2010年11月28日日曜日

渋谷bed

誘われて行ってみた渋谷bed

店の扉を開けるとすぐにアパルトメントの入り口のような扉。魚眼レンズ付。その扉を開けて店に入ると異世界。喧騒を忘れる空間で、渋谷とは思えない。数分前道に迷ってラヴホテル街をうろついていたことすら忘れる。

L字型のカウンターのみの店内には数組のお客さん。先に入っていた知人は既にシャンパンを飲んでいた。
おまかせコースには本日のメニューすらない。ただ、幾つかの食材が書かれた紙を見せられ
「食べたいものを言ってください」
とのこと。それでコースを組み立ててくれる。
だからお客さんごとに出るものが違っていた。

前菜でボタンエビ、グラタン風の焼き物でカニ、骨付き子羊、白トリュフをかけたホワイトソースパスタ(生パスタは自家製)等。そしてそれに合わせたワイン。
ハードリカーもあり、僕は途中でソサイエティのグレンアギーをいただいた。
料理も美味しく、それに合わせた酒も出してくれて飲食を楽しむにいい店。
唯一残念だったのはウィスキーの残っているグラスを無言で下げられお茶を出されたこと。もしかしたら店に対して粗相をしてしまっていたのかもしれない。そうであれば申し訳ない。

おみやげにトリュフ入りバターをもらったけど、これを食べるパンが欲しいところ。GOPAN売って無いなぁ…

兄に鍋パーティーに呼ばれたのだが

先週の日曜日に母と会った時
「来週の土曜日、昼から鍋をやるから」
と言われ、断る理由も無かったので行く事を伝えておいた。

当初昼頃からと言われていたので昼に電話。すると
「まだ帰ってないから3時頃」
と言われ家でダラダラと過ごし気が付けば4時近く。
流石にマズいと思い、鶏ガラ出汁を持って家を出て兄の家に着くと未だ兄は帰っていない。
兄が釣りに行くので、釣った魚で鍋をやるという話だったのだが、その釣りからまだ戻っていないのだ。

昼からの鍋なら夜は空くと思い夜に予定を入れていた僕としてはヒジョーに困る。結局4時半頃に帰ってきて準備を始めるから僕は何も食べる事が出来ず兄の家を後にした。渋谷で19時に待ち合わせだったので鎌ヶ谷に居られるのは17時半が限度。

今日電話をして残った魚を干物にしておいてもらうように頼んだ。
30匹も残る程釣って持って帰るなよ…

うるとらそぅる

30代の人とJ-Pop話をしていた。

90年代初頭くらいから2000年くらいまで。この辺はお互い知っている歌が多い。面白かったのが「広瀬香美の対抗馬が平松愛理」っていう話。「ロマンスの神様 VS 部屋とワイシャツと私」って、そんな論調あったのかな?確かに対極に位置していると思うけど。
因みに「広瀬香美って歌う片桐はいりだよね」と言ったら何故か声を殺して笑っていた。
この例に限らず対抗馬と思われるアーティストが出ているアーティストって多いし、そういう事が言われていたな。80・90年代って

  • キャンディーズとピンクレディー(70年代だけど)
  • 松田聖子と中森明菜
  • WANDSとT-BOLAN
  • Mr. ChildrenとSpitz(シャ乱Q説もあり)
  • 宇多田ヒカルと倉木麻衣

そしてお互い最近の流行歌聴いてないから知らないねっていう話になって、名前は聴いた事があるけど歌がわからない人が多い。アーティストの名前は出てくるけど曲が思い浮かばないのだ。
例えば西野カナって絶対歌を聴いたことがあるはずなのに全く覚えていない。これって今の歌が昔の歌に比べて薄っぺらいのか?多分違う。僕らの世代にはそう聴こえるけど。同世代に共感するメッセージなんて時代によって変わる。単にジェネレーションギャップで共感できなくなっているだけだろう。
逆に数十年前に盛り上がったジャパニーズフォーク(アリスとかかぐや姫とか)を現代っ子が聴いても「貧乏臭い」くらいにしか思わないかもしれない。時代が違うから共感出来ないだろう。
僕は浜崎あゆみの歌詞も覚えられないけど、20代~30代前半の人なら共感できて泣ける人もいるはずだ。僕は彼女の場合彼女本人よりバックのヨッちゃんが気になってしまう世代^^;

さて、栄枯盛衰の激しい芸能界で90年代から未だ第一線で活躍し続けているアーティストは少ない。が、僕らの世代から今の10代までファンがいそうなアーティストが一組思い浮かぶ。B'z。
僕が初めて聴いたB'zの歌は「BAD COMMUNICATION」。二十歳の頃だと思う。「あ、なんかカッコイイ」多くのアーティストのファン層の母集団が年月とともに年齢が上がっていく中、彼らは最初に獲得したファンを引き連れながら裾野を広げているような気がする。凄い。
しかし会話の中で、B'zの名前が出た時二人とも最初に脳裏をよぎったのが「ウルトラソウル」だったのはあの歌のインパクトが一番強かったからだろうか?
奇しくも昨日上野を歩いていたら学生と思われる集団が「ウルトラソウル」と叫んでいた。カラオケ屋が近くにあったので、その帰りだったのかも。

字面だけ見ると韓国の歌もしくは新しいウルトラファミリーにも見えるけど、曲にこの言葉が乗りB'zが歌うとそんな風には微塵も感じさせない。

上原ひろみをブルーノートで観てきた

スタンリー・クラーク レニー・ホワイト 上原ひろみ
3人のライヴ

20:30開場で、ほぼその時間に着いたのに自由席の番号は77番。これは77番目ではなく、77組目となる。かなり最後の方。1番の人は何時に来たんだろう?
席に案内されるのも最後の方。当然の如く
「ピアノ側の席は既に埋まっておりまして」
と言われ、ピアノと反対のドラム側へ案内され空席をいくつか勧められたが、敢えて一番前。これには理由がある。後述。

