2012年9月16日日曜日

名前のない生活

先日ふと疑問に思ったこと。

世界には、文化、社会構造、言語の違う国や地域が沢山ある。しかし、どんな地域でも、先進国でも、未開発な地域でも、人は名前を持っている。テレビで見る程度の知識だが、どこに行っても、名前で紹介されている。そして、大概、姓(ファミリーネーム)と名(ファーストネーム)がある。地域によってはそれにミドルネームが付くか。
SF作品とかで、別の星から来た人が出てくるものでも、名前がある。こっちは地球より高度な文明を持っている場合が殆どなのに、名前が単調だったりファミリーネームがなかったり、不思議に思うこともあるけど、とりあえず名前はある。

しかし、世界は広いんだし、名前のない集落とかあっても不思議じゃないような気がする。
名前のない社会では、人をどのように識別するのだろう?
「右のやつ」
みたいに呼ぶのか?なんか面倒そうだ。

結局、言葉ができ、言葉でコミュニケーションを取るようになった時、そして、2人を超える複数の、多数の集団で社会を構成するようになると、自然に名前が必要になるのか?そして、社会の中での最小構成単位でファミリーネームが出来るのか?

そうだとするなら、異なる発展を遂げたどの地域にも名前というものがあるのは納得できるような気がする。

しかし、名前もなく、個人を識別する方法を採っている地域が一箇所くらいはありそうな気もする…というか、あって欲しい。名前という概念を無しに、個々の人を識別する方法。興味がある。

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