のバイブレーションの振動で寝られない。結局寝たのは5時過ぎ。「睡眠時間を確保するために」金払って新宿に泊まったのに家より寝られないってどうゆうことよ?
後になって思えばバイブレーションで鳴ってたってことは誰かからしつこく電話が鳴っていたのだろう。でもね、出るつもりもないなら、何故ロッカーに置いておかないのよ?
携帯には出たくないが、携帯で何かをしたいということがあったにせよ、あんな頻繁にかかってきたら何も出来んだろうに…
寝られないからつけていたテレビから流れるエロビデオ。進展がじれったくて気になって最後まで見てしまった。これも寝られなかった原因の一つであることは認めるが、前者との責任比率は8:2.
いや、しかし、カプセルなんて他の人の寝返りや鼾、放屁など聞こえる程度の防音なのに何故音が出る状態で携帯持って来るかなぁ…
因みにその時何度も聞かされた歌だが、ものの見事に忘れてる。ただ、潜在意識の中で「絶対許すまじ」になっているので再び耳にすることがあれば瞬間的に思い出し不機嫌になるだろう。あのアホ歌め

2011年8月23日火曜日

アバズレンジャー

何となく、twitterで思いついたネタ。

いまのところざっくりとしたアイディアを書いておく。

  • 戦隊もの初の全員女性。
  • 全員30過ぎ。
  • 兎に角スレた感じの女の集まり。
  • 全員喫煙者。
  • 全員中卒or高校中退(但し緑だけ有名大学卒っていうのもアリ。「おとこ喰い」にも1人高学歴いたなぁ)。
  • ピンクの手首にリストカット痕。
  • 秘密基地は「スナック やよい(仮)」。
  • 赤はママ。青がチーママ。
  • 変身すると源氏名で呼ばれる。
  • 1人の決め台詞が「アタイの財産はこのカラダさ」
  • 黄色はぽっちゃりで見た目イマイチだが固定客あり。
ちょっと煮詰めて個人でもいいから映像化したい。5人もオバハン集まるかなぁ…あと中年太りなハゲオヤジ。


本に未来は無い

僕らしからぬタイトルにしたが、悪意のあることでも無く批判でも無く。
昨年末から僕は出来るだけ本を読むようにしている。しかし中々100冊読むのは大変だ。

さて、そんな僕だが、出来るだけ読まないようにしている本がある。それが小説と本田宗一郎。
小説は文章力を養うにはいい。漫画と同様時勢を知るにもいい。だが、それなら漫画の方が、週刊漫画を週刊漫画雑誌を読んだ方がいいだろう。そんなことよりも基本的な知識を知るために本を読みたいのだ。ストーリーはいい。

で、もうひとつ、本田宗一郎、もしぼくが尊敬する人物を挙げろと言われたら出す人物。技術者として素晴らしいと思う。何よりホンダの車に乗った時、あの吹き抜けるエンジンの快感。あんな車を作る企業にした人物。こち亀の両さんがサクセスストーリーを歩んだような人物。技術に真摯でありつつ、儲けた金でしっかり遊んでる(当然自腹で)。どうしたって僕の性格では憧れてしまうし、20代の頃にも何冊か読んだ。井深大の「わが友本田宗一郎」に書かれていたエピソードだったと思うが、本田宗一郎が死ぬ前、病院の中を奥さんにおぶられていたとき「満足だった」と言ったそうだ。一技術者としてそんな生き方が出来る事にどれほど憧れたことか。

日本で初めてリッターあたり100馬力を出したNAエンジンB16Aを初搭載したインテグラが僕の最初の愛車。その後、兄のカローラFXに乗った時期もあったが、その次、B18C-96SpecRを搭載した最初のインテグラTypeRこそ僕が2台目に自分で買った車。僕は生涯で2度車を買ったが、その2台共がインテグラ。因みに最初のインテグラは14万Km、インテグラTypeRは9万7千km走行している。
※まぁ今免許は無いが…

というわけで本田宗一郎、企業としてのホンダが好きな僕だが、本田宗一郎関係の本は読まないようにしていた。何故かといえば、好きな事に偏ればそればかりになるから。いい歳なんだから好きでもないようなこと(経済とかね)も知らなきゃいけない。だから、本田宗一郎というド真中は避けてた。