席に着けば食事の注文。なんとなくコースを頼むのを避けてパスタと牛もも肉のカルパッチョと赤ワイン。カルパッチョにアイスクリームが付いていたのが予想外。美味かったけど、これは別の方が良かった…
2部公演では開場から演奏までの時間が短い上に客入れが遅かった事もあり、カルパッチョを食べてる間に演奏開始。コースを頼むの避けて正解。演奏中にコース料理が運ばれてきても落ち着いて食べられない。暗いし。

僕の居る場所とステージに上がった各プレイヤーの位置関係は下図の通りになる。

僕の座っている場所はレニー・ホワイトの演奏が凄く近で観られる。でも僕が一番観たいのは上原ひろみ。僕がこの場所を選んだ理由は上原ひろみの表情が良く見えるからである。指先までは見えないけど、腕はピアノの天板に映るし。
この読みは大正解。

演奏中、とにかく楽しそうなのだ。演奏中の上原ひろみの笑顔は17~8の娘のよう。失礼だと思うが可愛い。見入ってしまう。スタンリー・クラークもニコニコしながら演奏してる。プレイヤーが楽しそうだと観てるこっちも楽しくなる。

良かった~

どうしても生で観たいと思っていたミュージシャンの演奏を又一人観る事が出来た。

2010年11月25日木曜日

生ジャミロクワイ

twitterで18:15にジャミロクワイが新宿でゲリラライヴをやるという情報を得る。
(定時で上がれば余裕だが、しかし…)
などと考えていると定時後課長が僕の近くへやってきて
「今日は定退日ですから」

そおだったァ~

早々に立ち去り会場へ。18:00前には到着したが既に人だかり。
結局予定より10分程後にライヴが始まった。

思っていたより小さい。2曲歌ってすぐに去って行ったアンコール無し。
生で聴いてもあの声だった。
いやぁ、こんなのタダで観られるとは(2曲だけだけど)。やっぱ東京いいわ。

2010年11月24日水曜日

米粒芸術

どっかで見たことはあったような気がするけど、秘宝館へのロープウェイを降りたところに米粒芸術のお店が。米粒に小さな文字を書くというものなんだけど、モノを見るとまぁびっくり。
米粒に百人一首書いてる…ご本人曰く100文字くらいまでは書けるとのこと。いやぁ、凄い。

が、である。

この米粒芸術のおじさん。凄さは小さい文字を書くことだけに非ず。

僕が店に入り展示物を眺めていると
「一人?」
と聞かれたので
「はい」
と答える。すると
「彼女いないでしょ?」
凄いね。初対面でこんなこと言うの。もっともそんな事で怒る訳もなく、これまた
「はい」
と答える。すると
「あんた人の言うことを聞くけど、マイペースで絶対自分の生き方を変えないでしょ?」
凄いね。初対面の人にこんなこと言うの。なにより店に入ってまだ数分。話し始めて10秒未満
「その通りですね。何故わかるんですか?」
ここまではまだ心に十分な余裕がある。すると返ってきた言葉が
「そんなのは目を見ればわかる」
はぁ…目を見るったって先ほど声を掛けられて振り向いたときに見た程度でしょうが…

まぁ、でもこうなると面白いよね。おじさんの前に行って話し始める。向こうも商売する気はない。偶然入ってきた観光客にちょっと興味が湧いた程度の事だろう。
しかしですねぇ、その後話し続けると、まぁ、間違っちゃいないけど、そりゃ失礼でしょ?みたいな話をバンバンされる。不思議と気持ちいい。精神的にMだからか?
正直な話、本当に当たる占い師と出会ったらこんな感じで話をされるのかな?と思ったくらい。怒りより先に驚きが来ていたからかもしれない。

された話をされた事を要約すると、
あんたは人を愛する気無いでしょ?でも悪人じゃない
貶してんだか褒めてんだかわからない。
でも、まあ、自分でも思い当たるフシはあるし間違っちゃいないのかな?

先にも書いたとおりおじさんも別に商売する気は無い。が、記念に購入
すると
「これは全部の運が上がるよ。金運もね」
さっきのやりとりがあるから、僕が最初に金運を考えている事まで見透かされているのかと思っちゃった。
ここで他のお客さんが来たので話しこむのも迷惑だと思い店を出る。
会話中3回ほど握手を求められた。
このおじさんロープウェイの出口の店は休みの日にやっているだけで普段は熱海後楽園ホテルの店にいるらしい。

さて、上記の通りお守りっぽい米粒を買ったのだが、実は僕、この店を出た後に入った秘宝館でロープウェイの往復券落っことしちゃったみたいなのね。それを気付いたのは熱海城に入る時。ロープウェイの往復券があると割引されるというので、ポケットを探したら無くなっていた。
どこが金運いいんじゃー!!
でもまぁ事情を話したら受付のお姉さんが確認してくれたことにして割り引いてもらえた。有難い。
もしかしたら金運上がったのか?
そして帰りのロープウェイ。チケットを無くした事を告げると添乗員のお姉さんが「確認しましたのでよろしいです」と言ってくれた。

もしかしたら金運上がったのか?

結局気の持ちようだけどね。
チケットを無くしたから金運が悪いと思うか、チケットを無くしたけど困らなかったから金運がいいと思うか。
それだけでお守りの価値はまるで変わる。

おじさんに色々言われただけってのもシャクだったので、熱海後楽園ホテルのおじさんの店に行き、おじさんの代わりに入っていた女性に
「すごくズケズケ物を言う人ですね」
と陰口を言っておいた。あぁ人間が小さい…尤もおじさんを「先生」と呼ぶその女性は僕がそんなことを言ったことに驚いていたようだが^^;
そして、そのおじさん、実は手に特殊な能力があってパワーを分けれるとかなんとかいう話をしてくれた。それで3回も握手してくれたのかな?おじさん自身はそんな話をしていなかったけど。
因みに後楽園ホテルで見せてもらった作品には僕が生まれる前に作られたものもあった。その頃のものでも色褪せる事無く、米粒もどうなる事も無く展示されていた。
一生モノ、そう思った時に百人一首が欲しくなった。

