気が付けば12月である。本当に月日が経つのを早く感じるようになった。
しかし、一週間程度前に見たばかりなのに、上原ひろみを見るのは久しぶりに感じる。不思議なものだ。
先日出た人見記念講堂でライブ録音したアルバム「Get Together」からの曲が中心だが、前回の人見記念講堂ではやらなかった「そこのアイロンに告ぐ」からのスタート。前回やると思っていた曲だったので、やっと生で聴けた。
今回は2部構成。2部は各々のソロで開始。まずは矢野顕子のソロ2曲、1曲は上映中の映画の主題歌、もう1曲はまだレコーディングしていない曲だとか。続いて上原ひろみのソロ1曲は僕の大好きな「Haze」。生で聴くのはこれで3度目だけど、毎回アレンジが変わる。恐らくこのツアーの青森公園も違ったんじゃないかと思う。多分先週日曜の東京国際フォーラムでも…
その後「CHILDREN IN THE SUMMER」「りんご祭り」などを演奏して2部終了。
アンコールは「ラーメンたべたい」。
そして…今回は2回目のアンコールも。「Green Tea Farm」
充実した内容だった。
しかし、不思議なことに人見記念講堂の時のような危機迫る感じというか凄みのようなものが感じられなかった。演奏なんかはきっと今回のほうがこなれていたと思うんだけど。あの人見記念講堂の時のエネルギーのようなものが感じられなかったんだよな…あの時のほうがステージに近かったからかな?
このコンサートでは座席を自分で選ぶことが出来たんだけど、僕が選ぶときには既に1階が埋まっており、2階も良い場所がなかった。仕方なく3階の前から2列目の真ん中あたりを選んだ。
そのおかげか、遠いとはいえ二人の手元まで見え、オペラグラスでもあれば好座席だっただろうな。
音は東京国際フォーラムよりよかったようにも思えたが、ヴォーカルが聞き取りにくかったのがちょっと残念。2部は1部よりよかったように思えたけど、調整してくれたのか耳が慣れたのかは不明。
あと、ピアノは天板が外されておリ、その上にはミラーが宙吊りにされていた。1階席の人にはピアノのハンマーの動きとか二人の手元とかが見られたんじゃなかろうか?心憎い演出?
ところでNHKホールに限った話じゃないけど、どうしてコンサート会場の椅子って座ると眠くなるんだろう?不思議。
曲に影響されてラーメンならぬつけ麺を食べて帰ってきた。
低炭水化物を心がけているので麺少なめ、玉子とチャーシュー追加で。
矢野顕子、上原ひろみ共に今年の見納め。来年は何回見られるだろう?
因みに今年は矢野顕子3回、上原ひろみ5回。
そういえば今日のライヴで気になったことがある。
近くの人の鼻息が荒くて、ずーーーーーーーーーーーっとその音が聞こえていたのだ。
で、まぁ、ご丁寧なことに曲間の間は聞こえないんだなぁ…(同行者と話していたから)
鼻が悪い人もいると思うし、この季節風邪をひいてしまいがちだけど、出来ればそういう人は口で息をしていただいたほうがいいと思う。口で息をすると口が乾いてしまうというのであれば、のど飴も持っておけば安心だろう。会場は飲食禁止の場合が多いと思うけど、事情が事情だから周囲の人や会場スタッフも許してくれるんじゃないかなぁ…
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