※同様な理由で技術書も


でもね、息抜きってかたまたま本屋に平積みされてたからうっかり買っちゃったの。

表紙はマクラーレンのF1マシンに座る本田宗一郎が笑っている写真。この写真、好きだなぁ。

改めて読んでみると、やはり素晴らしい人物だ。本に載る時だから美化されてたり、それなりのバイアスはかかってると思うけど、時系列のエピソードは誤魔化しようもないし、結果としてホンダがバイクのレースやF1で素晴らしい記録を作った事は事実だ。

えらい前フリが長くなってしまったが(だからこそ本田宗一郎の本は避けてたわけだが)、この本の中に非常に面白い一節がある。
「本というものには過去のものしか書かれていない。」
この文を読んだ時目から鱗が落ちた思いだ。確かに。既に技術が確立されたものをぼくらは本で読んでいる。ともすればその知識に精通した人に聞けば事足りるわけだ。今なら尚の事。まず検索すればいいし、それで出てこなきゃblogやtwitterで疑問を書けばコメントが貰える(可能性がある)。
更にtwitterなら即時性がある。隣のエキスパートに聞くのに近い効用があるのだ。

ともすれば、エキスパートに気軽に聞ける環境があるのに、わざわざ本を読む必要があるのか?と言われたら確かに「本を読む」ということに懐疑的にならざるを得ない。
何よりも本に書かれている事は既に確立された技術。技術者なら自分で新しいものを産み出したいという欲求もある。
「本に書かれているものを作る」のではなく「本に書かれるものを作る」という気概はカッコイイ。



まぁこの辺はさだまさしの歌に「地図にない街を探したきゃ始めに地図が必要」なんて一節があるが、これと同じで、結局既に確立されているものかどうかの検証の為にも文献は必要になるのだが。
因みに、僕はこの言葉に感銘を覚えつつも、本によって知識をより深く覚える事は大切であると思っている。温故知新という言葉もある。



更に驚くべきが「覚えるのはコンピュータでよい」と語っていること。大正生まれがそこまで言えるのってメチャクチャカッコイイ。全くその通りなのだ。前述の本の話が1959年、この話が1982年。どちらにも通ずるものがあって、ブレてない。そう、機械に出来る事は機械にやらせておけばいい。人には人の領域がある。因みにこの話ではカンニングにも触れており、「カンニングできるんならしちゃえばいい」って話をしている。この辺の考え方ってホリエモンにも近いものがあるような気がする。

震災で忘れ去られてしまった感もあるが、今年はインターネットでカンニングした事件も話題になった。
「コンピュータで覚えればいい」
「カンニングしちゃえばいい」
受験はともかく今はそういう時代だ。
折角記憶という行為をIT技術が肩代わりしてくれる時代なんだから別の事に力を注げばいい。それはより洗練された技術を習得することでもいいし、自分のプライベートな時間を充実させることでもいい。

少々大袈裟に書いてしまったが、だからって僕も今後読書しなくなるなんて事は無いし、広い知識を得るために本を読むことはする。そして本ならではの即時性っていうものもある。
だが、先進的な考えを持てる人というのはいつの時代にもいて、そういう人の考えは数十年後の時代であってもマッチするんだなぁと感心した次第。

2011年8月22日月曜日

BBQ->Live@横浜

旅行から帰ってきてからロクに寝てない。いや、正しくは寝台列車の時からロクに寝てない。毎日3~4時間くらいかな?これが後の不幸を呼ぶ。

連休最終日の今日は夕方から手嶌葵のコンサート。場所は神奈川県立音楽堂。そして朝から昼にかけてはBBQ。場所は横浜市のこども自然公園。

先の通り寝不足なのに頑張って7時起床。頭クラクラ外は雨。「雨天決行?」疑問に思い問いかけてみても返答無し。「まぁ、行くか」ってな感じで出発。

飲み物は各自持参とのことだったので、コイツを持っていく。
��������� on Twitpic
何故買ったのか記憶が無いPeerless Glen Grant 1972/38yo 。多分熟成年数と色を見て、「多分綺麗なシェリー」と思ったのだろう。その通り、シェリーだが濃いシェリーのような癖も無く、アフターで甘さが残るいいタイプ。但し流石長熟。開封したてはまだまだ固かった。今日の為に1週間くらい前に開封しておくべきだった。そうすればもっと口当たりが柔らかくなって味も丸くなっただろう。
でもまぁ、BBQにこれくらいの酒を持って行ってハイボールにしちゃう贅沢さも面白い。