しかしですねぇ、店に入った瞬間に思いついていた
「米は1粒も粗末にするなって言われるのによくこんなことしますね」
を言わせなかったおじさん。ステキ。
又熱海に行く時には是非会いに行こう。
一風堂 真庭一郎 氏に

家に帰ってから検索してみたら米粒に文字を書くことも手の力の話も有名なのね…

2010年11月23日火曜日

熱海観光


22日の夜中、雨が止んだ時に少し街中を歩いてみたけど、風俗店と飲み屋以外開いちゃいない。悪ノリして飲み歩くか?と考えなかった訳じゃないけど結局止めた。酒はホテルのバーで飲んだだけ。

チェックアウトした後街中へ行く。途中この時期なのに海岸で服を脱ぎ始める人がいる。
「なんだ?」
と思って見ていると、白人男性が海パンに変身。そのまま海に入って泳ぎだす。
何かの罰ゲームだったのか、それとも本人がやりたいとおもってやったのかは謎だが、海からにこやかに奥さんと思われる人の方を向き、その女性が写真を撮っている。多分北欧とか寒いところ出身なんだろうな。

そして海沿いに歩いてゆくとこんなものが
まぁ、興味津津ですわね。ロープウェイ往復+入館で安くなるのでセット券買いますわね。

初めての秘宝館でしたが…まぁ予想通りというか…
ただ、動物がクジラだけだったのが意外。もっとほかの動物のもあるかと思っていた。
個人的ヒットは秋葉原オタク部屋だけど、これは見ないとわからない。気になる人は見に行けばわかるよ。
一寸法師の声が名探偵ホームズ(犬)のホームズ役、広川太一郎さんのような…心の中で
広川さーん…NOォォォォ
と叫んでいた。真相はわからないけど

所詮温泉場のアトラクションというのは失礼かもしれないけど、都内にあるアトラクションで同じ金額を払えば、工作も映像ももっといいものが出てくることは想像に易い。ただ、都内に、都会に秘宝館なんて出来ない…多分。
他と比較したりせずに観ればくだらなさも含めて十分楽しいアトラクション。間違っても中で興奮出来るとか期待しちゃダメよね。まぁハメシーンが流れてる所もあったけど。
館内は撮影禁止なのでおみくじを。こんな絵のおみくじが出るような施設。これ100円。


そういえば意外にも若いカップルが多かった。
なによりも死ぬまでに一度は行きたいと思っていた秘宝館に行けたのは満足。惜しむらくは伊勢の国際秘宝館へ行く事が出来なかった事。あちらは観覧した後のモヤモヤを解消するためのヌキ個室もあったとかいう噂もあるので。ここを観ただけで物を言ってはいかんが、だれがそんなに興奮するんだろう?

その後熱海城へ。

城内には鎧や刀は勿論だけど、こんなものまで
全国の城のミニチュア。ちょっと見入っちゃう。武器や他の城はトップのリンクからアルバム見に行ってください。
そういえばこの城でも春画展やってたんですよ。秘宝館連動企画かな?秘宝館にも春画あったし、こんなところでエロ充しても…ねぇ^^;
ただ、春画見たら欧米に輸出された春画から日本人はアソコがデカいと勘違いされたって話はよくわかった。そして、男が坊さんの絵が何点もあったところをみると、当時からナマクラ坊主は居たんだなっと実感。

その後駅まで歩いて特急「踊り子」にて東京駅まで帰る。

熱海の食事

22日から23日まで熱海に行ってたわけですが、まず22日。
ホテルには予定の17:00より早い16:30頃到着。折からの雨
「お食事はご予約されますか?」
との問いに、雨の中を出かけるのも面倒臭く感じ
「はい」
すると
「鉄板焼きをお薦めしております」
「じゃあそれで」
注文してからフロントのお姉さんがメニューをめくって気付いたのだが、もっと安いコースがあった。
しかし、注文を変更するのもカコワルイので涼しい顔。

風呂から上がりレストランへ。お造りの盛り方が豪華だったけど写真なし。
「伊勢海老と金目鯛」と「近江牛フィレ」
いや、まさか静岡県熱海で三重と滋賀の名産品と出会うとは。金目鯛は熱海港でとれたものだろう。
伊勢海老と金目鯛にかかっているバルサミコソースが良かった。最初はチョコレートかけられたのかと思ってびっくりしたけど、まぁそんなことあるわけないわね。でもかかってから食べたらバルサミコソースも甘いのね。名前からしてもっと酸っぱいものかと思った。
近江牛のフィレはサシが多いものではなく僕好み。柔らかくヒマラヤの岩塩を削ったものを少しかけていただいた。

〆はガーリックライスと 赤だし。まぁ、まっとうな人間なら味噌汁は赤だよね。

デザートはムース。ブルーベリーソースとクコの実はともかく、むーすに米粒が乗っていたのには驚いた。しかしまさか次の日にも米粒で驚くことになるとはこの時には知る由も無かった。
しかし二日連続で夕飯諭吉越は辛い…

そして23日。
以前テレビで観て、熱海へ行ったら食べてみたかった洋食屋スコットのビーフシチュー。
ナイフとフォークが出てきたけどナイフ不要。肉は本当に柔らかい。フォークの腹で簡単に切れる。それでいて荷崩れしているわけじゃない。
僕は開店5分前に店に着いたけど、その時点で2人と3人の2組が前に。店の1階は12:00前にほぼ満員になっていた。

2010年11月22日月曜日

初めての鉄人料理

どちらかと言えばアンチメジャーである。
だからテレビに出ているような店は「ほんとかな〜?」なんて思っちゃうタイプである。
いや、勿論美味しいんだろうけど、皆が美味い美味いと言うからそう思えちゃうんじゃないの?とか、金額に見合うか?とか考えちゃう。
実際、周りの皆が「美味しい」と言っていたらそれが催眠効果になるかもしれないし、「美味しくない」と言い辛くなるんじゃなかろうか?

