2012年1月29日日曜日

お店にて、ちょっと気を利かせてほしいと思ったり

昼にドトールに行ったんだけど、その店はレジのある階の上の階が喫煙、下の階に禁煙の席がある。レジのある階に席はない。
で、僕が店に入ったときにはレジにお客さんがいたから当然待ってるわけね。暫くして僕の順。待った時間は1分くらいか。
そしてこんなやりとり
「店内でお召し上がりですか?」
「はい」
「ただ今喫煙禁煙とも込み合っておりますが、席の確認はされましたか?」
「いえ」
で、気になって聞いてみた
「もしかして自分で座席空いてるの確認してから注文せにゃならんの?」
「はい」
ちょいと唖然とした。まず、客に階段移動を要求することもそうなんだが(店内に監視カメラくらいあるだろうに)、それを自分の注文の段になって言われたことだ。
店内に入ってきたときに、一言声をかけてくれればよかったんじゃないのか?呆れてしまい
「ではいいです」
と店を後にした。

その後一人カラオケ屋。
ここでも前にお客さんがいたので暫し待つ。そして自分の番になったら
「ただ今50分待ちとなっておりますがよろしいですか?」
流石に一人でそれだけ待つのは嫌だ。ここでは流石に
「そういうことは、待ってる間に言ってくれればいいんじゃないですか?」
と店員さんに一言。

店側にも事情はあると思うんだけど、マニュアル化されすぎてるんじゃないかな?と思ってしまった。
前のお客さんのレジやってる間に他の店員が「お待ちのお客様…」って説明するようにするのはそうも難しいことなんだろうか?

BAR飲み派として

考えてみたらカクテルの金額は余り気にしたことがない。
僕の中にあるバーでの金額基準は「カシスソーダは800円」というものくらいだ。

先日「お高い」というバーの前まで行き、貼られている料金表を見て、「これくらいだと高いのかな?」と思ったんだけど、それから気になって普段行く店がカクテルを幾らくらいで出しているのか調べてみたんだが…結局わからなかった。
Web上のメニューで金額書いてる店がないのだ(更にはウェブサイトにはメニューのない店とか)。食べログ見ても載ってない。
1軒だけ「カクテル 1000~」と書いてあったけど。

普段飲みに行くような店だと、カクテルにせよ他の酒にせよメニューも見てないし、金額も聞かない(ウィスキーはボトルに金額が書いてある場合があるから見る)。普段の支払金額が大体わかってるから、金額見る必要がないのね。値の張るようなものを飲むときは一言あるし。
でも、もしかしたら相場より多く払ってたかもしれない。チト気になった。

「これは今度ちょっとメニュー見て金額とか確認しておいたほうがいいかも」
と、思ったんだけど、多分どっかの店ではメニューを希望すると
「うちメニューないですよ」
って言われるような気がする。

まぁバーに求めるものは非日常空間。払える範囲内なら、金額なんて一気に日常に引き戻されるようなものは気にしないほうがいいんだろうなぁ。

20代の頃
「今日3000円しかないから、そこまで行ったらチェックして」
なんて言って飲んだことをふと思い出した。
# その時どう考えても3000円以上飲ませてくれたバーテンには感謝している

ハイフラ

そういえば最近ハイフラウィンカー(高速カチカチ)な車見ないな。
ナンバーの前に不思議な透明プレート(オービス対策)も見なくなったけど、こっちは法規制が入ったからだよね。
ハイフラも法規制されたのかな?

こうやってどんどんお洒落ドライバーのマストアイテムが消えてゆく

2012年1月27日金曜日

神田、一人カラオケ ワンカラ

行ってきた。
神田に出来た一人カラオケ専門店。

以前上野の一人焼肉の事を書いたことがあるけど
ちんぶろぐ: 上野一人焼肉
なんか一人用の店好きみたいでなんだかなぁ…

さて、店内は一人用の個室に仕切られている。そしてヘッドフォンをしながら歌う。ヘッドフォンは有料貸出。確かオーディオテクニカのATH-T300。僕はとりあえず借りてみたけど、これを使ったのは1曲だけ。他は自分のSONY MDR-EX800STを使った。一応スタジオモニターヘッドフォンだから、こういう時に丁度いいという判断(まぁ実際のところ音が気に入ってるからだけど)。
部屋のヘッドフォンアンプは多分オーディオテクニカのAT-HA2。Φ3.5mm×2の出力だから、携帯オーディオプレーヤーに使ってるヘッドフォンがそのまま使える。
というわけで普段ヘッドフォンを持ち歩いている人はそれを使ったほうがいいでしょうね。聞きなれた音でカラオケ出来るし、300円払わなくて済むし。
因みにミキサーが用意されているので、音のバランスを自分好みに変更することも出来る。これは普通のカラオケよりいいところかな。

装置はDAMとJOYSOUNDを選べる。僕が行ったときはJOYSOUNDだと15分待ちと言われたのでDAMにした。出来れば複数会社から選べると嬉しいけど。

料金は夜だと一時間1100円。ドリンクバー付。入会金は200円。中々微妙な価格だ。一人専用という一人で気兼ねせずにカラオケ出来る良さをどう取るかで判断が分かれそう。

さて、会員制で、最初に行くと会員カードを作らなきゃならないんだけど、この会員証を作るとき住所氏名生年月日電話番号を入力して身分証明書のコピーまで取られる。
最近法改正でインターネットを使用する場合に身分証明書が必要になったことは知ってたけど、通信カラオケでここまでする必要あるのかなぁ?普通のカラオケボックスで身分証明書出せって言われたこと無いけど。

なお、店内は写真撮影禁止。自分が歌ってる姿も勿論撮影禁止みたい。


こう書いてみるとかなり微妙な感じの店に思えるかもしれないけど、僕は又行くつもり。
元々歌は上手くないですよ。でもね、下手になってるの実感してちょっと凹んだから。

僕のグーグルマップ

以前自分が行ったことのある店のマップを作ったことがあったんだけど、それの更新をすっかり忘れていた。

より大きな地図で 行った事のある飲み屋&食い物屋 を表示

北海道から大阪まで。去年の夏に四国へ旅したけど、その時の店とか覚えてないし…
また忘れてしまうかもしれないけど、これからも色々な店へ行く。多分行く。その思い出を追加して日本全国をマークだらけに出来たらいいけど。