BBQは総勢15人くらいいたのかな?子供が6人。久しぶりに子供を何人も交代で肩車したりして、子供好きをアピール。明日辺り「ちんは意外といい人」なんて噂がたっているやもしれぬ。

その後コンサートへ。

で、寝てない癖にあんなの飲んだりするから…コンサートがね…
コンサート会場には開演10分くらい前に到着。座席は決まっているから慌てて開場時間に来る必要などない。丁度いいくらいの時間。

で、昨日新宿で受け取ったチケットの座席番号を見てみると…4列目のほぼ真ん中。
席にランク付があったらSSくらいの場所だね。多分。ラッキー。そう、ラッキーなのである…本来は。

だが、「睡眠不足&酒飲んでる&座る」となればどう考えたって寝てしまう。曲の途中何度も寝てしまう。流石に熟睡はしないが寝てしまう。
疲労に勝てぬ体力の衰えは我が身のこととはいえ、この腹立たしさ…以前同じようなことがあった。名古屋ブルーノートのマイクスターン公演の時も同じように寝てしまったのだ。あの時も物凄く悔しかった。あの時も後ろの方とはいえステージ真正面の良い席だった。
何故良い座席の時には体調が悪い?

それはともかく、コンサート。曲目はほぼニコファーレの時と同じ。映画「コクリコ坂から」の曲を中心に。但し今回はそれ以外に「The Rose」「やさしさに包まれたなら」「上を向いて歩こう」などが追加されている。
初めて手嶌葵の「The Rose」を生で聴けたのに…ちょっと寝ちゃった。

そういえばMCで、被災地へ行って歌った時の話をしていた。被災地の学校で映画を上映して、ゲストとして歌ったとか。その後、学校の生徒から手紙をもらったという話なのだが、話の途中で感極まったのか泣きだしてしまい、最後まで話が出来なくなっていた。やはり実際に被害にあった場所を生で見て、被害を受けた人とふれあうと強く思うものがあるのだろう。野次馬でなく、見られるものなら見ておいた方が良いかもと考えさせられた。

会場には子供連れ、それも小さい子供を連れていたお客さんもいたようで、MCの時に泣きだしたりしていた。その都度声をかけたりしていて、微笑ましい。ただ、アンコールの時に子供が泣き出した声を聞いて
「もう少しだからね」
というのはどうかと思ったがw
事実なんだけど、聴きにきているファンは「終わる」という現実を余り意識したくないものだと思うけどなぁ…少なくとも僕はそうだ。
とはいえ客の子供に気を遣って声をかけてあげられる歌手でいるのは素晴らしい。出来ればそのままでいて欲しいと思うが、もし今後オリコン1位とか取っちゃったらそんな感じではやってられなくなるんだろうなぁ。


冊子と団扇は全員プレゼントだったみたい。


2011年8月20日土曜日

旅行先での飲食

酒が主目的でなし、まぁ何気に飲みに行っただけだから。でも飲みに行ったのでそんな話も。

旅行1日目。
岐阜の炉端屋に「天然鱧」なんてのぼりが立ってて入りたくなる気持ちをグッと抑えて他を見て回る。初めて金津園を歩いて回ったが、看板の電気が消えていてイマイチ活気が無い。夜は企業の電力消費が減るからいいだろうに…
で、そんな風に岐阜駅周辺を見て回ってから先の鱧のある店の暖簾をくぐると
「すいません。今日はもう終わりました」
とのこと。狂いそうになる気持ちを抱えて立ち飲みに入ってどて焼とホッピー。

二日目。
前日鱧が食べられなかったことが心残り。「京都なら鱧食べれる」なんてtweetしたりして京都に期待。
そんな中、大阪の知人が食事に誘ってくれたので。千林大宮のイタリアン。
以前にも同じ人に連れて行ってもらったことがあるから2度目。この店はワインと料理を合わせて出してくれるタイプの店。料理の数だけワインが出る。
黒板を見ると「鱧」の文字。
「僕、鱧の落としが好物なんです。」
と言うと、その後出てきた皿には鱧と梅肉ソースが。感謝。
しかしこの店で一番感動したのは鱸。天然ものを焼いた上にアンチョビバター。激ウマ。大はしゃぎ。
勿論それ以外に出てきたものも美味かった。いやはや充実。まぁ、当然、5桁。

