先日、安倍首相とオバマ大統領が銀座の「すきやばし次郎」へ行ったということがニュースになっていた。本当かどうかは知らないが、3万円の食事に庶民感覚が無いとかなんとか言っていた人もいたらしい。そもそも庶民じゃないし、相手を考えたら3万なんて大した金額じゃない。
さて、冷静に考えてみれば、「食事代」の3万なんて、それにかかる費用を考えたらどうでもいい。実際のところ、そのクラスの店を1日貸しきって、国としてのおもてなしをするんだから、100万払っても安いくらいだろ。だが、店からしたら最高の名誉だし宣伝になるから、タダでもOKするかもしれない。まぁ、あの店は宣伝する必要は無いだろうが。
そして、それにかかる他の費用を考えたら、恐らくその食事だけにかかる金額はとんでもないものになっているだろう。警備のお金、銀座の交通閉鎖(多分やってるよね?)とかなんとか。そのために店を営業できなかったり客足が減った店の経済損失とか考えたら、3万なんて本当にどうでもいい金額に思えてくる。
ところで、これをもし銀座の高級寿司店ではなく、回転寿司でやったらどうなるんだろう?無論店の規模にもよるが、国道沿いの回転寿司であっても店の貸し切りは必須だ。そして、そのための交通規制も必要になる。無論警備も必要。
ところで、高級寿司店と回転寿司で、店を貸し切る金額はどちらの方が高額になるのだろう?高級寿司店に、仮に客が10人入れたとする(すきやばし次郎はもっと少ないらしいが)。その客単価が3万、2回転なら60万。一方の回転寿司は100人入れたとして、座席の埋まる率が80%で客単価が平均2000円程度、客回転が5回転だったとすると、80万。
まぁ、どこと比較するかっていうのはあるけれど、貸し切りを前提として考えたら、どっちもどっちかなぁと思えてくる。
2014年4月30日水曜日
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