とりあえず、今の目標は九州。

2012年1月25日水曜日

プリプリとプリブリ

プリプリ再結成である。そのニュースは以前に聞いたが、そのライヴにTMNと米米が参加するらしい。
大人になって冷静に聴けるようになったとはいえ、未だTMN、TM Networkが好きであることは否定できない。ともすればライヴに行ってみたくなる。

実はプリプリのライヴには一度行ったことがある。19歳の時、既に辞めていた会社の同僚に誘われ名古屋レインボーホールへ。
会場の熱気は今まで僕が行ったライヴの中では最高(そりゃ普段は最後まで座って聴くようなのばっかだからねぇ)。隣のねーちゃんの胸に腕が触っても気にされない。喜んで手を広げるよね。

今更そんな性的サプライズを期待しちゃいないが、浪漫飛行聴いてみたいし、Self Controlとか聴いてみたい。いや、ResistanceとかHere There Everywhereあたりならもっといいが。

ところで、先日酔った勢いで本人不在の場所で僕が「プリズンブレイク」とアダ名を付けた人がいる。とある受刑者に似ているからそう名付けたのだが。
今頃「プリブリ」と呼ばれていそうで気になる。
こういう時名付けた者は損だ。聞いた方も笑っていて、納得しているから受け入れるのに、言い出した奴が一番の悪になる。
今頃「プリブリ」と呼ばれていて、本人の耳に入っても
「いやぁ、安藤さんが」
と言われたら罪は100%僕なのだ。
世の中納得行かないことが多い。

フルールの天気予報

何気なく思いだして、インターネット上の動画サイトを検索してみたら、フルヴァージョンの動画が出てきた。
全くもって感謝感激雨霰である。

歌詞、覚えてると思ってたのに案外間違ってたなぁ~。ショック。

「フルール」というと、中学生か高校生の時、音楽室かどこか忘れたけど、兎に角授業で自分の教室以外へ移動して座った机に
「フルールちゃん」
と書かれてフルールちゃんの絵が描いてあるのを見て、授業中笑いを堪えるのが大変だった事を今でも思い出す。
やはり記憶は連鎖しているなぁ。

今年は本書きます

まぁtwitterでバラされたし、自分でも言ってるし。
思い返せば年末。
「書きたい人いませんか」
に何を思ったか手を挙げた。

手を挙げた理由の一つは勉強するように自分を追い込むため。もう一つの理由は今まで他人の書いた文章をチェックして色々言ったりしてたけど、自分がチェックされる側になったことがない。自分がチェックされる側に回っておけば今後同様な作業をする時著者の気持ちを考えれるようになるから。
勿論技術者として、こういう足跡を残せるチャンスっていうのが嬉しいから飛びついたというのもあるけど。

とはいえ、こういうところに書いた以上ケツまくるわけにはいかないから、自分を更に追い込むには丁度いい…かなぁ…

本の内容はプログラミング、C++に関するもの。

そんな訳で読書ペースが落ちる今日この頃。
年末からの体調異変もこれのプレッシャーが大きかったからかも。

完璧な歌詞は詩である

年明けから読書ペースが落ちててまだ4冊しか読んでいない。
まぁとある理由で読書以外の本を読んでいるわけだが…

さて、今日読んでいたこの本


に目から鱗なことが書いてあった。

僕は今まで、歌の中に「ラララ」とか「アー」とか「ウー」とか入ってると
「あぁ、言葉浮かばんかったんだなぁ、語彙の無い作詞家」
と思っていたけど、そうじゃない。
歌、歌謡曲(演歌のみならず大衆に愛される所謂J-POPなども含む)は詩と曲が補完し合って出来る。だからどちらかだけで完結していると相手の入り込む余地がない。
要するにスキの無い完成した歌詞は詩だよねと。
なるほど。確かに。

納得しつつ脳裏に最初に浮かんだ曲は福山雅治の「桜坂」。
うぅん…あの日本語タイトル、あの柔らかい日本語の間の「Woo Yeah」はこの本を読んで目から鱗が落ちた後でも納得できないなぁ。

歌謡曲好きな僕より上の世代の人が読んだら面白い本だと思うので、本屋で見かけたら手にとってちょっと立ち読みして、面白そうだと思ったら買って読んでみて欲しいです。

2012年1月23日月曜日

80年代アイドルアゲイン

Amazonでうっかりチェックしたのがいけなかったのだろう。
オススメのメールを色々送ってくる。普段は無視するんだが、気が緩む時がある。
南野陽子は「デジタルリマスター」という言葉に惹かれて。姫乃樹リカはお薦めリストで見たジャケット写真が可愛かったのでジャケ買い。スターボーはそろそろ買っておこうかと。しかし…スターボーの写真こそデジタルリマスターしろよ…



このCD3枚を買う前に買ったのは

篠原ともえの久しぶりの新譜。作詞作曲打込ジャケットデザインが本人。がんばってるなぁ。


天才少年ピアニスト(らしい)。つい魔がさして…
10歳でこれだけ弾けたら素晴らしいんだろうけど、誰が弾いてるか知らずにこの演奏を聴いた時に果たして凄いと思うだろうか?僕には思えなかった。

で、これらを買った後に80年代アイドルに戻る。まぁ定期的に戻るのでこの後又別の方向へ行くんだろうけど。
キャンセルしちゃった西村知美、買っておくべきだったかなぁ…

Electrical massage

ちょっと気になることがあったので土曜の夜、二日酔いの身体に二次会まで酒を追加補充し神楽坂へ飲みに行く。
まぁちょっと気になることがあったから30分くらい話をして終電までに帰るつもりだったんだけど…

「気になること」は店に入って20分くらい後に解消。何の話をしたわけでもないが、まぁ、気にする必要はなさそうだった。
そんなわけで隣にいたお客さんと話をした。その方は神楽坂でフレンチのお店を出しているということなので色々聞いてみた。
食材で気になったのは「短角牛」。和牛というと霜降でより白っぽいのが高級。歳も歳だしそういうのより赤身の方が好きになってきている。今まで食べた中で「美味い!」と思ったのはやはりそういう肉だったし(多分三田のシャトーブリアン)。そりゃ飛騨や大田原の霜降は美味いと思ったけど、それなりの価格だし…
そんな訳で色々話を聞かせてもらって参考になった。今度ガラで出汁を取る時は火をもっと弱くしようとか思ったり。