三日目。
岡山。繁華街とか色々回って、悩んで、辿り着いたのが「日本海庄や」…誤解なきように言っておくと僕はちょくちょく一人で庄やに行く。庄やの活き鯵大好きである。しかし、瀬戸内海に面した土地で「日本海」を冠する店に観光客が行くのは如何なものか?と自問自答。しかし、鰹が美味かったので満足。その後アメリカンなバーへ行きウィスキーをロックで3杯(4杯かも)。
若いバーテンと話してみると出身は兵庫、学校が岡山な大学生で、地元での就職も決まっているらしい。ただちょっと違うのはもうすぐ子供が生まれるとか。まぁ出来ちゃった&学生結婚を控えているらしい。
で、そんなわけで金がいるからバイトは休めない。出産に立ち会えるかどうか気にしているようだった。
学生結婚は大変だと思うけど、彼は今のぼくくらいの歳になれば子供の世話から解放されるんだよね。そうすればまだ十分若いうちに奥さんと色々できる。それもいいんじゃないかと。

四日目。
高知。居酒屋で食事。本場の鰹のタタキに期待をするも、本格的に藁で炙ったためか中まで温い。前日庄やで食べた鰹の方が美味く感じる。まぁたまたまかもしれないので、また今度高知へ行く機会があれば再挑戦。塩タタキにしたけど、普通のタタキ&ポン酢が自分の味覚には正解だったのかもしれない。
高知では2軒バーへ行った。
1軒目は普通のバー。マスターがワイルドターキー好きらしく、17/15 Tribute/14 Master Distiller/15 American Spirit/14 Tradition全て持っているらしい。ただ、開ける機会を考えているとのこと。「酒なんて一期一会、飲みたい人がいる時に開けちゃうのがいいですよ」なんて初めての店では言い辛いから黙ってた。ジントニックを頼んだら銅製マグカップで出てきて、「こういうのもいいよなぁ」と思った。そういえば僕が普段行く店でマグで出してくれるところはない。
2軒目は2人のバーテンさんがいて二人とも女性。ブルドックとか頼んで、両隣のお客さんと四方山話。チェックして出がけに隣に座っていた女性が、
「鼻の大きさでしょ~」
なんて話をしていたので、
「銀座のホステスは手首で判断するらしいですよ」
と以前読んだ性に関する雑談本で得た知識を披露。
隣の男性が妙に納得していた。顔を見なかったが鼻が小さく手首がゴツかったのかもしれない。

飲みに行くと地方色というのはやはりある。基本的に大都市と違って豊富な品揃えの店は無い。時々おかしな店はあるが…
なまじっか知識があるとある意味試されてるみたいで悩む。だけど、バーにそぐわない居酒屋テイストにも思える雰囲気の中「この空間を楽しもう」という気持ちがあれば楽しく酒が飲める。今回飲み屋で話した人たちは恐らく生涯で2度と言葉を交わすことは無いだろう。だが、そんな人たちと僅かな時間を楽しく過ごすことが出来るのが飲み屋の魅力でもある。

あのねーちゃん、今日も客の手首を見ているのだろうか?

2011年8月18日木曜日

2011年夏旅行5日目

昨晩ぶっ倒れるように寝てしまいよく確認していなかったんだけど、泊まった宿はカミソリ別料金だったらしい。金額そのものは大したことないけど、フロントまで行くのが面倒くさい。結局歯を磨くことは出来たけど、前日のアメニティグッズトラブルもあって二日間髭を剃れなかった。

さて、4日目の出来事だけど、リュックの紐が切れた。片方しか肩にかけられない。
そうなってしまった、荷物が重くなってしまった原因はノートPC+10インチタブレットという2つ持ち歩かなくていいようなものを入れていたことが大きいだろう。なんせ着替えはTシャツばかりだったのだから。
というわけでチェックアウト後最初に向かったのが郵便局。ゆうパックの箱を買ってその場で家へ洗濯物やら読み終わった本やらを送る。だが、ノートPCとタブレットは入ったまま。まぁ送るのはちょっと不安だし。

 とにかくアンパンマンが多い。特急はアンパンマンが描かれている。地元押しはわかるんだけど、それなら五代陽子をだなぁ…

そんなことはともかく今日の青春18きっぷでの移動は高知から高松まで。昨日と違い移動時間が1時間ほど短く済んだ。特急待ち、乗換待ち共に昨日より少なかったから。
ただ、高松到着は15時半頃。この旅の目的である寝台特急「サンライズ瀬戸」の発車時刻は21:26。6時間あまりどうしようか?一瞬愛媛まで行って4県制覇も考えたが、青春18きっぷだとキツそうだ。

