2010年10月27日水曜日

彦根にて人の優しさに触れてジンとする

夏に信楽へ行った時寄ろうと思って寄れなかったのでリベンジ(?)
ひこにゃんを見たいと思うのは極めてナチュラルな人間心理。

大阪から彦根までは普通列車に揺られて1時間強。

大阪・京都と言った都市から離れどんどん田舎へ。
途中安土駅の周囲のトラディショナル且つモダン。駅前の土俵がアクセント。シュールという言葉がこの安土ルネッサンスを形容するに足るかどうかはさておき駅周囲に見える和風建築の屋根はさながらラヴホテル。
ようやく彦根に着いた時には雨が降り始める。

目的はひこにゃんのみ。
城を見るには時間が足りない。

昔ちょっとだけ彦根に通っていたことがあるので、ノスタルジーに導かれ散策を始める。すると…雨は本降り。
そんななか歩いていると道路端の家から出てきたおばあさんが
「傘持ってないの?これいらないからあげるわよ」
と声をかけてくれた。連日のように老人や子供が被害者となる事件が報道されているのに、見ず知らずの僕にそのような言葉をかけてくれるのは田舎ならではなのだろうか?何年ぶりだろうか、人の優しさに触れた感じ。
しかしながら雨は一時的なものと思っていたし、いただいた傘を持ったまま千葉まで帰るのは億劫だしかといって捨てるのも忍びない。丁寧にお断りしてその場を後にした。

その後堀の周りを歩いた後城内へ。

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