で、そのシェフの方がぼくより少し下だったんだけど、本音で話をするタイプ。言ってることは間違ってないし、ものすご~くよくわかる。僕も以前はそうだった。でも
「40過ぎて体力衰えると、面倒臭くなっちゃうんですよ」
この一言。出しちゃいかんかったような気もするなぁ。老いを出すのも間違ってる。そもそも今の平均寿命から考えてもまだ半分行ってないし。

達観したような、半ば諦めたような発言をしつつも、実はまだ一花咲かせることを諦めていないような、そんな人生半ば。

コスプレ串揚げ&メイドバー

先週木金。イロモノ系2発。

木曜日。
コスプレ串揚げは店の前を通った時偶然店から顔を出したねーちゃんに呼び止められて入る。運命の引力。店員の女の子が短パンで上着の前を空けてブラじゃないなんか巻いてるのが見える以外は至って普通。料理も価格も普通。

金曜日。
事の発端は去年。
「ぼくも一度くらいメイドバーに行ってキザっぽく飲みたい」
という発言から。
メイドバーというものだから秋葉原かと思ったら紹介された店は新大久保。新大久保だけど韓国テイスト無し。

「おかえりなさいませ」
そう、そうなんだよなぁ。メイドの店って「いらっしゃいませ」じゃない。自分はもとより他のお客さんが来たときにもそういうから「あぁ、この人外出してたんだ」とか勘違い。

で、紹介されたメイドバー。ちょっと酒の品揃えに気合入ってる。そりゃ他のウィスキーを揃えてるオーセンティックバーと比べたら劣るけど、メイドバーにボトラーズのモルトが入ってるだけで十分オモロイでしょ。以下飲んだ酒の一部
ここで、意外な人を見かける。モルト界では有名な人で、ウィスキーの本も出してるような人が飲んでいた。
たまたまこの店のオーナーと知り合ったから顔を出したらしい。メイドさんたちはその人がどれくらい凄い人なのかなんて知らないから、説明したらびっくりしてた。

メイドバーなんてイロモノっていえばイロモノなんだけど、非常に機嫌よく飲むことが出来たので又行く事を決意。今度プレゼントも持っていくことにした。

今年は色々試してみようかと思う。

2012年1月20日金曜日

渋谷にてヘッドフォン紛失。そして

先日渋谷へ行ったときヘッドフォン(というかカナル型はイヤホンと言うべきか?)の右側を紛失した。
紛失したヘッドフォンはUltimate EarsのTripleFi 10というモデル。僕は以前の型番から10proと呼んでいるものだ。
ケーブル交換できるヘッドフォンとういのはケーブルの断線や音質向上をケーブル交換により行うことが出来るという利点がある反面本体がケーブルから外れてしまうという欠点もある。後者に関しては僕が愛用しているもうひとつのヘッドフォン、SONYのMDR-EX800STなんかはねじ巻き式のケーブル接続になっていてそうそう外れたりしないように対処されているが。

さて、ヘッドフォンというのは片方無くしたら50%で動作するか?っていうとそういうもんでもない。実質戦力外通告で御役御免だ。しかし、4年も愛用してきた(その間に2回修理交換してもらっているが)ヘッドフォンと簡単に別れられるはずもない。なんせ高音質ケーブルをこの2ヶ月で2本買っているし。
というわけで、新たに購入することにしたのだが…時間の経過というのは恐ろしいもので、僕がこのヘッドフォンを買った時の値段は49800円だったのに、Amazonで見た最安値は15000円。1/3以下である。無くしてなくても予備で買ってしまいそうな値段だ。
あまりの低金額に躊躇せず購入してしまったのだが…何かおかしい。在庫が2個あると書かれていたから、店頭在庫ありのはず。しかし、到着予定日は1/31以降。
よく見ればどうも店舗はUSっぽい。しかし、しかしだ。Amazon.comでKindle買った時も3日もあれば着いた。Amazon.ukで腕時計を買った時も同じくらいで着いた。
何故アメリカから日本へ在庫のあるものを輸送するのに10日以上かかるのか?しかも送料は別料金で2000円支払っているのに。

きっと東海岸から船便で届くのだろうと自分の心を納得させようとしているが、どうにも納得できずにいる。
というか1/31以降に運送会社の不在票が入っていたら「なんだこれ?」と思ってしまいそうな気がする。

2012年1月19日木曜日

牛丼とカプリチョーザ

松戸駅近くに出来たこともあり、最近になって初めて「東京チカラめし」へ行ってみた。
牛(らしい)バラ肉、玉ねぎ、それと恐らく醤油・砂糖・みりん・酒あたりをブレンドしたタレ。
このタレが甘辛でご飯をかき込むのに調度良い味加減。タレだけでも飯が食えそうなのに肉も十分入ってる。そしてセットでも500円しない。

他の牛丼店でも似たような金額だけど、こんなのばかり乱立したら飯に1000円出すのアホらしいって思う人も沢山出てくるんじゃないかな?安い・早い・美味いって昔の吉野家のキャッチフレーズみたいだけど、そんな感じ。そりゃ「美味い」に対して懐疑的になる部分もあるけど金額考えたらね。

先日友人と話をしていた時に最近吉野家の味が落ちたという話題が出たので、その後気になって行ってみた。うぅん。確かに落ちてるかなぁ。次からは「つゆだく」にしようと決意した程度だけど。

なんにせよ、ぱっと思いつくだけでも「吉野家」「すき家」「松屋」「なか卯」「神戸らんぷ亭」「東京チカラめし」くらいは出てくる。毎晩違う牛丼屋にしても1週間近く回せる。特別な日は「東京牛丼」に決まり。
そりゃ食に拘らなければ牛丼屋をヘビーローテーションしても悪くないわ。

さて、牛丼とは違うが、先日絶品との噂を聞きカプリチョーザのトマトとニンニクのスパゲティを食べてみた。うん。これも確かに美味い。牛丼の話の後だとどえらく高く感じるセレブの950円だが、ニンニクたっぷりで香ばしさの中に甘みもあり(はちみつ入れてるのかな?)癖になるような味。欲を言えばパスタを変えたら更に良くなるかも?と思ったけど、又食べたくなるわ。あれは。
唯一の欠点はニンニクたっぷりなので、この後のKissを躊躇することか。それも二人で食べれば無問題だが。

で、牛丼の金額はともかく、カプリチョーザでも、僕が愛用してるサイゼリヤでも、1000円出せば十分に一食済ませられる。全部外食で一日の食費を2000円以下なんて余裕の時代なのよね。