で、何気に栗林公園に行ってみた。
今回初めての私鉄(だよね?)で移動。

なんか今回の旅行で初めての観光のような気がする。

で、猛烈に悔しいんだけど、この庭園を初めて見たときの美しさ、その感動をぼくの写真の腕では伝えられない。「コンデジじゃぁね」って言い訳をしたくもなるけど、それだけじゃない。明らかな経験不足を痛感…ってかコンデジで昼間の写真なのにISO-400ばっかってなんでよ…絶対設定間違えてる気がする…

しかし、こういう庭園ってのは「作られた自然」なわけなのに、何故にこうも素晴らしいのか。「昔の人は自然をよく理解していたんだなぁ」と思わずにはいられない。
技術も芸術も常に進化し続けてるものだと思うけど、もし今の芸術家、園芸家がこういうものを作ったらもっと現代人の感性にマッチしたものが出来るのだろうか?という疑問も湧く。

ここでちょっとしたトラブル。カメラの電池がいきなり1目盛まで下がった。非常にやばい。今日で最後なのに…あとちょっとなのに…

さて、栗林公園を後にして、それでもまだ3時間ほど時間がある。うどんを食べるにしたってそれでも時間は余る。そこで振り返ってみると2日間髭を剃っていない。という訳でサウナへ。

2時間弱だらだら~っとサウナに入ったり出たりして高松駅へ移動。

ようやく5日間かけて、今回の旅のメインの目的サンライズ瀬戸とご対面。
 なんかのっぺりとした印象。昔で言うとブルートレインになるんだろうか?
2階建ての列車だけど、部屋の入口のところなら立つことが出来る程度の高さは確保されている。
尤も今もそうだけど、個室に入ったらベッドに座ってればいいんだから窓側の天井が低いことは気にならないけど。

 ベッドは僕の身長(173cm)なら十分なサイズ。足下の幅がやや狭いのが心許ないか?
部屋のサイズは1.5畳くらい?でも一晩なら問題ない。

外から部屋を撮ってみた。2階のお部屋。

今まさにこのエントリをサンライズ瀬戸で書いてるんだけど、ベッドの上でパン一で胡座かいてる。検札は終わったから、もう車掌さんが来ることもない。全裸で寝ても問題ないだろう。

しかしくつろげるわ。今度サンライズ瀬戸・出雲を使って往復を寝台特急、高松と出雲の間の移動を青春18きっぷっていう旅もしてみたい。それなら九州も回れるなぁ

2011年夏旅行4日目

うっかり飲みに行って宿にもどったらそのままベッドにバタンQ。年齢を感じるひととき。
そんなわけで今更投稿。


4日目の朝はちょっとしたトラブルから。昨晩から気付いていたのだが、ホテルにアメニティグッズ。歯ブラシやらひげそりがない。
チェックアウトの時フロントを見れば「ご自由にお取りください」の但し書きと共にひげそりとくしが置いてある。
「あ、取ってかなきゃいけなかったんですね。」
と話をすると、歯ブラシは部屋の机の上にあるとのこと。いや、無かったの。インターネットで格安で取った部屋だからかと思ったらそうでもなかった。



で、結局お詫びにハンカチをもらった。うぅん…次から気をつけてもらえればそれでいいだけのことなんだが。



さて、四国へ移動。瀬戸大橋を渡る。電車はこれ。
瀬戸大橋の写真も色々撮ったけど中々いい感じの写真を撮るのは難しい。「大橋」って付くだけあってかなりの長距離ね。でもトンネル抜けたら瀬戸大橋って感じで、いきなり入るのには面食らった。心の準備というか、ねぇ。

で、高松到着。
親切な青鬼のお出迎え。しかし、石だから色はわからず。


ここから高知へ向かう。

電車は通過待ちが多く、乗換も45分待ちが2回。6時間近くかけて移動したけど、実質移動時間は3時間くらいじゃなかろうか?
香川→徳島→高知と移動するわけだけど、電車の窓から見ていて思ったのは、川が多い。山間の中だから当然水は綺麗。四国渓流釣り行脚とか出来そうよね。
土佐北川っていう駅で特急通過待ちの時に、駅の通路から川が見えたので魚を探すと、泳いでる。望遠で撮影した写真と動画。



土佐到着。当然のごとく龍馬。そして観光名所と思われるはりまや橋。商店街に何故かフクちゃん?

