2014年4月13日日曜日

芸能レポーター

中山美穂が空港に来たレポーターにキレたというニュースが出ていた。

離婚問題で、いろいろ質問に来たレポーターに対して怒って何か言ったらしいのだが…
普通に考えたら、離婚問題なんてデリケートなことを他人にしつこく聞かれたら誰だって怒るんじゃないのか?
「芸能人、有名人だから」という理由なんだろうが、どんな職業だって嫌なことは嫌だろう。
それなのに、そのニュースの見出しを見ると、いかにも中山美穂が悪そうな感じに見えるのだ。

著名人に対してなんでもかんでも聞こうとするのは、「視聴者の知りたいことをお伝えします」という大義名分があるから?確かに「知りたい」という人がいるのは事実だろう。だが、「知られたくない」という気持ちは無視なのだろうか?

「知りたい」と思っている人はその事実の当事者じゃない。その「知りたい」と思う人のほとんどは、聞かされれば興味を持つだろうが、知らなくても何も困りはしないだろう。しかし、「知られたくない」と思っている人は当事者。人数比率はは圧倒的な差の多対1だが、その1が当事者。そちらの気持ちの方が大事なんじゃないか?

離婚ではなく結婚の報道でも、すぐに子供が出来たのかと勘ぐる。確かに最近はそういう結婚も多いんだろうが、何故そんなことを一々聞くのか。結婚を決めた理由を聞いた時に本人がそれを口にしたのなら報道すればいいが、言ってもいないのにそんなこと一々聞くなよと。
あんたは友人が結婚した時に最初に
「妊娠したの?」
って聞くのかよって問うてみたい。

芸能ニュースに思うのは、結婚や離婚など、様々な出来事に対して確かに視聴者は興味を持つ。だが、その興味を持つように仕向けたのも又芸能ニュースではないか?ということ。最初っからそんなニュースを作らなければ大して興味を持つことも無いだろうが、色々報道することで、好奇心をより刺激され興味を持つようになる。もっと色々知りたくなる。しかも、大して頭を使う必要のない話題だ。すぐに理解できるから、話に乗り易い。

場合によってはその芸能人にとってプラスになる場合があることもわかるが、他人のプライバシーをほじくり回して金を稼いでメシを食ってる。その仕事は、どんなところにプライドを持てるのだろう?

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