バーとクリスタル

人間の記憶というものは何かに関連付けられて覚えていくそうだ。だから何かに関連付けられていないものは忘れやすい。逆に強烈な印象に結び付けられているものは忘れ難い。
何かを思い出した時、それを覚えた時の景色や、それを覚えた頃に印象的だった事件などが連鎖して思い出されることは誰にでもあるだろう。

さて、最近足が遠のいていたバーのバーテンさんが辞めたらしい。そんな話を聞いて家に帰ると一通の手紙。新宿高島屋がサンルイの取り扱いを2月7日で止めるそうだ。但し日本橋高島屋では継続して取り扱うとのこと。
※サンルイというのはクリスタルのブランドね

バーとクリスタル。これは非常に親密な関係である。僕が行く店でもクリスタルグラスを使っているところは多い。バーというのは特別な空間を演出するところでもある。接客はもとよりインテリア、そして客に直接接するグラス、それらに拘るのは自然だし、センスが出るところでもある。

が、しかし、僕にとってバーとクリスタルという組み合わせで思い出されるのは、最高のクリスタルグラスに気の利いた照明に特別な酒なんて組み合わせじゃないんだなぁ…
思い出すのはダメバーテン。事ある毎に「あのなぁ…」と言いたくなる彼。僕からは理解し難いセンスで店をやっていたが、それでも店をやっていた彼。
しかし、先日名古屋へ帰った時そんな彼の店が潰れていたこと知った。そして、先のバーテンとクリスタルの組み合わせで思い出しちゃったのが、ダメバーテンの店が潰れていたことである。
以前から営業してない感じだったが、この間は店に「貸店舗」と書かれた紙が貼ってあったから間違いなく閉店しただろう。

しかし人ってのは案外しぶとい。今頃もしかしたら「バカラ」とかいう店名でバックバーの真ん中に1つだけ半額セールで買ったバカラグラスを置き、客にはダイソーのグラスで酒を出す店をやっているかもしれない。

2012年1月18日水曜日

歌詞の「翼」

歌詞で時々「翼」って言葉が使われてますわね。
曲名でも

  • 翼の折れたエンジェル(中村あゆみ)
  • 翼をください(赤い鳥)
  • 見えない翼(伊藤麻衣子)

ぱっと思いつくだけでもこれくらいは出てくる。

しかし、僕は「翼」が何を指しているのかわからなかったんですよ。ちょっと前まで。
勿論歌によって指すものが違っていたりするんだろうけど、概ね「夢」を指しているんじゃないかということに昼飯食った後ぼーっとしてて気付いた。

  • 翼の折れたエンジェル→夢破れた状態
  • 翼をください→夢を叶えて
  • 見えない翼→夢に迷う

こんな感じなのかな?と。

「翼=夢(≒希望)」と考えると「空は飛べないけど翼ならあるのさ」なんて歌詞の意味もなんとなくわかる。
だけど、「君にもし翼がひとつしかなくても」はよくわからんなー。多分この歌詞は別の解釈せんといかんのだろうなーとあゆの詞の奥深さを実感したのだった。
しかし、翼って一つ二つと数えるのだろうか?

渋谷で迷う

渋谷で待ち合わせ。
兎に角あそこは難しい。いつも事前に地図を見て確認して行くことにしている。本当に指定された場所に行ける自信がない。渋谷は。

というわけで、今回のように待ち合わせがあると事前確認をしてから行くことにしているのだが…なんと今回待ち合わせ場所を勘違いしてしまった。

待ち合わせ場所は渋谷1丁目、ぼくは3丁目と勘違いしていた。
で、その後先方に連絡したのだが、渋谷って場所は慣れてないと場所の説明をしてもわからない。相手がきちんと説明できたとしてもこっちがロクに知らないと言われた場所に辿りつけない。そんな場所なのだ(ひょっとして僕だけか?)。

まぁ結局合流できたわけだが、最年長者が30分遅刻とか…イカンなぁと反省。

そういえば渋谷駅で副都心線を降りてエスカレーターに乗ってる時、前に黒いモコモコのコート風の上着に黒いフェルトっぽい生地の円柱型帽子をかぶったメーテル風のねーちゃんがいた。僕の心の中の鉄郎、そこに眠る冒険心に火が点いてしまったのかもしれない。

2012年1月15日日曜日

医者に「らしさ」を求めても

年末以来の蕁麻疹に不安を感じ、皮膚科へ行ってきたのだが…

さて、癌の名医が癌になったり、痔の名医が痔になったり、なってもおかしくないけど、聞くとちょっと納得できないというかその医者に行く気が少し減ることがある。

さて、皮膚科である。
僕の話を聞きながら右手でカルテを書きつつ左手で股間を掻いている。
そんな皮膚科だった。

2012年1月13日金曜日

美の女神よ

辛い。ただその流れに抗う。全ては自分のため。己の背負った十字架のため。

決して流されぬよう、己を見失わぬよう、目に見えた物を必死に掴みその場に留まろうとする。

まるで反骨精神剥き出しで見えない何かに逆らおうとした、若かったあの頃のようじゃないか。

「美の女神アフロディーテよ、これも貴女に魅入られた者の運命なのですね。」

仕事帰りに寄った銭湯のエステバスに入りながらアタマん中ではこんなフレーズを一生懸命考えていた。

売春と援助交際と妾

売春防止法に罰則規定が無いってのは意外だった。
※リンクはWikipedia。きっとこういう場合こちらへリンクを貼るべきなんだろうな。

ところで売春って何だろう?
対価を受け性交渉へ至る。人類史上最初の商売だというが、その当時は金ではなく食料だったと思う。

さて、金を渡せば売春になっちゃうのか?恋人同士でラブホテル。ホテル代を男が払えば売春なのか?
愛人に部屋を与え生活費を渡したら売春なのか?
それらが売春じゃないなら援助交際とは?

なんて考えてたら「不特定の相手」って書いてあったり…
では立ち戻って。夜、飲み屋で一人で飲みに来ている女性に酒を奢ってそのままホテル。ホテル代も払ったらどうなるのか?
これは不特定と判断されないのかな?
男が奢るのは普通だよね、って考えの人もいるだろうけど、
「私今日お金が足りなくて…」
なんて言われて払っちゃった場合はどうなるのかね?

更に驚いたことに、日本における売春の定義を見ると、本番以外は売春じゃないとか。因みに避妊しても本番はアウト。
余談だがこの定義から考えると避妊して性交で童貞喪失が可能と考えられる。

だったらね、それ以外のことを(当然未成年が相手じゃダメだが)させている分には金払っても問題なし?

