2010年11月22日月曜日

初めての鉄人料理

どちらかと言えばアンチメジャーである。
だからテレビに出ているような店は「ほんとかな〜?」なんて思っちゃうタイプである。
いや、勿論美味しいんだろうけど、皆が美味い美味いと言うからそう思えちゃうんじゃないの?とか、金額に見合うか?とか考えちゃう。
実際、周りの皆が「美味しい」と言っていたらそれが催眠効果になるかもしれないし、「美味しくない」と言い辛くなるんじゃなかろうか?

そんな僕が母と赤坂四川飯店に行ってきた。中華の鉄人、陳健一氏のお店。
親孝行のつもりで、美味い店に親を連れていく。美談だね。支払いはワリカンだけど^^;
  1. 前菜(棒棒鶏・クラゲ・干牛肉・豆腐麺)
  2. イカとユリ根の炒め物
  3. タラバガニのピリ辛炒め
  4. フカヒレとコラーゲンと鶏肉の煮込み
  5. 豚と白菜の煮込み
  6. 麻婆豆腐
  7. 抹茶プリン
どれも美味かった。流石鉄人(作ってる人は違うけど)。全品ハズレ無しって感じ。
タラバガニのピリ辛炒めがその名の通り辛いんだけど後引く美味さで、単に辛いだけじゃない美味さ。それに続くフカヒレも最初は直前の料理の辛さのために味が分かりにくかったけどこれまた美味くて…僕も母もあまり空腹じゃなかったのでセーブしながら食べるつもりだったのについつい食べてしまう。
そうそう、全品共通しているのが、先に書いた「後引く美味さ」。一口目で「おぉおぉお〜」というインパクトというより、ついつい次の一口を食べてしまう美味さだったということ。「後の料理が食べられなくなるな〜」と思いながらも気がつけば次の一口を含んでしまっている。
麻婆豆腐は今までに食べたことがある麻婆豆腐と別の料理というわけじゃないけど、食べたことが無い料理のような…なんだろう、ちゃんとスパイス(って言って良いのか?中華で)が効いているというのか、ごはんを一緒に出されてかけながら食べるんだけど、これがまぁご飯と相性バッチリ。

料理で気になったのはフカヒレ煮込みの次が豚と白菜の煮込みで、似た味のものが続いたため、後の料理のインパクトが弱くなってしまったことと、どれもが美味いので、どれかひとつに対して「これが凄かった」という印象が持てなかったことの2つくらい。

初めて行くお店だったので、事前に予約をしたのだが、予約の段階で「コースにします」と言ったとき、「お店に来てから決められても良いですよ」と言ってくれていた理由がわかった。コースを頼んでいる人は少ないのだろう。隣にいた男二人のお客さんは大きな麻婆豆腐を注文して二人で食べていたようだ。今度から僕も単品注文をしよう。


そういえば日曜の晩だからか比較的空いていた。もしかしたら日曜の晩なら予約無しで入れるかもしれない。

問題は一人で行く勇気があるのか?ということだけだ。

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