2014年3月2日日曜日

手鼻

歳をとると周りを気にしなくなる。
社会人になりたての頃は、年上に
「社会人の自覚を持て」
だの
「社会人らしくしろ」
などと説教をされるものだが、そんな説教もされないこの歳になってから自分より年上の人の行動を見ると、結構ヒドい人もいる。
電車での割り込みなんて当たり前。喫煙所でもない所での喫煙や、酔っ払って駅のホームでの放尿など。若者よりおっさんのほうが多いように思える。
なお、酔っ払っての行動に於いては、
「酔っ払って正常な判断が出来ないから仕方ない」
と言うかもしれないが、そこまで飲むことが大人として間違っていると思う。

さて、本来は朝からの用事だったが所用で朝から移動ができず、昼頃にようやく家を出た本日。目的地に着く前に風呂に入ろうといつものサウナに寄る。
浴槽に入っていると、同じ浴槽に入っていたおっさんが手鼻。そこまではいいが、その自分の粘度の高い体液の付着した手を浴槽に浸して洗っている。
いや、自宅なら好きにやってもらっていいけどさ…ここ、公共の場だし…
あまりの行動におっさんの方に顔を向けると、向こうは何食わぬ顔。

こういう時、いつも通り自分の中では色々な考えが出てくる。「アウトローを演出?」「店員に気に入らないことがあって、ここを汚してプチレジスタンス?」「ボケがスタート?」等々。
でも、恐らくわかってないんだろうな。自宅の風呂(でやるのがリーガルかイリーガルかは知らんが)と同じ感覚なのだろう。恐らく、歳をとると若い頃とは別の感覚で周囲が気にならなくなるのだろう。

なんか、ちょっと納得できる結論が自分の中で得られたと同時に、歳をとってこんなふうになるなら、やはり早目に死んだほうがいいんじゃないか?とも思えた。

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