そんな僕が母と赤坂四川飯店に行ってきた。中華の鉄人、陳健一氏のお店。
親孝行のつもりで、美味い店に親を連れていく。美談だね。支払いはワリカンだけど^^;
  1. 前菜(棒棒鶏・クラゲ・干牛肉・豆腐麺)
  2. イカとユリ根の炒め物
  3. タラバガニのピリ辛炒め
  4. フカヒレとコラーゲンと鶏肉の煮込み
  5. 豚と白菜の煮込み
  6. 麻婆豆腐
  7. 抹茶プリン
どれも美味かった。流石鉄人(作ってる人は違うけど)。全品ハズレ無しって感じ。
タラバガニのピリ辛炒めがその名の通り辛いんだけど後引く美味さで、単に辛いだけじゃない美味さ。それに続くフカヒレも最初は直前の料理の辛さのために味が分かりにくかったけどこれまた美味くて…僕も母もあまり空腹じゃなかったのでセーブしながら食べるつもりだったのについつい食べてしまう。
そうそう、全品共通しているのが、先に書いた「後引く美味さ」。一口目で「おぉおぉお〜」というインパクトというより、ついつい次の一口を食べてしまう美味さだったということ。「後の料理が食べられなくなるな〜」と思いながらも気がつけば次の一口を含んでしまっている。
麻婆豆腐は今までに食べたことがある麻婆豆腐と別の料理というわけじゃないけど、食べたことが無い料理のような…なんだろう、ちゃんとスパイス(って言って良いのか?中華で)が効いているというのか、ごはんを一緒に出されてかけながら食べるんだけど、これがまぁご飯と相性バッチリ。

料理で気になったのはフカヒレ煮込みの次が豚と白菜の煮込みで、似た味のものが続いたため、後の料理のインパクトが弱くなってしまったことと、どれもが美味いので、どれかひとつに対して「これが凄かった」という印象が持てなかったことの2つくらい。

初めて行くお店だったので、事前に予約をしたのだが、予約の段階で「コースにします」と言ったとき、「お店に来てから決められても良いですよ」と言ってくれていた理由がわかった。コースを頼んでいる人は少ないのだろう。隣にいた男二人のお客さんは大きな麻婆豆腐を注文して二人で食べていたようだ。今度から僕も単品注文をしよう。


そういえば日曜の晩だからか比較的空いていた。もしかしたら日曜の晩なら予約無しで入れるかもしれない。

問題は一人で行く勇気があるのか?ということだけだ。

2010年11月20日土曜日

御徒町でイタリアン

気になった店があったので。
パスタランチ1000円。内容はサラダ・パスタ(選択可能)・ドリンク
これでは物足りない。しかしフルコース3200円になると
前菜4種(だったと思う)・パスタ・肉or魚料理・ドリンク
となりちょっと多いかな?パスタも肉も食べたいので別に肉料理を頼むことに。これが後の悲劇を生む。
パスタはゴルゴンゾーラのクリームペンネ(名称は間違っている可能性あり)。
クリームソースにはゴルゴンゾーラがしっかり入っていて、パスタがモチモチしていて美味い。アクセントのクルミの食感も気持ちいい。パスタがこの量だとちょっと物足りないかな?

で、単品注文した牛フィレ肉のグリル黒トリュフソース。フィレ肉のサイズは多分120~150gと思う。ナイフがスッと入り口に入れ噛んでみると柔らかい。美味い。
食べながら
これどう考えても2500円くらいするよなぁ…下手すりゃ4000円くらいするんじゃないか?いや、和牛っぽくないからそこまではしないか?いや和牛じゃなくてここまで柔らかくする手間がかかってるよな?これと前菜が付いても3200円なんだよな?差額から考えたら2200円以下のはずだよな?この店安いじゃん
などとずーーーーーっと考えていた。どうにも肉の質と価格が腑に落ちないのだ。こんなこと考えながら食べても美味かった。

そしてお会計。
3,900円也
やっぱりね^^;(但しこの内の300円はペンネがあれだと+300円だから)
僕が単品注文した時に、単品だとランチコースのものより大きいものが出る事を説明してくれていたのに聞き逃していたらしい。それなのに
「あ、コースにした方が安かったんだ」
なんてつい言っちゃうもんだから、お店の人に謝られてしまう状態に…
「いえ、美味しかったから全然いいんですよ」
と言うものの店側としては客に高い金額を払わせてしまったと思い申し訳なく思うのだろう。
うっかり口に出てしまったとはいえ本当に悪い事をした…

店には悪い事をしたけれど、肉を食べていた時の自分の予想金額が大体合っていて、「俺って物を見る目あるじゃん」とある意味通常以上の満足感を得られた。
昼食とは思えない金額になったけれど。

珍しい組み合わせで飲んで

金曜晩、勉強会では何度かお会いしている方と二人で飲むことに。

IT系の話は皆無。旨い魚を食い酒を飲みながら徐々に饒舌になってゆく。色々聞けて楽しかった。

勿論何かを聞き出そうとか弱みを握ろうとかそんなつもりは更々無いが、今まであまり話をしたことが無かった人とじっくり話をする機会があると人の見方が変わる。


多分、どっちかというと天才肌な感じの人と話をしているとコンプレックスを抱くこともあるが、「話す」だけでなく、「聞く」だけでなく、「話させる」ことが出来た時、「俺の話術も満更じゃないね」と勝手に自画自賛。

話の内容は僕にとっても自爆になるので割愛。

2010年11月19日金曜日

月曜熱海

22日月曜日を休みにした。温泉に行こうと決意したからだ。

しかし、ロクに温泉を知らない。先ず草津を調べたがとても1泊2日で行くような場所じゃないことが判明。まぁ恋の病も治せない程度の温泉だしね。

で、結局熱海。しかしまぁ温泉場の宿(含ホテル)って基本2名様以上なのね。1人で泊まれるところが少ないし割高。どうにか見つけたので勢いで予約。

目標は脱IT。今回はPCを持っていかないことにする。

とにかく休むんだ。

主に目を休めるんだ。

さて、ラブプラス+買ってこなきゃ

どうも風邪っぽい

おおよその原因はわかっているのだが、どうも風邪っぽい。
やはり布団を窓際に置いているのが良くないのだろう。兎に角寒い。きっと最近ずーっと朝にムスコがオネンネしてるのも寒いからだ。そうに違いない。

