以前にも似たようなエントリを挙げたことはあるが。
飲み屋でしてはいけないとか、初対面でしてはいけないといわれている話題が「宗教」「政治」「野球」この3つである。
で、ぼくはそもそもこの3つとも疎いので話すつもりはない。だが何故か話題に上ることがある。
この3つのうち「政治」と「野球」に関しては、その話が好きな人は特に独自の理論を持っている人も多く、それでいて人の意見を聞きたがる人もいる。当然意見の相違があれば問いただされたり機嫌が悪くなったりされるわけだ。
本人にとっては、初対面で天気の話題をするのと同じくらい切り出しやすいのかもしれない。「知ってるでしょ?」のレベルだろう。
だがしかし、僕は前述のように僕はこの手の話題に疎い。拙い知識で無理に話すくらいなら、
政治に興味のない僕は、生活出来ないほど税金を取られるようになったら更に稼ぐことを考え、それが出来なきゃのたれ死ぬか海外に行くかしかないか?と考える。
宗教に興味のない僕は、誰がどの宗教をやっていても、その人が自分を含めた他人に被害を加えなければ好きにすればいいと思う。人生に迷ってどうしようもなくなったら、宗教に走るかもしれん。
野球に興味のない僕は、どのチームがどんな状態でもよい。
そのスタンスを貫いていきたいが、困ったことに、そんな態度を取れば相手を不機嫌にする可能性もある。だからやむなく話を合わせることになる。
素朴な疑問なのだが、初対面の相手にこういった話をしたり、あまつさえ持論を熱弁することに如何な効果があるのだろう?話好きなら音楽とか…おっと、これも人によっては宗教か。
思想の違いが口論の原因になるから、この3つの話題を避けるべきであるとするなら、そこで敢えてその話題を持ち出して持論を語るなら、少なくとも己の知性に自信があるのだろう。
ならば話し方程度は考えて欲しい。相手が何かを言うとまず否定から話す。「そうじゃなくて…」ってやつ。酷い奴になると「違うよ」とか「わかってないな」なんて語り始める。
ちょっとくらい賢い人間なら、相手の感情を考える。自分の意見に対して否定から返答されたら気分が悪くなることくらい考慮できるだろう。少なくとも己の知性に自信があるなら。
ちょっとしたことだ。「なるほど、そういう考え方もあるんですね。私の考えでは…」こういう言い方に変えるだけでも会話の棘が多少減らせると思うのだが。
もし、「誰でもいいから持論を語りたい」というだけであれば、どれだけ知識があっても知性は無いだろ…
だから、酒の場や初対面の人相手なら下ネタ(フェチは宗教)とガンダム(どれが好きかは宗教)の話してればいい…とも言えんな。
やはり誰とも語らず、酒のみと対話しグラスを傾けるのが正しい酒飲みなのか?しゃらくさい。
ところで、最近はこの3つに「原発」も入りそうな気がする。まぁ、コレは政治的対応が多分に絡むので政治に含まれるのかもしれないけど。しかし、今最もホットな、最もモメそうな話題であることは想像に容易い。
2012年8月22日水曜日
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