2013年9月2日月曜日

25年目の理解

昨日、兄一家と居酒屋へ。

そこで話をしていたら、えらく兄の考えが変わっていた。
ぼくは高校卒業後、富士通系の会社に入ったのだが3ヶ月で辞めてしまった。その時はえらく色々言われたものだ。そして、ぼくはその時を含め3回転職(というか転社)。最後に会社に正社員として籍を置いていたのは今から10年以上前。

転職をする度、というか会社を辞める度に兄からは色々言われていた。尤も転職する度にトーンは小さくなっていったが。

兄は大学を卒業してから就職した会社にずっと勤めているし、順調に出世しているようなので、旧来の日本型、終身雇用&年功序列が実にマッチした人生を歩んでいる。多分、そのまま定年できる。だから恐らく若いころは自分と同じような生き方が日本では合っているし、僕にもそうすべきであると思っていたのだろう。
ところが、昨日話していたら、転職したい人は転職しやすい社会になるべきだという考えに変わっていたのだ。それどころか
「お前が最初の会社を辞めた時はきついことを言ったけど、あれはいかんかったな」
とか。今更って感じもするが、ようやく僕のような生き方も理解してもらえるようになったらしい。

僕は、自分に合った職場を求たり、自分を活かせる職場で働くという、転職を繰り返したりフリーランスで働くという生き方も一つだし、一つの会社にずっと勤めるという生き方も選ぶのは本人次第だと思っている。どちらにもメリットもデメリットもあるし。
大事なのは選択肢があること。考えが変わったとき、それに合わせて生きられればそれが何よりだと思っている。
兄も同じような考えに至ったらしい。

そこまでは良かったんだけどね…その後、
兄から見ると何故か僕は安倍晋三&自民党大好きに見えるらしく、一方的にそう決めつけられ非難された。

ぼくは、経済的には今のアベノミクスと言われる経済政策の効果で景気が向上したり、平均賃金が上がったり、雇用が増えているのはいいと思っているが、それがもし民主党の時代にやられていたとしても、同じように喜んでいただろう。良い結果が得られるなら、政治的な思想なんぞどうでもいいと思っている。
でも、以前うっかり、自民党寄りな発言や右寄りな発言をしたことが何度かあったために、完全にそういう思想だと思われてしまったらしい。
誤解を解くつもりも無いが、面倒くさい。

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