1冊の本を読むのに1時間かけるのと3時間かけるのではどちらが得か?
そもそも損か得で考えるのも変かもしれんけど、これは読む本のジャンルによって考え方が異なるみたい。
僕のように新書や技術書を読むタイプの人は兎に角速く読みたい。その理由は同じ時間により多くの情報を摂取できるから。
だが、小説主体で読む人にとってはちょっと違う見方がある。前者は後者に比べ同じ金額を払って三分の一の時間しか楽しめられなかったとも考えられるわけだ。
なるほど。小説は映画などと同じようにストーリーを楽しむものだ。映画などであれば上映時間が決まっている。同じ金額で同じ時間に同じ情報を摂取出来る。だが、小説は読み手の速度によってそれが変わる。であるなら速く読むと楽しめる時間が減ってしまう。
まぁこれも捉え方次第なんだけどね。同じ楽しみを得られるんだから、余った時間は他の楽しみに使ったり、消費金額を考えなければ同じ時間により多くの楽しみを得られるわけだし。同じ本を3回読むことも出来るわけだから、1回目に気付かなかったことに2回目、3回目には気付くかもしれない。
で、ふと気付いたんだけど、この「受け手によって消費する時間が変化する」というのは映画や音楽にはない小説ならではのものなのかも。
2011年11月27日日曜日
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