2014年3月23日日曜日

バラエティとドラマ

昨晩、飲みに行った店で土曜ワイド劇場が流れている。

主役は高橋英樹の模様。音声は聞こえないが、映像と字幕から刑事役であることはわかる。
役者さんなんだから、役者をやっているのは当然なんだが、映像を見ていて何か違和感がある。

どうも僕の中ではこの高橋英樹を始め中尾彬や梅宮辰夫といった大物俳優さん達が「バラエティの人」になっているらしい。役者なんだから、役名が出ているのも当たり前なのに、それが付いていることにすら違和感がある。
「いや、高橋英樹じゃん」
みたいな。

近年、役者さんやスポーツ選手など、色々な有名人がバラエティ番組に出て、本職をやっている時には見られない部分が見られて親近感がわくこともあるけど、反面、こうやって本職であるドラマに出ているのを見ても、その中に入っていけないようになっている。

そういった人達が、仕事によって自分を切り替えているように、見る側も視点を切り替えられないと番組を楽しめなくなっているということだろうか。

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