買った携帯電話がおかしいと。
店に持って行って交換して貰ったらしい。
ここまではよくある話。だが、その携帯も調子悪かったと。
んで、店に電話。当然持ってきてくれと言われるわね。
電話の内容を要約すると、
そっちの不手際なのに何故客が店まで持って行って待たされにゃいかんのだ?取りに来い
因みにこの話、当然ディティールがあるのだが、恐らく聞いたい人の9割が「チンピラじゃん」って思うだろう内容。大雑把に流れを書くと
- 電話を持ってきてください→何故そちらの不手際なのにこっちが行って待たなきゃならんのだ
- メーカーの方へ任せます→責任転嫁か?
- (店長登場)優先的にやらせていただきますので→文句言えば待たなくていいのはおかしいだろう
- ではこちらの方へ来たときにでも→営業時間外になるけどいいな
# 尤も間違ったことなんて一切言ってないと僕も思う。まぁ類友ってことなのか
というわけで僕も笑いながら話を聞いていたのだが、納得しつつも一つ質問した。
「それ嫁に話した?」
「話した。物凄く叱られた。」
それが社会の常識。もうそれに合わせられるようにならなきゃねぇ…
# 結局友人は別の店に持っていったらファームウェアアップデートで直りますと言われ、その場で携帯電話の問題は解決したらしい。
とはいえ、同じ事があれば僕だって納得できない。僕の考えは以下のようになる。
まず、自分が壊したのなら当然自分で持って行き待たされても仕方ない。だが、買ったものが不良品だったら、しかも交換してもらったものが又不良品だったら、こちらに落ち度は無い。
店からしてみればメーカーの落ち度だと思うだろう。だが、それは店とメーカーの間の話だ。肝心なのは客である自分が誰に金を払ったか。
売った以上は店にも責任がある。「メーカーの出したものが不良品でした」ってのはわかるんだが、間に入ってる以上、それで利益を上げている以上当然責任は発生するはずだ。
だから僕の友人が店に言ったことは間違ってないと思う。何せ不良品を売っておきながら客とメーカーに動いてもらうだけなんだから。勿論品物を持ってきたお客さんに謝りはするだろうが。
店はお客さんに納得してもらえる対応をして、その後に店が納得できる対応をメーカーにしてもらえばいい。それが筋だろうと。
書いていて自分は「間違ってないよな~」と思うんだが、恐らく「タチ悪いなぁコイツ」って思う人もいるんだろうね。
で、誤解してほしくないのは「客の方が偉い」なんて思っていないということ。これは僕も僕の友人もそうなんだけど、筋さえ通ってればいい。だから先に書いた「文句言えば待たなくていいのはおかしいだろう?」になるのだ。
客は品物ないしはサービスを受ける以上金を払うのが筋だ。そして店は金をもらった以上その金額に見合った品物ないしはサービスを提供するのが筋。
金額が見合う見合わんの話は金を払った時点で合意しているものとしていいだろう。じゃなきゃ金は払わない。
だがしかし、金を払う時点で認識していた物やサービスと違えば、それこそ不良品を渡されたら流石にそれは違うだろうと。それで客が余計なコストを払う(金に限らず時間も含む)のを平然と要求するのは違うなぁ。
逆の場合、客が自分の都合でサービスが受けられなくなったとか商品がいらなくなったとか、そういった場合は店に不利益を与えるんだから、客は当然それに見合った対価を支払うべき。
長々と書いたが、ここでこんなことを書いても世の中は変わらない。残念ながら。
腹は立つが不良品掴まされたら諦めて店に行くしかあるまい。それが現実だし。
しかし、腹が立つ。あのマニュアル通りの謝り方にも腹が立つ。客の方を向いてる感じがしないんだよなぁ。
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