わざわざ部屋の一番寒いところに布団を置いている理由は散らかるのを防ぐため。前にハンガーを置いていたら面倒くさくてそのあたりに洗濯物を置いてしまい窓を開けるのが困難になっていた。しかし布団を置けば自分の寝るスペースは確実に空ける事になるので、今このじょうたいのおかげで窓を開けるのは困難で無くなっている。

だがしかし、鼻がグズグズしたり、胃腸の調子が悪くなっているのはいただけない。

週末に配置換えをしよう。

2010年11月18日木曜日

ボジョレー2010

ボジョレーを買ったのは2度目くらいだけど、今回はどうしても買いたかった。
理由は

  • ワイングラスを買った
  • ペットボトルのワインってどうよ?と気になった

だから普通のガラスの瓶のものでは意味が無い。困ったことに帰り道にイオンが無いのでファミマへ。
1軒目は無かったが、2軒目のファミマで発見。購入。結構いい値段。

この値段ならボディのしっかりしたワイン買えるなーと思う程度の軽い口当たりはボジョレーだからだと納得せざるを得ない。そして酸味…美味いとか不味いとかを越えてボジョレーと思うしか無いよね。
不味くは無いけど払った金額を考えるとちょっとね…って感じ。まぁ、ご祝儀。

在庫処分だったHOYAのグラス万歳

2010年11月17日水曜日

明るく落ち込む

酒の写真は何度も載せているが、ピンボケというどーしょーもない失敗以外大きな失敗はしていなかった…つもりだ。
今日あるバーで酒の写真を撮りたいと申し出たら
「フラッシュは使わない様にお願いします」
と言われ
「はい」
と返答し撮影。
(あれ?暗い…あ、モードが変わってる)
再度撮影
ピカッ!
最初何が起こったのかわからなかった。
まさか撮影モードを切り替えたらフラッシュのモードも変わるとは…
バーで飲むようになって十ン年、写真を撮るようになってからでも結構な年数が経っている。
こんな失敗初めてだ。

ものすごく落ち込み後味悪く撤収。
出てきた酒は当然美味かったのだが…

2010年11月15日月曜日

40にて、歳を感じる事に違いあり。しかし同じ場所へ行きつく

42歳の人と話していた時のこと。周囲には20代、30代の人もいた。では40代になって歳を感じたことは何か?という話題になった。
30代になった時と同様に、40代に入った今体力の衰えは確実に感じている。これは最近ここで書いている通りだ。

しかし、自分は決定的に変わったと思うことを率直に答えた
「朝起きた時に凹みますね。それが一番実感してます」
すると返答は
「あ、そう、俺は白いのを見つけたときに落ち込んだね」
まだ僕には白いのはない。歳を感じたのは違う現象とは言え、同じ場所で実感しているのは面白いところ。結局イキモノは本能に影響するところが一番自身を判断出来るのだろう。

ところでその議論をしていた時近くにいた20代が笑っていたので
「いや、マジで落ち込むんだって」
と言うと
「いや、バカにしているとかそういう事じゃなくて、二人して下品な意味でも無く真剣にそこを話しているのが面白いんです」
納得できる。だが言おう。十数年後には君がマジメに話をして笑われる側になる。

やっぱり毎日親子で起きたいよね。

サンルイと三周年

前の前のエントリでも書いたグラス。
以前から欲しかったのをようやく買ったんだけど、たまたまこれを買った日に某店周年。そこでグラスを色々買ったという話をしたら
「見せて下さいよ」
と言われたので見せると何やら怪しい雲行き。
「オールドファッションは絶対駄目」
と言うと、
「ではショットグラスの方で」
店のバーテンさん二人とヘルプで来ていた人の計3人。全員が僕にジャンケンで勝ったらあげる事に。
最初二人に負け、最後の一人にあいこの後勝ってセーフ。例えそうなっても周年の雰囲気。
「普通はあげるもんなんだろうなー」
と思いながらも
「やだ」
の気持ちの方が大きかったので無事持って帰ることが出来た。
しかし、こういうものはやはりバーの明りの中でこそ映えるということを家で実感。

そういえば周年。
店に入るなり
「シャンパンで」
と言われシャンパンを開ける羽目に。周年はサービスで3割引きにするという情報を得て来たから自分としては店へのサービスそっちのけ。自分が飲みたいものを安く飲んで帰るだけのつもりだったのに…さっきのグラスをあげるあげないの話を含めバーじゃない感じ。
とは言え折角の割引。当然普段そうそう飲めない物を注文する。
初めて飲んだ1966のマッカラン。ヴィンテージものをいくつか飲んでいると正直なところそれほどの感動は無い。未だ自分の中で1959を越えるもの無し。もちろん美味しいし、古いマッカランらしいと思うけど。
割引→調子に乗って高いの注文→いつもより高い金額
まぁ、よくあることね。

2010年11月14日日曜日

天然とは

「彼(彼女)って天然」
しばしば聞く表現だが、その表現が本当に適切である人はそうそういない。そう思っていた。
天然と言われる所以は話がかみ合わない、自分のペースでのみ行動する、そういった部分にあるのだろう。結果KYと呼ばれる行動に至ることもある。但し「天然」と「KY」は全単射たり得ないだろう。

まぁ、そんなことは兎も角、理性と常識がブレーキをかける事の無い発言が出来るというのは両刃の剣だが傍から見ていると羨ましいことこの上ない。僕もズケズケと物を言う方だが、ついどこまで踏み込んでいいか反応を見ながら話してしまうことがある。
越えられない壁を実感する。