土佐と言えば鰹。居酒屋に入って鰹の塩タタキを注文。それに土佐の焼酎ダバダ火振。土佐観光無事終了。

ところで、高知の有名人といえば坂本龍馬、やなせたかし。それらの人たちは確かに至るところで見受けられた(やなせ氏はアンパンマンという作品でだが)。が、しかし、肝心な有名人の足跡がどこでも見受けられない。そう、五代陽子。龍馬なんてもう百年以上前の人だ。それをもてはやすくらいなら25年ほど前一大ブームを巻き起こした人の、せめて等身大パネルや顔抜き写真パネルくらいあってもいいんじゃないか?
駅に鉄仮面のレプリカくらいあっても…

岡山→高松 1470円
高松→高知 2660円

2011年8月17日水曜日

2011年夏旅行3日目

全然関係ないけど山下達郎って勝ち組って言葉に最もふさわしくない?僕も最新アルバム買ったけど、ああいうものを作ることが許される(いや、当然それは売り上げに反映され関係者も文句は言わないだろうが)、で、今その嫁竹内まりやの「真夜中のナイチンゲール」を聴きながらコレを書いてるけど、アレンジ、コーラス達郎でしょ。素晴らしい。

 今日のスタートは京都駅。この時点で行き先は決まっていない。


さて、京都。金閣寺と清水寺を見ようと思ってたけど、雨が降りそうだったのでやめた。


で、大阪へ移動したら雨降らないとかね。全く世の中は自分の思い通りにいかないものだ。で、昨日の京都タワーに続き、大阪のモニュメントと言えば通天閣だよね?って感じで新今宮まで行って撮ってきた。

その後岡山まで移動。
大阪駅の天井が凄く高いのが印象的。この写真では上手く出てないけど、大阪駅と京都駅の天井の高さは見る人を驚かせると思う。ただ、あえてこの写真は作り物っぽい画をチョイス
明石の海に浮かぶ船。蛸取ってるのかな?

 明石大橋(だと思う)。立派だなぁ。


 今日の目的地岡山。この土地にも思うところはあるが、まぁ随分前の思い出に引きずられるのも違う。

今日の宿。昨日と同じ金額で今日は普通に部屋が与えられる。有線LANによるインターネット無料。

岡山でどうしても我慢出来んことがあったので書く。因みに頭では納得してる。だが、僕のパッションが納得していない。

岡山の名産で「桃太郎」という葡萄がある。僕のお気に入りで大体毎年買っている。ただし、シャレにならん金額である。ぶっちゃけ2房8000円程度で購入したこともある。ただ、それでも買うのよ。他の葡萄と違うから。
でね、今日たまたま岡山のスーパーに入ったら売ってたの。桃太郎。しかも一房1580円に「半額」にステッカーが貼ってあった。
マジメに夕飯桃太郎にしようか迷ったよ…
いや、地元ってそういうものだし、そうじゃなきゃ「ここに住んでるメリットは?」ってなっちゃう。当然納得してるつもりよ。アタマではね。
冷静に考えたら、腐ろうが満足できるんだから買えばよかった…

2011年8月16日火曜日

2011年夏旅行2日目

岐阜からのスタート。
久しぶりの下呂温泉へ。岐阜から美濃太田までの間中国か韓国の若者集団が周りに。
「彼らも下呂温泉か?」
と思いきやそうではなかったみたい。代わりに(?)美濃太田から下呂までは白人青年二人組が隣。

下呂駅到着。見事に道を間違え風呂まで遠回りする羽目に。10年以上来てないもんなぁ…それ以上に記憶力が落ちてる。因みに高山本線は単線。


川には鮎釣りをする人がちらほら。そんな川の岸には温泉。昔はすっぽんぽんで入ってるオヤジとかいたけど、流石に今はダメか。

温泉名物(?)ストリップ小屋(だと思う)。今は営業しているのだろうか?昔来たときに外人の絵の看板があって、街をブロンドねーちゃんが歩いてて興奮した覚えが…


今回行ったお風呂。もう10年以上ぶり。父親が亡くなって戸籍抄本取りに来たときも寄ったんだよな。あの時は雪の中ラジアルで来て走れなくなって下呂の人にご迷惑をおかけした…
600円で風呂に入れるのでもっと気軽にこれるなら名古屋に戻ったとき来たいのだが…車さえあれば2時間くらいで来れるのにね。


