2014年9月26日金曜日

時には優しさを

僕は酒飲みである。だが、酔っ払いは嫌いである。駅にゲボ吐く酔っ払いなど犯罪者と同じである。

さて、そんな僕だから酔っ払いには無情だ。電車の中や駅で酔っ払いを見ると機嫌が悪くなる。
だが、今日は何故か魔が差したというか情にほだされたというか…

終電で帰った最寄り駅、改札の手前の隅、他の人の迷惑にならない場所で座り込んでいる女性が居た。時間からして酔っ払いだろう。誰も気にかけず駅から出て行く。僕もその中の一人だった。だが、何故だろう。何となく「しゃーねーな」という気分になり、駅の前にある自販機でペットボトルのポカリスエットを購入。定期だから、再度改札から中に入り、

「飲み過ぎですか」

と一言声をかけて彼女の前にポカリスエットを置いた。

「ありがとうございます。」

と返事をしたから、そこまで酷い酔い方では無いだろう。それ以上何も話さず、何もせず、駅を後にした。

今になってもわからん。
何であんなことしたんだろう…後悔はしていないが。

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