こういうものは線引きが難しいだろうから仕方ないのかな…

で、まぁこんなことを知って疑問に思ったのがテレビ報道。
警官や教師が金を払って少女と関係を持つ。確かに普通のサラリーマンがやるよりも問題が大きく感じるのも無理は無い、けど、名前まで報道する必要ってあるのかな?
売るほうも買うほうも報道されればその後今まで通りの生活なんてできやしない。
何故売春防止法に罰則が無いか?Wikipediaに書いてある通り売春に至った者は救済を必要としている場合が多いからだろう。
未成年犯罪で実名を報道しなくても、ネットには実名や写真が流れる世の中。そうでなくても「買った」人が報道された事によって、自分が売春していたことを地元の人、知人に知られてしまって生活し辛くなった人はいるんじゃないかな

ところで…
すっかり夫への愛情が冷めた妻、時折夫に求められ身体を許す。理由は生活の為。
これって売春になるのかな?
夫婦だからセーフだろうけど、精神的には売春のような気がする。

こんな話が記念すべき1000エントリ目

2012年1月11日水曜日

AKB無し ~禁煙終了~


この連休の間、名古屋に帰った時に僕がどこか1軒はほぼ必ず顔を出す店AKB(ANKI/K'/BARNS)、そのどこへも今回は行けなかったため、酒に関しては不完全燃焼。
そんなこともあって、三島でちょっとだけ飲みに行った。


最初棚の奥に昔のターキー8年を見つけたので、それを飲もうと思ったけど、手前にあった90年代のターキー12年。そして、ボトルを見て気になったヴァージニア・ジェントルマンを注文。これが案外良かった。

そういえばこのお店で久しぶりに葉巻を吸った。というわけで随分続いた禁煙も終わってしまったわけだ。うぅん…
まぁ葉巻は元々禁煙の範疇に入れてなかったけど。

三島・熱海

青春18きっぷの帰り道。静岡県内で一泊を決める。
まずは浜松。上原ひろみ愛用のラーメン屋へ行き聖地巡業をキメる。
しかし、浜松で泊ると先が長い。静岡あたりが理想だが、思ったより宿が少ない。熱海も一人向けの宿は少ない。
ということで三島に宿泊。

チェックアウト後ちょっと観光。当初楽寿園を観に行こうと思ったが、生憎休園日。三嶋大社へ行く。
何年かぶりに初詣をしたのだが、お賽銭を投げて手を合わせて目を瞑る。ここで自分でも驚いたけど、願い事が出てこない。結局何もお願いせずにその場を後にする。
願い事がないわけじゃないんだよなぁ…でもなんか神頼みする気になれないっていうか…じゃあ何故賽銭投げて手を合わせたんだってことになるんだが。

そういえば境内には絵馬もあったんだけど、その中に「全力で頑張る」って書いてあるのがあった。「それは己の気持次第、自分でどうにかすることであって、お願いしてどうこうするもんじゃないだろう」と思ったんだけど、ある意味シュールで味のある絵馬でもあった。

その後三島市内をうろうろ。「温水池」というのが気になりそこまで歩いて行く。池の水が温かいのか?と気になったけど、そういうわけではなさそうだよなぁ…ここで鴨の目が黄色い事を知ってびっくり。もしかしたらこの鴨、肝臓が悪いのかもしれない。

で、池の周りを歩いていると、小さく猫の鳴き声が聞こえた。
犯人はコイツ。鳴き声が小さかったので弱っているのか?と思ったが、随分肉付きが良かったから多分そんなことはないだろう。そして近付いても逃げなかったところからして人間慣れしているのだろう。目の前に携帯のストラップ出してフリフリしたらちょっとだけ反応した。ちょっとだけ。

そこから駅に向かって歩いて行く。
そこで知って驚いたのだが、市内を流れる川の中を歩いていけるのね。
 こんな感じで川の中を歩けるように石や木が置いてある。子供連れや観光の御老人などが歩いていた。

川の中の橋(?)のマップもある。以前お邪魔したバーユモトの裏を流れている川だった。
この川の中を歩ける橋(?)は…ちょっと惚れた。

三島を後にして熱海へ。
熱海城へ行き、米粒芸術のお店へ。以前お伺いして、「このおっちゃんオモロイ」って思った人がやっている店だ。
以前は後楽園ホテルで店をやっていたけど、熱海城内へ移転したらしい。
おっちゃんと話をして撤収。
熱海から快速アクティーで東京まで一本。青春18きっぷでケチってる割にはグリーン車。
# まぁ前日も静岡→浜松間には新幹線使ったり、そんなにケチケチじゃないのよね。
最後に観光っぽい事も出来て、5連休を満喫出来た。
自分への土産はカラスミと塩辛。他の人への土産は無いのだが…

2012年1月10日火曜日

時計回りは不自然か?

名古屋で泊まったサウナ。
温水プール風な大きな風呂がある。そこで水中歩行や泳いでいる人がいたのだが(僕も含むが)、皆反時計回り。誰かがそう回っていたからではない。人がいなくなった後、新たに入った人もやはり反時計回り。
もしかして反時計回りのほうが人間にとって自然なのではなかろうか?つまり時計の針は人間の感性とは逆に回っている?
ふと疑問に思った。

そして反時計回りのことを泥棒回りというのは方言?(と思ってググったら標準語みたいだ)。
泥棒といえば、鉛筆を両方から削るのを泥棒削りというのは方言?(と思ってググったらこちらはそうらしい)

サイゼリヤ@21時

前日に20年ぶりの友人に会ったならその次はこの20年の友人。

この面子で集まる場合以前はデニーズだったのだが
「デニーズは今コーヒーしかお代わりできないからサイゼリヤにしましょう」
という僕の一声でサイゼリヤに。
「サイゼリヤって美味いのか?」
の返答には
「世界一美味いイタメシ屋です。」
の返答で済ます。
# カプリチョーザが世界一という噂を聞いたことがあるので真偽を確かめたいものだ

そういえばここにも自営業がいる。
今までロクに働いていなかった人間が店を始めると多分大変なのだろう。客商売、特に趣味性の高い商売は人間関係が重要になるから、そういった面での精神的疲労も大きいだろうな。僕は自分が客商売を出来るタイプではないから、客商売をやっている人に憧れるし羨みもするが、そういった毎日気を遣わねばならないような仕事をすることに対しては、尊敬の念と共に「ようやるわ」と思う部分も少しある。

中古ギター屋ってのは1万のギターだろうが100万のギターだろうが同じように磨かなきゃいけないとか。そのため体の半分が凝りまくっているらしい。しかもネット販売もやってるからPCで宣伝文句等々色々打ち込まなきゃいけない。そこで
「お前腕とか肩とかにこないのか?」
と聞かれた。そんなこと聞かれるまでもない。こちとら20年はキーボード打ちまくる仕事をしてるんだ。慢性的に背中、肩甲骨の内側は痛いし首も凝る。腱鞘炎にならないようにするためキーボードとマウスには金かけてるし。
ただ、体のことを考えても「2万のキーボード買え」なんて奨めにくい。
しかし店始めてまだ半年も経ってないのに(だからか?)体に色々ガタがきてるって、これから先大丈夫なのかしら?

