先月、上原ひろみのCDとSACD合わせて5枚、すべて9月5日発売のものをAmazonで注文しておいた。
で、僕のなかでは4日に届く予定だったのだが、4日の朝から「配送準備中」で、その先に行かない。
仕事帰りまでその状態。こうなったらCDだけでも買おうと、仕方なくアキヨドを目指す。
しかし、秋葉原のあたりでメールを確認したら「ご注文の発送」メールが来ていた。これは腹が立つ。
Amazonでは600円ほど安くなっていたし、聴けるのが1日遅くなった所でそう変わらないか…と思ったけど、念の為に配送会社を見たら、ヤマトじゃない。日本郵政でもない。
この場合、僕の手元に届くのは、早くて今週土曜日になる。
ヤマトなら、不在でメールが来る。その時点でコンビニ配達依頼をすれば、仕事帰りにコンビニで受け取りができる。
日本郵政や(Amazonでは使っていないと思うが)佐川であれば、配送所が24時間営業で、不在通知を持っていけば荷物を受け取れる。コンビニ受け取りに比べたら不便だが、再配達オンリーよりはまだマシ。
で、今回の上原ひろみの配送。そのどちらでもない。つまり、指定時間配送をお願いするのが精一杯だ。
時間指定だと、午前中か、数時間区切りで20時まで。それでは、平日に受け取ることは出来ない。
Amazonの配送すべてをヤマトが受け持てるほどキャパがないのだろう。仕方ない。そう、仕方ない。
「なんでヤマトじゃないんだよ!」
ではなく、ヤマトだった時に
「ヤマトだ、ラッキー!」
と思うべきなんだろうな。
でも、そう思えずに、ずっとイライラしていた。
だが、このイライラには別の原因もある。実は先日Amazonで注文した別のCDが、ようやく9月3日に発送されたとの通知が来たのに、未だ大阪にあるのだ。
普段だと、下手すりゃ注文したその日に送ってくる会社が、2日連続でレスポンスが悪いと、そりゃ、「何やってんだよ!」となる。人間、便利に対する慣れは恐ろしい。
これにしたって、当日届く方がラッキーって思えば全然印象違うのに。
Amazonの対応にしろ、配送会社の選択にしろ、なまじっか便利な方を知ってしまうと、不便な方を使われると怒ってしまう。
ちょうど、東海道新幹線でN700以外の車両に乗った時に似ている。N700はコンセントと無線LANのサービスがある。僕のように新幹線でPCを使いたい人には、N700以外ありえないし、それ以外の車両でも同じ金額というのが納得できないのだ。
Amazonでも、同じ金額で、便利な配送会社と、そうでない配送会社があることを知ってしまったから、イライラしちゃうんだろうな。
例えば新幹線なら、中でPCも、その他コンセントや無線LANを使用したいと思わなければ、別にN700じゃなくたって構わない(乗り心地や車両の新しさも違うが)。Amazonの配送も、家に荷物を受け取ってくれる人がいるとか、宅配ボックスがあれば気にならない。
便利になり生活が豊かになったのに、心が貧しくなっているのかもしれない。
余談だが、Amazonが長時間「配送準備中」だったのは、店舗購入によるキャンセルを防ぐためなんじゃないか?という疑惑を持ってしまった。
Amazonの場合、配送準備中のキャンセルは受け付けられないことがある。とすれば、リアル店舗で購入できる時間になる前に配送準備中にしておけば、店舗で購入されてキャンセルされるのを防ぐ効果があるんじゃないか?
こんな勘ぐりをしてしまうのも、心が貧しくなっているからかもしれない。
2012年9月5日水曜日
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