2014年11月29日土曜日

「選挙に行こう」と投票率

やたらと「選挙に行こう」と叫ぶ人が居る。勿論、今の政治に満足できなくて、社会を自分の思う良い方向へ変えたいと思うのなら当然行くべきだ。
悩ましいのは立候補している政治家の中に、その「自分の思う良い方向」の政治をしてくれる人がいるか、政党があるかっていうことだが、それは又別の話。

ところで僕はこの選挙に行こうという声があることが何ともモヤモヤするものがあって、それは何かというと、もし、立候補している政治家が概ねマトモで、政治に不満が無ければ恐らく投票率なんて下がるだろうということだ。そりゃ政治が安定してて、政治に対する不満を感じることの無い生活をしていたら、政治に対する関心は下がって投票率も下がるだろうしね。まぁ、そういう時は今回のような解散総選挙なんて無いだろうが。

今の政治に問題があると思っているから「選挙に行こう」という声が上がるわけで、そういう意味では、その声が上がるのはいい。反面、先のようなことを考えると、実は結構いまの政治に満足してる人が多いから投票率が低いんじゃないの?と思わなくも無いわけでない。
尤も、今の政治に満足しているのではなく、諦めていたり、興味が無かったりして投票率が低いというのが実際かもしれないが。

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