そして僕より年上のフリーターもいる。
あの人は牛丼屋に勤めてもう何年になるんだろう?恐らく今までに牛千頭分くらいは牛肉煮てるんじゃないだろうか?
そこで聞いたんだが、最近では高校を中退したり、大学4年で牛丼屋のバイトに来る人が結構いるらしい。高校中退組は「どうせ大学まで行っても就職できないから」。大学4年組は一応1社2社程度は就職試験を受けるらしいが「どうせ内定もらえるのは半分くらいだから」。どちらも将来を悲観してフリーターの道を選ぶらしい。
後者はともかく前者は同じ諦めるにしても大学まで行ったほうがいいんじゃないかなぁ?と思うんだけど、どうなんだろう?
最終的に自分が満足できる人生を進むことが出来ればいいわけで、結果は数十年後に出るだろうから、気にかけるようなことでもないのかもしれないけど。

しかしまぁ今のこの人間関係も最初は今は会わなくなった高校の同級生から繋がっている。
仕事はともかくプライベートの人間関係っていうのは本当にアナログというか有機的というかそん
な感じで繋がっていくなぁ。僕の場合。
まぁ少なくとも会ったこともない人を「友人」とは呼べんわなぁ。僕の場合「友人」と思う基準は「腹抱えて笑えるくらい笑わせてくれること」だけど。

この前日に会った同級生、そしてこの日に会った人たち、そしてこの次の日にあった友人。40過ぎた今でも彼らとはバカ話が出来る。
それだけでも僕は恵まれている。精神的に本当に助かる。

2012年1月9日月曜日

こうちゃん

約20年ぶりに高校の同級生に会った。
インターネットは便利だと思ったことなら幾度もあるが、感謝したことはそんなにない。今回ばかりはインターネット様様である。
# Facebookで先方が僕を見つけてくれて会うことになった

夕方6時に待ち合わせ。とりあえず適当に見つけた串揚げ屋へ。
記憶をすり合わせるように昔話。そして会わなくなってからどうしてたかなんて話もちょっと。
そう、久しぶりにあったのである。会うまでは、「この20年どうしてたの?」って話が中心になると思っていたけど、実際に会ってみると高校時代から卒業した後のよく会っていた頃の話題ばかり。ま、お互い大して変わってなかったし、思い出話は盛り上がるから。
どちらかがものすごく老けこんだり変わったりしてたら、話題が変わっていたり、とっとと別れてたかもしれない。

会わなくなった理由なんて有って無いようなものである。改めて考えてみれば会わなかった期間というのは冷たい意味でなく、互いに互いを必要としていないだけだったのかもしれない。再び会ったのは必要としていたのだろう。実際驚くほど気分がリフレッシュできたのだから。

話してみると、意外なほどお互い覚えていること、忘れてしまっていたことは違う。そして感じていたことも。今になって、「え?そう思ってたの?」なんてことも言われた。
意外だったのが、先方からすると僕が「とびぬけ」た存在だったらしいということ。どういう意味で「とびぬけ」だったのかはわからないが、そう良い意味では無いらしい。とはいえ、そう悪い意味でもないらしい。やはり率先してバカをやってたことがそう思わせた原因なのだろう。
改めて言われてみると「あぁ、確かに」と思えることばかり。でも、誰かに迷惑をかけるようなことはそんなにしてない…はず。大声出したりしてたけど、そんなに迷惑かけてない…はず。

こうして久しぶりに同級生と会うと、他の同級生が今どうしているのかも気になってくる。僕らは工業高校出身。周りが男ばかりだったから、女性に対して積極的になっているイメージが湧きにくい同級生もいる。そんな人も多分今頃は結婚して子供がいたりするだろう。
野暮ったく見えていた同級生もいた。そんな彼が、もしかしたら弾けて物凄くチャラくなったりワイルドになったりしているかもしれない。グラサンして葉巻片手に矢沢永吉みたいな話し方になっているかもしれないのだ。
「安藤、もっとビッグになれるぜ」

本人がいないのをいいことに、そんなネタを話して笑い転げたりしていた。まぁ白黒はっきりさせるためにも会わなかった同級生たちに連絡付けたいものだ。
結局夕方6時に会って別れたのは朝8時。14時間話していたことになる。お互い10時か11時くらいには別れると思ってたのにねぇ…
20年のブランクを14時間で埋め合わせたわけだ。1時間が一年以上を跨いでいた。

それだけ話していると身体は無理だが心はどんどん高校の頃に戻ってゆく。今の自分が「しないでおこう」と決めていた封印が自然に解けていた。
例えば、理由はどうあれ冗談でも他人に「奢ってくれ」と言わないことが一つ。乞食じゃないんだからそんなことを言うのは嫌なのだ。冗談で言うのはわからなくもないが、僕の感覚では面白くない笑えない。そう思っている僕が、
「よし、あいつに会ったら王将の餃子奢らせる」
とか口に出していたのだ。王将の餃子っていうのは、まぁ他に何でも良かったんだけど、奢ってもらうまでもないような金額の物をたかってやろうというだけのこと。
いじめっ子がいじめられっ子に
「焼きそばパン買ってこい。お前の金で」
と言っているのと同じ様な感じ。

同様に、毒のある嫌味は言わないようにしようと思っていたのに、彼が悔やみ気にしていることをついつい突っつきたくなる。
誰にだって後悔するようなことはある。他人に対して罪悪感を持つこともある。(僕からするとえらく小さな)十字架を背負っているその姿を見ると、どうしてもいじらずにはいられない。僕の性根が腐ってるんだろうな。