心惹かれる事に多分理由は無い

相変わらず信楽焼のタヌキが好きだ。
最近、まぁ、このタヌキ熱に関して聞かれることがある。
「タヌキの何がいいんですか?」
僕の回答はこうなる。
「愛嬌あるじゃん。」
いや、これは割と同意が得られる。ただ、聞く人からすれば、単に愛嬌があるだけでそれほどの熱が入るのがわからないのだろう。
元々信楽のタヌキはずっと前から好きで、もし自分が家を買うようなことがあれば玄関先に飾りたいという気持ちは20代の頃からあった。が、今になって何故買うに至ったのか?そして更に買おうとしているのか?
えぇっと…これ、自分でもわからない。

信楽焼のタヌキに限らず僕が焼き物に興味を持つようになったのはここ数年のことだ。何故焼き物が好きか?土の温かみ?それもあるかもしれない。でも、自分でもわからない。


タヌキを玄関先に置いたからと言って自分の生活が大きく変わることなど無いだろう。これは食器も同様で、そもそも食器を変えたからと言って塩分糖分が変わるでもなし、理論上味が変わることはほぼ無いだろう。ならば余計な金出して食器に金を払う理由も無い。今時100円ショップで100円と思えないような良い食器はゴロゴロ売ってる(因みに家では100円の食器も使っている)
そんなことはわかっているが、その上で僕が食器を買う時は、何気に陶器の店に入り、陳列された器を見て「あっ」と思うものがあった時。本当にそれだけ。得られるものは自己満足。


結局気にいったら買うだけだから各産地の特色を気にしていない。これは酒もそうで、どの地域の酒にどんな特徴があるか、どの蒸留所にどのような特色があるか、こういうことも覚える気は大してない。だって飲んで自分が気にいるかどうかが全てだから。

消費者にとって大事なのは結局満足できるかどうかだ。知識は時に人の直感にブレーキをかける。歴史があるものを重んじてしまったり、手間がかかっているものに有難味を感じてしまう。それは本当に自分にとって良いものを見る目を曇らせてしまいかねない。
こう書いておけば勉強が面倒くさくて嫌いなズボラな性格だと思われることも無いだろう。

そして何故こんなことを書いたかと言えば…グラス買っちゃったからだな。

遠目に全体を写すとどこのグラスだかわかっちゃうので接写で。

グラスで酒の味は変わる。五感で得る情報など所詮気の持ちようで変わるから。上に書いたことと矛盾しようが構わない。人の感覚などその程度のものだ。

2010年11月12日金曜日

【絵log】 痴漢フリーな列車

目撃証言と服装も背格好も違う、しかも膠原病で指が自由に動かない人が痴漢で逮捕され控訴が棄却されたというニュースを見た。これは話を聞くに冤罪だと思えるが…

さて、電車での痴漢行為はこれからも起こるだろうし、冤罪も同じく起こるだろう。
いつ自分がしてもいない痴漢行為で誤認逮捕されるやもわからない。そこでこんな列車を考えた。
電車の扉を前後両側に設け間の空間をガラスで仕切る。そこを男女に分ける。既に女性専用車両はあるが、それを車両内で行い更に男性専用空間を設けるという案だ。扉近辺はニュートラルエリア・男女共に利用できるが、これは近くの駅で降りる人、アベック及びシルバーシート設置領域。
これで各性別用空間内で痴漢痴女行為を防ぐことが出来る…異性間は。同性間の痴漢行為は防止できないがそれは腐女子へのささやかな特典として鑑賞できるようにする。そのためのガラス仕切りだ。

※腐女子のみに特典がある意味は自分でもわからないが所詮通勤列車。現実的には中年のカラミが多く誰も得しない


ふざけた案と思われるかもしれないが、ガラスは兎も角安価に出来る改善案となりえるような気がする。
※ガラスはアクリルでもいい。透明なら


しかし、絵の付いたblogを絵logという名前でいつか書こうと思っていて、記念すべき第1回の話がコレとは…

2重跳び

何故か2重跳びが5回出来た。
まぁやっていて気付いたんだけど飛び方がダメすぎたのでもっと軽やかに飛ぶように心がけた結果なんだけど。
で、飛び方がダメだったのに気付いたのはいいけど軽やかに飛び続ける事が今後の課題。

やれやれ。
体年齢46。
肉体だけ一足先に厄年を過ぎている。

2010年11月9日火曜日

twitterやったほうがいいと思うこと

コミュニケーションツールとして捉えるとなんか慣れ合い的な感じがして気持ち悪いかもしれない。ならば友人関係などおいて有名人の発言だけウォッチしてもいいんじゃないかと。
正直なところ僕はtwitterで宇多田ヒカルのフォローを始めてから物凄く彼女に対する見方が変わった。かなり好感度がアップした。あまりに世間に持ちあげられ過ぎている感じがして、どうしても距離を置いて見てしまっていたのだが、そういう見方をしなくなった。

先日ホリエモンに何気に質問してみたら返事が返ってきた。
頭がいいということがどういうことか良く分かった。
簡潔に無駄なく要点を不足なく伝える
ホリエモンからの返答は僕の質問を含め140文字の中に収まっており、納得できる上発見もあった。
多分賢い人が見ればアッタリマエのことだろと思うだろうけど、知らない人間からすると大袈裟にいえば目鱗。単に否定するではなく、日本の技術をより高利益に使うという方向の返答をもらえた事も驚いた。
こういう返答、単に知識があっても出来ないだろうな。だって返答に書かれている事が納得できるのはその知識が自分にあるから。でも自分では気付かなかったんだもん。まぁ持ち上げ過ぎるのもどうかと思うけど、やっぱり賢い人は賢いと素直に認める程度の心の余裕は持っておきたい。
※返答に誤字があるのはご愛嬌


