2010年11月28日日曜日

うるとらそぅる

30代の人とJ-Pop話をしていた。

90年代初頭くらいから2000年くらいまで。この辺はお互い知っている歌が多い。面白かったのが「広瀬香美の対抗馬が平松愛理」っていう話。「ロマンスの神様 VS 部屋とワイシャツと私」って、そんな論調あったのかな?確かに対極に位置していると思うけど。
因みに「広瀬香美って歌う片桐はいりだよね」と言ったら何故か声を殺して笑っていた。
この例に限らず対抗馬と思われるアーティストが出ているアーティストって多いし、そういう事が言われていたな。80・90年代って

  • キャンディーズとピンクレディー(70年代だけど)
  • 松田聖子と中森明菜
  • WANDSとT-BOLAN
  • Mr. ChildrenとSpitz(シャ乱Q説もあり)
  • 宇多田ヒカルと倉木麻衣

そしてお互い最近の流行歌聴いてないから知らないねっていう話になって、名前は聴いた事があるけど歌がわからない人が多い。アーティストの名前は出てくるけど曲が思い浮かばないのだ。
例えば西野カナって絶対歌を聴いたことがあるはずなのに全く覚えていない。これって今の歌が昔の歌に比べて薄っぺらいのか?多分違う。僕らの世代にはそう聴こえるけど。同世代に共感するメッセージなんて時代によって変わる。単にジェネレーションギャップで共感できなくなっているだけだろう。
逆に数十年前に盛り上がったジャパニーズフォーク(アリスとかかぐや姫とか)を現代っ子が聴いても「貧乏臭い」くらいにしか思わないかもしれない。時代が違うから共感出来ないだろう。
僕は浜崎あゆみの歌詞も覚えられないけど、20代~30代前半の人なら共感できて泣ける人もいるはずだ。僕は彼女の場合彼女本人よりバックのヨッちゃんが気になってしまう世代^^;

さて、栄枯盛衰の激しい芸能界で90年代から未だ第一線で活躍し続けているアーティストは少ない。が、僕らの世代から今の10代までファンがいそうなアーティストが一組思い浮かぶ。B'z。
僕が初めて聴いたB'zの歌は「BAD COMMUNICATION」。二十歳の頃だと思う。「あ、なんかカッコイイ」多くのアーティストのファン層の母集団が年月とともに年齢が上がっていく中、彼らは最初に獲得したファンを引き連れながら裾野を広げているような気がする。凄い。
しかし会話の中で、B'zの名前が出た時二人とも最初に脳裏をよぎったのが「ウルトラソウル」だったのはあの歌のインパクトが一番強かったからだろうか?
奇しくも昨日上野を歩いていたら学生と思われる集団が「ウルトラソウル」と叫んでいた。カラオケ屋が近くにあったので、その帰りだったのかも。

字面だけ見ると韓国の歌もしくは新しいウルトラファミリーにも見えるけど、曲にこの言葉が乗りB'zが歌うとそんな風には微塵も感じさせない。

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