2014年11月25日火曜日

押し付け名言

夜にラーメン屋に入った。

ところで、関東のラーメン屋さんは食券を買うところが多いんだけど、自販機で目的のものが中々見つからない。今日行った店なんて東京チカラめしの居抜きで券売機もそこで使ってた液晶タッチパネルのものなのに、それでも目的のものが見つけられない。どうしたもんかねぇ…

ということはともかく、カウンターに座って目の前に飛び込んでくるテプラで書かれた文字列。
「正解を他人に求めるな」
とか
「変わることを恐れるな」
とか。これ見た瞬間に、胸糞悪くなった。

結局、こんなことが書いてある理由は、更にカウンター周りを見ればわかるんだけど、ニンニクや豆板醤を始め色々と調味料やら玉ねぎやらが置いてあるから。自分好みに味を作れるということね
店員さんも
「味の調節は出来ますから、お申し付けください」
って言ってたし(あんな命令形のテプラが貼ってあるのに店員さんの対応は凄く丁寧)。

洒落だってことはわからなくもないけど、申し訳ないがセンスがあるとは思えない。誰もが理解できるかどうか分からないもんね。突然命令形で知らん奴にそんなこと言われたら気分悪いし。

そういえば、どっかのナポリタン屋には
「食えるもんなら食ってみろ」
なんて書かれてたな。こんなの字面通りに読んだら、「食いたくなるもん作れよ」で終わりだ。

因みにラーメン屋、それも拘った店だと、調味料なんて置いてないところもある。胡椒すら置いてないような拘り方。

自分がベストだと思った味で出してそれを味わってもらうために、味を変えるものを置かない店と、今日行った店のように、お客さんの好みに出来る余地を作っている店。どちらの方が良い店なのかは、僕にはわからない。

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