さて、僕はフリープログラマ。彼は自営業。お互い、普通に会社員をやっているよりはちょっとばかり将来に不安がある。だからこそ、話の節々に
「生活できてるからいいよね」
という言葉が入ってくる。だが、褒め言葉なんだろうが
「安藤くんは大丈夫、なんとかなるって」
これに関しては、そう言われると「お前もか…」なのである。
そう言ってくれるのは僕の生活力を認めてくれているのだろうが、皆にそういうことを言われると、
「誰でもいいからボクの心配をして!」
という気持ちが生まれてくるものなのよ…
っていうか高校の頃は冴えない成績だった彼が今は一級建築士取って設計事務所やってるわけよ。どっちのが安泰かって言えばアンタでしょ!みたいな。

そういえばこのblogの文章の事を褒められた。有難い。
が、その点に関しては言いたい(本人にも言ったが)ことがある。
「どうせそういうこと褒めるなら、高校の時に褒めといてくれよ」
まぁ、高校の頃にはblogなんて当然書いてない。
blogどころか自分の文章を他人に読ませることが無かったわけだが。

ともあれ、長く会わない期間の有ったことがより会話を楽しくさせてくれたし、この歳になったから互いを素直に認められるようになったのだろう。

2012年1月6日金曜日

5連休

カレンダーでは今週末から3連休だが明日と来週火曜日に休みを取って5連休にしてみた。
何か予定があったわけじゃない。

元々年末年始に名古屋へ帰るのを止め、この連休に帰ろうと思っていたのはあるが、それにしたって3連休で十分。何故5連休にしたのか?主たる理由は無い。

なんか切羽詰まってる訳でもないのに必死に働いてるみたいな感じになるのが嫌だったというか、「理由なんか無くても有給あるんだから取ってもいいじゃん」というか。
人は歳と共に子供に還ると言うが、不惑にしてガキっぽい感じが出始めたか。

契約社員として、何となく「いい加減にやってると切られる」という不安があって、理由もなく休むのが嫌だっていうのはあった。しかし与えられた権利を遂行したくらいで切られるような信頼関係で4年も仕事貰えるわけない。最近ようやっとそんな風に思えるようになってきた…というかそう思える心の余裕が欲しくなってきたんだな。


最高級鮪を求めて

史上最高額の鮪が競り落とされたらしい。
例年だと銀座の有名寿司店もしくは香港の寿司チェーンあたり(ないしはその両方のタッグ)が競り落としているのだが、今年は何と「すしざんまい」が競り落としたとか。

落札金額は5600万円くらいだったかな?21万/kg。大トロを398円で出してる店がこの金額の鮪を出す。是が非でも食べてみたくなるのが人情。
このクラスの鮪である。高級寿司店で出したら一貫幾らになることやら。しかしそこはすしざんまい。(幾ら高くても大トロ5000円くらいだろう?普通に考えたら出して2000円?いや、どっちみち赤字だよなぁ…やっぱ1万くらい?)
頭の中では想像が膨らむ。居ても立ってもいられない。

仕事帰り、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba一階のすしざんまいを見てみると行列。ここで並ぶのもなんだかなぁと思い御徒町へ移動。
御徒町でもちょっと待たされたが行列って程でもない。待ってる間に店員のお兄さんと話しをしてみる。
「あの最高額の鮪入ったんですか?」
「夕方に入ったのですが、すぐに売り切れてしまいまして…普段出している鮪でしたらあるのですが。」
「幾らで出してたんですか?」
「普通の鮪と同じ金額で出させて頂きました」

そりゃすぐ売れるわ。

「まぁ鮪なんてデカいし第二ロットがあるさ」なんて気軽に考えたけど、よくよく考えてみればすしざんまいは30店舗くらいある。均等割したら一店舗10kgくらいだ。ってことは…もうチャンスはない。

そんな理由で店を後にするのもなぁと思い、夕飯は寿司。
普通のトロも旨いけど、大間のトロ、食べたかったなぁ…北海道で食べた大間のトロの旨さが忘れられない。金額だけで言えばアレを超えるものだったのだから。

今日ほど思ったことはない。仕事休めばよかった。早退すればよかった。
「鮪食いたいから早退します」
そんなユーモラスな社会人になる余裕は、未だ僕にはない。
悔しいが。

2012年1月4日水曜日

ラーメン最強説

日本において、一番コストパフォーマンスの高い食べ物は恐らくラーメンであろう。

大抵の場合1000円もせずに多彩な味が楽しめ、しかもそうそう食べられないような不味さに出会うことはない。
だからラーメン食べ歩きが趣味の人がいるのもわかる。毎日違う店で1杯ずつ食べたって3万もしない。金額に対する感覚は人それぞれだが、一食賄えているわけだし、酒にハマることに比べりゃ安いもんだ。

実際ラーメンが嫌いという人には会ったことがない。勿論、店に対して「あの店の味は嫌い」であるとか、味の種類に対して「味噌は嫌い」とか、つけ麺否定派や冷やし中華否定派(どちらも純粋なラーメンとは違うが)みたいな人に遭遇することはあると思うが。ラーメン全否定という人に会うことはまず無い。
# カレーは意外といる。

恐らく金額に対するサティスファクションを求めるなら、ラーメンに勝るものなし。

ただ…炭水化物を摂りすぎるのは怖い。

女性専用車両を考える

以前こんなことを書いたことがある。
ちんぶろぐ: 【絵log】 痴漢フリーな列車
冗談半分真面目半分。

しかしまぁ不思議なもんである。ラッシュ時の電車の女性の割合がどれほどかは知らない。ただ、女性専用車両が他の車両と遜色ないほど満員になっているという話も聞かない。その割には女性専用車両以外の車両にも女性は乗っている。

快適さを考えたら、自分の空間をより多く取れるところの方がいいと思うのだが、女性専用車両に乗らない女性がいる。旦那さんないしは彼氏、友人や同僚と一緒に乗っているわけでもなさそうなのに。何故だろう?

