しばしば芸能人が大麻、麻薬、覚醒剤で捕まる。
で、その時に、色々理由は言われるが、そのうちの一つに「疲れていた」というものがある。
今時の報道だと、コメンテーターがいて、「どんな理由があっても薬物に手を出すのは云々」なんてもっともらしいことを言っているんだろう。
さて、それらをやると(主に大麻と覚醒剤だと思うが)疲れが取れるって、ニュースでしばしば聞くけど、実際にそれがどれほどの疲労回復効果を持っているかなんてやった人じゃなきゃわからない。
そんなものに縁もゆかりも無い人だったら、価格を聞けば
「一番高いユンケル買えるじゃん」
ってなるわけだ。
で、あまりのハードワークからくる疲労に滋養強壮剤でも埒が明かなくなったとしよう。
「よし、薬買うぞ!」
なんて思うだろうか?いや、万が一にでも
「もし、大麻(覚醒剤)でこの疲れが取れるなら」
と思ったとしよう。そこいらで普通に売ってないから。買える場所知らないから。そんなもの。
※余談だが、もう10年以上前、名古屋ではテレビ塔近辺に外国人バイヤーがいるという噂があった。そういえばあの辺やたら外人に声かけられたな
要は、やる人ってのはそういうものと繋がる何かがあるってことよね。だから本来は「捕まった時にやっていた理由」なんかより、「やり始めた理由、やることが出来た理由」の方が大事だと思うのね。
それなのに、捕まった時の理由ばかりが報道される(まあわからなくもないが)。
捕まった時の状況、感情なんかより、それを薬で解消できるという知識を持ってしまったことの方が問題だと思うわけ。なのに、そこまでつっこんで話をしているのは常習犯のドキュメンタリーくらいでしか見ない。少なくとも初犯の人でそこまでつっこんで報道しているのを見たことはない。
そんなところにも「芸能人=薬やってても不思議じゃない」という世間的な認識が感じられる。
僕らの業界でもハードな仕事をしている人はいる。僕自身若い時には1ヶ月ほぼカンヅメで徹夜当たり前で仕事なんてこともあった。が、そんな時に違法薬物のセールスが来たことなんてない。
徹夜明け、客先で仕事、一番高いユンケル飲んで出撃、頭のふらふら感や眠気は取れないのに尋常じゃない程下半身だけが固くなるなんてこともあった。あの固さ、今欲しい。
2012年7月1日日曜日
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