2012年8月27日月曜日

ガラパゴス

以前に比べ最近は聞くことが少なくなったと思われる言葉。

ガラパゴス

何かにつけ日本独自、しかも悪いと思われることに使われる。僕が、最初にそういう意味で、この言葉が使われているのを聞いた(見た?)のは携帯電話に対してだったと思う。

こういう流行り言葉は、一旦使われだすと「使いたい病」が伝染するのか、やたら目に付くようになる。
最初に書いた通り、最近聞く(見る)ことは減ったと思うのだが、学者さんやインテリさん達はこの手の流行を知るのが遅いのか、執筆時にホットなワードだったのか、今年になって出た本に使われていたり…
僕は寒いと思うんだが、本人的には「言い得て妙」くらいに思ってるのかもしれない。怖い。

こういう流行言葉なんてのは、当たり前だが時が経てば廃れる。廃れてからその言葉と出会っても、古臭さを感じるだけで、寒い。否、今「ナウい」が新しいように(これも偏見だなぁ…)、数十年後に使えば、逆にフレッシュさがあるかもしれないが。

流行に乗ることで、その時代にウケることがあるのは当然だが、テーマに普遍性があったり、この先5年、10年と通用する内容のものは、下手に流行語を使わないほうが良いのではないか?

最近では、この「ガラパゴス」という言葉を本で見る度に、「あ~あ」と残念感が襲ってくる。

ところで、この「ガラパゴス」という言葉を使う人には、比較的共通な特徴があると思う。それは、日本特有のダメなところをやたらと批判するが、日本の良い所はあまり見ようとしない。人にしろ国にしろ、悪いところがあれば良いところもあるものだと思うのだが。
これはあくまでも僕の印象としてね。

今だと、AKB的にアルファベットで略すのが旬だろうか?ただ、これは以前に流行ったKYなどと似た流の様にも思えるので、形を変えつつこれからも残っていくのかもしれない。
もしかしたら、イケメンがIKMとか呼ばれるようになったり、相対する容姿を持っていると、ブスキモ男子でBKDと呼ばれるようになるかもしれない。
否、無いな…

0 件のコメント:

コメントを投稿