理由の1つとして女性専用車両が1両しか無いことがある。急いで電車に乗るような場合でなければ、降りる駅で利便性の良い車両に乗ろうとするのではないだろうか?女性専用車両は大概列車の真ん中あたり。降りる駅の改札なり乗り換え階段なりが、先頭もしくは末尾車両に近ければそちらの車両に乗るだろう。以前テレビであるコメンテーターが
「女性専用車両が1両しかないから改札から遠くて使い辛い。先頭、末尾と中央の車両に配置すべき」
なんて言っているのを聞いたことがある。6両編成だったら半分女性専用車両になるよね。まぁそんな意地悪を言わないまでも、10両編成だったとしても3割。15両編成だったとしても2割。
それくらいの割合で女性がいるのかもしれないが、その人達が全て女性専用車両に乗ってくれないと、通常車両の混雑が更に増す。となると、そう簡単に女性専用車両を増やすこともできないだろう。

男の立場からすると、そんなガラガラの女性専用車両なんて無くしてしまえ!と思わなくもない。反面、女性が全て女性専用車両に乗れば痴漢冤罪なんてことを気にしなくて済む。
周りがオッサンだらけになるか、痴漢冤罪になる可能性が生まれるか、どちらの方がマシかは人それぞれだろう。

さて、「女性専用車両は必要」とか「痴漢が怖い」なんて声高に訴えているような人、ないしは「女性専用車両のおかげで安心できます」なんてテレビに出て言ってるような人を見て、
「お前を痴姦するのなんてこっちから願い下げだ!」
なんて憎まれ口の一つも叩きたくなる男もいるだろう。

ところがこれ、女性の立場からしたらちょっと話が変わってくる。
「誰が言っているか」なんてことは問題じゃなくて、その声をあげて問題が社会に認知されることが大事。
社会に認知され、対策が行われることで全ての女性がその恩恵を受けることが出来るようになる。

痴姦された時に声をあげたり、更にはその腕を掴み犯人を捕まえる勇気のある女性ばかりではない。怯え声も出せず、ただ耐えるしかない女性もいるのだ。「痴漢にあった」という事実を言うことが恥ずかしい女性もいるだろう。
誰が言って出来た制度だろうと、それによって助かる人がいるならば価値がある。

でもやっぱり男の目から見ると、女性専用車両は効率が悪く思えることは事実。
以前のエントリに書いたように車両内で女性専用エリアを作ることが出来れば、そちらの方が効率が良いように思える。ただ、そのために車両に改造を加えるのはコストがかかってしまう。現状の女性専用車両のメリットの一つは車両の改造といったコストをかけずに済んでいることだろう。

例えば優先席よろしく女性優先エリアを作ってみる。そうすれば痴漢に不安な女性はそのあたりに固まればよい。各車両に乗っている女性がその辺りに固まるようになれば、自然と女性専用エリアが出来る。しかも女性の数に応じて占有面積が変わる。
但し、こういった方法は男性と女性の境界に物理的な障壁がないので、そこでは痴漢行為が行われる可能性がある。中々難しい。

立ち返って何故女性専用車両が必要かを考えるとやっぱり痴漢問題?
だったら痴漢専用車両を作ればいいじゃない!という画期的なソリューションを考えたんだが、痴漢対象がいない車両に痴漢が乗るはずもない。痴女が乗ってもいいとしたところでそんな女を痴漢したくもなかろう。そもそも「俺は痴漢です」と言っているような行為を誰が取ろうか。

さてさて、痴漢の問題とは違うが、女性の車内での化粧、あれを不愉快に思う人はいる。僕も見ていて気持ちのいいもんじゃない。よく出来るなぁ~と感心することはあるが。
せっかく女性専用車両があるんだから、そこでやるように誘導出来ないだろうか?
女性が車内で化粧することを不快に思う女性もいようが、女性専用車両内に化粧専用エリアを設ける事で、それを気にしない人を固めてしまえば…
こういう考え方は臭いものに蓋をするようで、不快に思う人もいるだろうが。

車内で化粧をする理由は恐らく時間節約。だから駅に化粧エリアを設けても解決しない。

いっそのこと1両丸ごとトイレ車両、10室程度のトイレと洗面所を備えた車両を付けてみたら解決しないだろうか?
朝、出勤時に腹が痛いという人はそこそこいそうだし、鏡付きの洗面所があれば化粧もしやすいだろう。

あ、女性専用車両の話が纏まる前に別の話になってしまった…

20,40,60,男,女

昔録画したテレビ番組をふと見なおしていた。
すると…ブラックマヨネーズの吉田敬が19歳の時に60代の女性と関係を持ったとかいう話が。

そこで今日考えていたんだけど年齢差ってどこまで許容出来るのかなぁ。
僕の感覚。
男20:女40→OK
男40:女60→NG
男40:女20→OK
男60:女40→OK
これが自分でも不思議なんだけど、男20と女40の組み合わせなら20歳差、その差は倍。男40と女60の組み合わせは同じ20歳差で1.5倍。相対的には差が縮まっている。なのにNGだ。因みに男女とも60なら気にならない。

不思議なもんだ。

2012年1月2日月曜日

あけましておめでとうございます


本年もよろしくおねがいします

去年の目標
  1. 減酒。懇親会とか以外、一人で飲みに行くのを減らす。
  2. 体脂肪率を20%未満にする。体重を目標にするのはやめよう。
  3. 本を100冊くらい読む。まぁ50冊超えたらいい。80冊超えたら上出来。
  4. プログラマ辞めてIT業界から身を引く(次の仕事が見付からなければ続投)
  5. 名古屋に帰る
達成できたのは1と3。まぁそんなもんか。で、本厄について。
本厄っぽいことは大してなかった。年末に蕁麻疹になったことくらいか。実は治ったかどうかまだわかっていない。

しかし、年を取ると望むことが無くなるのかね。短期に対する大した目標がなくなってくる。実際、一年が早い。そうすると「今年の目標」じゃ間に合わないよ!ってね。

で、一年が早いなら生涯の目標は?というとこれまた結構どうでもいいというか「その程度かよ!」って思うものになる。
例えば、30の頃は40まで生きれりゃいいやと思っていたし、40になった時は50まで生きれりゃいいやと思っていた。だけど最近、57まで生きたいと思うようになってきた。理由は名古屋東京間のリニアに乗ってみたいから。きっとそれに乗ったら次の目標は東京大阪間よね。

まぁでも、そんな長ーくダラダラっとした目標でも締まりがないから、今年は今までしなかったようなことができたらいいかなぁと思っていたり。

あとは旨い寿司と美味い肉を食いたい。美味い酒を飲みたい。
去年も美味い食べ物や酒と出会えたけど、あの一線を超えた美味いものに遭遇したときの度肝抜かれるような感じや、何も言えなくなって黙りこんでしまうような感覚を今年も味わいたいなぁ。