地元のバーで飲んでいた時のことだ。
6〜7人掛けのカウンターに左端、真ん中、右端と3人の客がいる。僕が真ん中。
僕から見て右の方の端に座るお客さんの方から
「ぴんぽーん」
と音が聞こえる。
最初はまぁ、何も言わなかったんだが…というか、普通はそういう場所で音が鳴ったらすぐにマナーモードにするからね。
段々「ぴんぽーん」の間隔が短くなる。当然、気になる。
だが、こういうのが気になるのは客よりむしろ店の人で、マスターが一度
「五月蝿いですね(それ)」
と語りかけた。流石に普通はここで気付いて音が出なくするものなんだが…
「それでも、と言い続けろ」はガンダムUCの名台詞の一つだが、誰もその人にそんなことは言っていない。だが、その人はそれでも音が出ないようにしなかった。
続いてマスターが
「マナーモードに出来ないんですか」
と語りかけた。本人は歯切れ悪く「かかってきちゃうんだよね〜」みたいに言っていたが、そういう問題じゃない。肝心なのは何処かの誰かとスマホでコミュニケーションを取っているかどうかではなく、その「音」なのだ。音が出なく出来ない道理はないし、そもそもそれだけ頻繁に返答が返ってくる(ということはそいつもそれだけ返してるってことだが)ということは、音なんぞ関係なく数十秒単位で画面見ればいい。
結局その客の取った行動は「お会計」だった(とはいえ、怒ってではなく、どうもそれが呼び出しだったようだ)が、静かな飲み屋ではマナーモードにするなんてアッタリマエの事に気付かない人もいるんだなぁ…
その人、多分LINEやってた。
2014年6月4日水曜日
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