2014年9月21日日曜日

希少

食べ物の売り文句で、以前よりもよく見るようになったものに「希少」がある。もしかしたら以前からよく使われていたのに気付かなかっただけかもしれんが。

肉だと「希少部位」なんて言葉、焼肉屋で見たことのある人も多いだろう。
希少部位だから当然入荷量も少ない(はず)。だから、希少価値もある(はず)。そのことに関して疑うつもりも何もないが、結構不思議なんだよな。その割に、普通に食べられる部位と価格が大して変わらない。場合によっては上カルビよりプライスタグが低かったりすることがあったり。希少価値無いのかしら。

結局、今まで食べられていなかった(食べられていても市場流通していなかった)ものを売るにあたって、「希少」という言葉を使っているだけに思えている。そのほうが、有り難みが増しそうだし。

結局、「希少」だろうが、そうでなかろうが、美味いかどうかが問題であって、美味くなけりゃ(もしくは健康にとても良いなど、摂取するメリットがなけりゃ)どうだっていい。でも、それじゃ売れない。で、「希少」という言葉が使われる。

嘘じゃないからいいんだけどねぇ。



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