2011年1月23日日曜日

死の仮想体験

ふと思ったんだが、人の死の仮想体験。死別は映画、小説、ゲームなどでもその物語に感情移入していれば擬似的に体験できる。
本当に家族や友人が死んだ時と同じ気持ちか?と言われれば、少なくともぼくは実際の死別と同じ感覚を実体験以外で味わったことは無いが、それはぼくが多くの作品を見ていないことにも問題があると思う。

さて、人が死んだことの仮想体験はともかく、自分が死んだことの仮想体験は出来るのか?
そもそも死んだらどうなるのかがわかっていない。医学的には脳死?
脳死自体も定義は色々あるようだが、それはともかく脳が死んだら意識がなくなる。物事を考えられなくなるから体験もへったくれもないんじゃないか?と思う一方、意識をもつ魂が体から分離して死後の世界へ行くということも思わなくもない。物語的には後者にしておかないと作品は作り辛いだろうな。
で、その仮想体験とはどんなものか?
病院のベッドで息を引き取り体から離れた魂が自分の死体の傍らで泣いている家族を見るような状態なのか?うん。これも仮想体験の一種かもしれない。しかし、そこで僕が思うのはその周囲の人間が自分の実際の人間関係以外の人ばかりである場合、本当に自分が死んで人が悲しんでくれた時と同じ心境になれるのか?ということ。
そもそもそれは死後の体験じゃないか?「死」の体験ではない。もし肉体から魂が離れ別の生き方(?)が始まるのであれば、その瞬間、痛みや快楽のようなものは感じるのか?それが分からなきゃ疑似体験と言えないんじゃないか?

そんなことを考え始めるとモヤモヤが募る。だが残念ながら僕を含め今地球上に生きている全ての人は60億を超えるというのに誰ひとり死んだことが無いから聞きたくても聞けやしない。僕は死んだ人を見たり会話できるような霊能力も持っていない。
※但し幽霊と思われるものと遭遇したことはある

このモヤモヤをすっきりさせる方法はひとつしか無い。が、それを自分で行うつもりも更々無い。

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