そんなわけで自分の気になる著名人の発言を見るためだけでもtwitterはオススメだと思った次第。

そして、リアルな会話は最高の知識を最高に無駄に使える賢バカな人と話がしたい今日この頃。

二重跳びと腹筋と年齢と

すっかりさぼっていたのでジョギング再開。
理由は公称72kgだった体重を量ってみたら76kgあったから。もう60kg目指すより90kgめざしてナチュラルなデブになった方が早いね。

そんな現実を突き付けられた上に更に現実は襲いかかってくる。
ジョギングの時ずっと前に100円ショップで買った縄跳びを持ちだしてみた。いつも走っている近所の公園の砂地でやってみると…まぁ、色々できない。何よりショックなのが二重跳びが1回しかできないということ。おぃおぃ、俺四十(しじゅう)だぜ?ニジュウの倍なんだぜ?
ダイエットにはボクサーよろしく足踏みしながら縄跳びするのがいいらしい。とは言えボクサーのように早く回すのは無理。自分のペースでやってみる…20回が大きな壁。マジで足がひっかかる。

縄跳びをちょっとやっただけなのにけっこうフラフラになる。挙句公園にあるクマの作りものが動いたように見えて夜中にドキっとする程に。そしてタイミング良く公園の電気が切れる夜11時。

現実を見せ付けられたのは縄跳びだけではない。何気に所謂普通の腹筋、寝た状態から起き上がるのをやってみたら1回も出来ない。腹筋が弱くなっていることもそうだが腹肉が邪魔で起き上がれないのだ。これは輪をかけてショックだった。高校の頃なら難なく100回出来たものを…

もうこうなると現実逃避しかない。
金欲しい…

2010年11月8日月曜日

横手ヴァイナリー 大沢葡萄JUICE

成城石井に行ってみた。
これを発見

「ワインかよ!」
と思える値段。
味は濃いといえば濃いけど、わかりやすく表現すると果汁の多いグレープアイスの味(そう書くと安っぽいなぁ)。
氷で薄まっても美味いのは流石。たまに飲みたい。

さて、これ以外にもちょっとお高いペンネとかも買ってみたけど味の違いがわからなかったorz

2010年11月6日土曜日

肉乾燥中

3週間ほど塩漬けにした肉を乾燥中。
ちょっと食べてみたら塩抜きが十分じゃなくてかなり塩っぱい。しかしぶつ切りにして鶏ガラスープに入れたらその塩が味付けになって丁度良かった。
一緒に干していたササミはササミジャーキーみたいになっていたのでスープに入れても柔らかくならなかったorz

40年代のハーパーとムートンのカシスとか

急に時間をもてあましたような感じになり、新宿高島屋へ行き一湖房の鴨を購入し新宿5丁目、ブルータスという雑誌に載っていたバーへ。
「この鴨に合うワインを出してくれ」
まぁ、これをやりたかっただけなんですけどね。ソムリエ持ってるバーテンならそれくらいお茶の子さいさいでしょ?普通?みたいな感じで。

店に入って最初は白ワイン。その後鴨と赤ワインへ。

チリワイン。ボディしっかりタンニンしっかり。美味い。が、しっかりしすぎてワインが勝っちゃう。
「だから山葵を添えてみました」
あ、なるほど!そういうことなのか。
が、
僕は山葵が大っ嫌い
 なんですよ。ってかね、日本の人口は今1億2千万くらいだと思うけど山葵好きなのなんて12人もいないんじゃね?
「からしがあればからしの方が合ったと思うんですが」

あ、なるほど!そういうことなのか。
が、
僕はからしも大っ嫌い
 なんですよ。ってかね、日本の人口は今1億2千万くらいだと思うけどからし好きなのなんて12人もいないんじゃね?
というわけで、ワインを飲んだ感想は
「牛肉食いたい」

に落ち着いた訳です。このワインと塩コショウでシンプルに味付けしたステーキの組み合わせで食べたい。ワインは勿論美味しかったし、彼の選択が間違っていたわけでもないです。まぁいい大人で山葵嫌いって人少ないですからねぇ…

店に入った時からとにかく飲んで欲しいバーボンがあるという話をしていたので、次はそれを飲むことに。モルト好きの彼曰く「これを飲んでバーボンに開眼しました」とか。どの酒かは後のお楽しみと言っていたけど、バックバーを見ると明らかに異彩を放つハーパーが。
「ハーパーでしょ?」
あっさり言ってしまう自分は本当にこういう部分での遊びが下手だと思う。

飲み比べということで先に現行12年を出された。この酒飲むのも僕の記憶では10年ぶりくらい。僕は現行物のハーパーを飲むと頭痛がするので飲まないようにしている。だからこの酒を飲むのに抵抗があった。
しかし、飲んでみれば美味い。 現行のバーボンではかなりいいものなんじゃないだろうか?僕の好きな「こってりガッツリ」な感じじゃないけど、薄いわけじゃなく上品。残り香も甘くて上品。

そして本命のオールドボトル。ラベルからしてもう古さが滲み出ている。
1937年蒸留、1943年瓶詰。
コイツはスゲー
50度の度数がしっかり残っている。そして、酔っ払いの千鳥足のように、落ち着きなく、とにかく味と香りが変化する。味の多動性症候群。アルコールの強さを感じさせたと思えばなめらかな口当たりになり、時に甘く、時にシンナー臭を放つ。幾重にも見せる表情はありていな表現をすれば万華鏡のようだ。しかし単に落ち着きが無い訳ではない。芯がある味。最後は良質のオールドボトルバーボンへ帰結。フィニッシュは長く続く。チェイサーを飲んでも舌に甘さが残る。
確かにこれはバーボン好きでない人にも飲んで欲しい逸品だ。

こういう酒を飲むと非常に困るのが次の選択。生半可な同系統の味を持ってくると負ける上に先の酒の余韻を悪い方向へ消してしまう。そこでスレッジハンマーを注文。

その後モルトを。
グレンアラヒー。1974/2010 35yo
濃いシェリー。しかしありがちな渋みというかエグみは無い。美味かった。が、味は記憶してるが先のハーパーとこの後のカシスに挟まれ適切な言葉思い浮かばず。
再度飲みたい酒なのに…
普段飲みに行く時なら主役になれる酒なのに…

そして〆。
「カシスソーダ」
と言ったら(冗談やネタじゃなくて本当に好き)
「そういえばいいカシスがあるんですよ」
と言って出されたのがコレ
リキュール・ド・カシス・ド・ムートン・ロートシルト
名前長いよ…
ストレートで出てきた。
「カシスソーダじゃない」
という僕に
「これは是非ストレートで」
とのこと。
飲んでみると、まぁ、これが、美味い。
カシスのストレートなんて甘ったるくて飲めたもんじゃないと思ってたら全然そんなことない。
ちょっとブルーベリーっぽい?まぁカシスってそんな感じだけど。貴腐ワインみたいな感じと言えば適切なのかな?違うかな?

