2014年10月28日火曜日

喜寿

兄から電話がかかってきた。

「母さんの喜寿のお祝いを23日にやるけど、お前空いてる?」

23日は空いているはずなので、取り敢えずOKしておいたが、聞いてみたら既に場所まで決まっているとのこと。もし僕に用事があったら、僕抜きでやるつもりだったんだな。あの男は。
どう考えても順序ちゃうじゃん…実の息子が用事が有ったから出られませんなんて無いだろうに。
普通に考えたら、僕の空いてる日を聞いてから会場の予約じゃないのか?

とはいえ、もし僕の都合が悪い時に兄の家庭でそういうイベントをやるなら、僕は別に母を祝えばいいだけなんだが。

しかし、自分の母親がそんな歳になることなんて、子供の頃は考えもしなかったな。時間が流れれば必ず歳は取るのに。

因みにその喜寿のお祝いをする11月23日は20年ほど前に他界している父の誕生日でもある。恐らく僕の兄も母もその事を覚えていないだろう。
嗚呼、ドライなファミリー。

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