 昔下呂にちょくちょく来てたときに好んで寄っていたお店。名前の通り珍しいカタチの木が店内に飾ってあったけど今はどうだろう?満員だったので断念。

最近流行のご当地サイダー。飲んでみると炭酸、砂糖とは違うケミカルな感じもする甘さの後に夏の雑草、桃のフレーバーがフィニッシュで来る。アフターはケミカルな甘さと草。イロモノ
下呂茶は普通のお茶。


高山本線の電車。 ディーゼル。単線なのですれ違いや特急通過待ちで結構止まる。駅じゃなくても止まったりする。

 車窓から隣を流れる川。水は底が見えるほど綺麗。かと思えばとても深くて底が見えないところも。そして又浅くなったり。共通してるのはどこも水が綺麗。
恐らくこの景色、ぼくが産まれる前から変わってないんだろうな。ずっと変わらなければいいけど。
僕はこういう山と川の景色が本当に好きだということを再認識。

電車の落書き。紛らわしいのがあったけど当然ぼくが書いたわけじゃない。

さて、下呂から岐阜まで戻る途中で京都に宿を取ったので、そのまま京都へ向かう。その途中大阪で食事に誘われたので、大阪まで移動。

因みに今回割愛するが、大阪での食事は素晴らしかった。特に鱸のアンチョビバターは超美味かった。今まで美味い鱸は何度も食べたが、これはそれらと比肩しうる美味さだった。

京都に到着。思いっきり勘違いしてて、ホテルは京都駅からすぐだと思ってたらとんでもない。30分ほど歩く羽目に…

じゃらんで3500円でとったホテルのベッド。部屋がアコーディオンカーテンで近隣の部屋の放屁する音が聞こえてくるのが難点。まあ立派なカプセルホテルだと思えばいい感じ。

今日の旅費は
岐阜→下呂 1620円
下呂→大阪 4310円
大阪→京都 540円
計 6470円
昨日と合わせてもう元がとれた。

そういえば今日は朝から大阪行くまで、何人も18きっぷの人を見た。皆使ってるなぁ。そろそろICカード対応してもらえると嬉しいんだけど。


2011年8月15日月曜日

2011年夏旅行1日目

昨晩というか昨日、日頃の疲れからか夕方に昼寝して起きたら午前1時半。結局そのまま起き続け朝5時半過ぎに出発。
青春18きっぷルートとしては
松戸-(常磐線快速)→上野-(京浜東北線)→神田-(中央線快速)→高尾-(中央本線)→甲府-(中央本線乗換)→岡谷-(飯田線)→豊橋-(東海道線快速)→名古屋-(東海道線快速乗換)→岐阜。
途中駅から出たのは岡谷と名古屋だけ。当初飯田でも降りようと思ったけど、丁度雨が降っていたので断念。
どれだけの駅で止まったのかはわからないけど、飯田線が90駅以上あるから今日だけで軽く100駅以上止まったことになる。凄いね。

岡谷駅。ここまでで既に5時間以上かかってるけど、飯田線に乗る時間より短い。
駅前のデパート(?)は2階へのエスカレーターが閉ざされる程度の過疎化

半日お世話になった飯田線の列車。直角シートに6時間は中々キツい。 

 飯田線ではすぐ隣に草木があるところも。当然窓に当ってペチペチ言ってる。

飯田線の駅は大体こんな感じ。
こんな景色をずっと見て豊川まで来ると随分都会に来たと錯覚してしまうが、豊川も一般的に見ればきっと田舎。

天竜峡ライン下りの人形。デパートのマネキンっぽい。 

天竜川 

 愛知・長野・静岡の三県の境目。小和田。

やっと愛知県。

まぁとにかく驚いたのは路線情報で見ると岡谷→豊橋って塩尻経由で中央線使って金山まで出て東海道線に乗り換えた方が早く着けるってこと。飯田線は1本なのにね。

因みに飯田までは以前車で行ったことがある。名古屋から高速使って多分2時間もあれば着く。そんな場所なのに名古屋から電車で行くととんでもなく時間がかかる。
せめて中津川まで電車が走ればいいのに…赤字になるんだろうな。

因みに今日乗った分、途中で降りてなくても8510円かかるらしい。
初日から幸先良いってか明日で元取れる気がする。