2014年4月9日水曜日

親密度

今どき、殆どの人が携帯電話を持っている。
「携帯持ってない、スマホなら持ってるけど」
とかいう人もいるかもしれないが…

そういう話はともかく、要はひとりに1つくらい電話番号を持っていることになる。しかもほぼいつでも連絡を取れる電話番号を。

だがしかし、今どき、「電話番号」で連絡を取り合うことはどれくらいあるだろう?
LINEがあれば通話も文字ベースのコミュニケーションもとれる。文字ベースであればtwitterもある。Facebookもある。それらでリアルタイムに連絡を取り合える。
「電話番号」固有の機能で、要は携帯電話のキャリアの提供する通話機能やメールアドレスを使ってコミュニケーションを取る率は以前に比べて大幅に減っているんじゃなかろうか?
実際問題として、電話番号こそMNPで引き継げるが、携帯電話キャリアのメールアドレスなんて、キャリアに縛られてしまうからとっとと使うのを辞めたいと僕は思っている。そうすれば携帯電話会社を変えるときに一々連絡する必要も無くなるからだ(と言いつつ20年間ドコモから変えてない)。

さて、そんなことを言いつつも、電話番号には別の価値があると思う。それが「親密度」のバロメータ。
LINEで繋がっていれば連絡を取るのには十分だけれど、友人や恋人と思う相手の連絡先をそれしか知らないというのは些か心許ない。やはり「電話番号」を知っていたほうが、安心できるという気持ちになるのは、僕ももう既に古い人間であるからなのだろうか?

これは、会社の電話番号が「090」で始まっていると不安な気持ちになるのと似ている。
「今どきそんなことを気にする必要はない」
と頭ではわかっているんだけど。

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