コース料理を酒で表現したような夜だった。
惜しむらくは金を下ろすのを忘れていて手持ちが少なかったので飲む量をセーブせざるを得なかったこと。
最近歳のせいか必ずと言っていい程何か一つ大切なことを忘れる。

しかし店から出た時所持金合わせて1000円未満ってのは酔い覚ましには十分な現実だった。

今更火曜日のことなど…飲み放題の罠

最近ネット上で色々クーポンが出ている。通常価格からかなり割り引かれた金額で食事などが出来るものだ。
店側からすれば短期に数十~数百の売上が得られ、その売り上げが先にまとめて入る利点があるのだろうか?資金繰りに困ったお店がクーポン出して利用期間中に閉店なんてことになったら怖いけどなぁ…などと嫌な考えもしてしまうが、それはともかく。

火曜日、そんなクーポンで2000円飲み放題へ行ってきた。目玉は響17年。ボトル定価一万の酒が飲み放題メニューに入って2000円(料理3品付)は安すぎる。「これは!」と思って買ったわけだ。
が、店に入り席に座り出てきた飲み放題メニューを見ると響が無い。17どころか12も無い。
店員さんに確認すると、通常飲み放題+料理3品を半額で出したとのことだった。飲み放題メニューに載っている酒を見るとそれでも十分安いのだが、こちらとしては納得がいかない。店内で再度ネット接続、Webサイトを確認するとやはり響17が載っている。

店側が騙すつもりだったとも思えないし、モメても仕方ない。なにより酒の値段を知っているから強く言えない…
「では最初に1杯だけ響17もらえますか?その後はメニューの物を頼みます」
で、交渉成功。

飲み放題撤収後久しぶりに湯島D&Mへ。入るなり
「サイゼリヤの店員に負けないようにがんばります」
とか。あまり店員は褒めるもんじゃないと痛感。
しかしあの店員本当に素晴らしかったんだって。


気になったので飲んでみた1杯
ハイランドパーク。「好みとは違うかも」と言われたけど美味かったです。コッテコテのシェリーが好きなのは勿論ですが、こういった味も好き。要は美味しいものは好き。
この鳥ツバメかなぁ…

2010年11月3日水曜日

新手の音楽商法か?

以前秋葉原で路上ライヴをやっている女性のCDを買ったのだが

路上ライブのCD買った



今日は上野駅の前で路上ライヴやってCD売ってる女性を発見。

「そんなのそこら中にいるだろ?」
と言われれば「Yes」。
しかし、この二人の女性にある共通点があることを発見。
いわゆるファンを「サポーター」と呼び、サポーターを15,000人集めて武道館でライヴをやるのが目標なのだそうだ。
近場に二人もそんなのがいたら新手の音楽商法か?と疑ってしまっても仕方あるまい。
実は御徒町にもいるのかもしれない
多分同じ事務所に初属しているんだろうな。この商法(という呼び方は先方が不快に思うかもしれない)が果たして効果的なのかどうか?結果は多分数年以内に出るだろう。
ただ、ただ彼女たちが目標を達成できなかったとしても事務所としては実力不足で片付けてしまうかもしれない。
なんにせよ、同じようなことをしている二人を近くにアサインするのは戦略的に適切とは思えないのだが…

2010年11月2日火曜日

アイコン変更

ってまぁ相変わらずタヌキですが。


現在我が家の玄関の下駄箱の上に100円ショップで買ってきた赤いフェルトを敷き、その上にこんなふうに2体、鎮座しております。お気に入りは右側、屈託のない子供のような実に愛嬌のある顔をしていて、気がつくと頭をなでてやっている。


風水的に赤と金色が玄関にあるのがどうなのかは知らないし、縁起なんてのは気の持ちようだと思うけど、このタヌキと暮らすようになってから運が良くなっているような気がする。

金運ぼちぼち、仕事運ぼちぼちという程度で、人生に於いて今が最高潮という程ではないけど、世の不景気を考えるともしかしたら凄くいい思いをしているのかもしれない。
まぁ、恋愛運とかはね…タヌキのご利益に入ってないだろうしね、金のタヌキを買ってる時点で金運を求めてるのが出てるしね。いいんだ。

で、本当に最近運がいいというか、無難に生きられているなーと思っているんだけど、実は前厄だった。
来年の本厄の厄祓いのためにもう1体買ったほうがいいかもと真剣に考えている今日この頃。

2010年11月1日月曜日

もうなんかいいやって感じ

母親の誕生日祝いで兄家族と共に寿司。

道中母親が
「私の母親は73歳の来月15日に死んだんだよね」
縁起でもない。

まぁでも家族の死とはそういうものか?
僕もあと16年ほど生きると父親の死んだ年齢になる。そこまで生きていることを考えると億劫だが。

さて、人間目標も無い人生などつまらない。このblogの最近の目標は毎月日数分以上のエントリを上げる事。その目標が10月に達成できなかった。

原因(?)が先に書いた母親の誕生祝いに行ったから…と言うとなんか他人のせいにしているからダメだな。そこまで見越して対処せねば。
31日中に家に帰ってきていたのだから書くことは出来た。しかし、しっかり忘れているあたり、どうやら自分の中でこのblogはそれほど重要ではないらしい。