2014年6月16日月曜日

バーの酒の値段

まぁ、こういう、分かってるけど公にするのもどうよって話題を書くのもどうかと思うんだが…

バーに於いては、「高い酒を飲むほど得」というルールがある。
例えば、1本1000円くらいの酒でも1杯飲めば500円以上は取られるわけだ。つまり、1本の原価の半分程度。1杯で言えば原価率は1割程度になる。これは最低価格が決まっていることなど理由がある。反面、金額が上がると、原価率は5割程度まで上がる。例えば3万円の酒が1杯3000円で出てくるといった場合だ。
実際、それを飲むか、頼むかは別として、ン十万の酒の一杯の値段を聞いたら、「え?マジ?」と思ったことは何度もある。ボトル1本で20杯取れるとして考えると、1/20を切ることは無いが、1/15くらいの値段で出している場合があるからだ(それでも何万円〜何十万円の利益が出るからなんだけどね)。

さて、そんな高額な酒を出していない店が、お客さんのリクエストで高額な酒を仕入れた。その店は、大体ボトルの1/3〜1/4の値段で酒を出している。そして、店に並ぶ酒はボトルで3000円くらいまでの酒だ。そこが1万5千円程度の酒を仕入れた。

「大体1/4の値段で出してるから、1杯3500円でいいですかね。飲みますか?」

と言われた。
その酒はぼくが普段行く別の店だと、恐らく2000円もしない。どう返答すべきか迷ったが、

「それは払えんわ」

と、茶を濁しておいた。

こういう場合の正解が分かる程、飲み歴が長くないってことだね。

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