ビックカメラは元々酒を扱っているし、以前は山崎や白州のオーナーズカスクを幾つも出していたから、気合の入れ方もなかなかのものである。
# 実は未だこのオーナーズカスクを一本も買っていないことを悔やんでいる
そんなビックカメラの新店舗が新宿東口店だ。ユニクロとの融合店で、ビックロという名前らしい。
この店にも酒コーナーはある。そして、この店の酒コーナーが唯一持つ特徴、それが試飲コーナーである。「無料試飲」を謳っているので、無料で試飲できる酒もあるのだろうが、ここでの注目は、むしろ有料試飲。酒屋の有料試飲だから、飲み屋と比べたら比較にならないほど安い。
例えば山崎の18年が1ショット1180円(だったと思う)。並行物を比べたら、そうでも無い金額だが、国内流通物だったら約2万の酒が、1ショット30ccでこの値段。
他の酒もこれに類する価格付け。しかも、それがウィスキーに留まらない。というより、ここのメインは、ワインであろう。窒素充填のワインセラーで、メニューリストには、オーパスワンやシャトー・ラトゥールといった酒も並んでいる。ワインは60ccで、ボトルの約10分の1の価格。
というわけで、オーパスワンの2008飲んできた。
因みに、このビックカメラの向かいには伊勢丹がある。伊勢丹の酒コーナーも似たような価格設定で酒を出しているので、ここと伊勢丹があれば、十分酒が飲める。しかも、原価バー並の価格で。
そうしょっちゅう飲みに行くのもアレだが、利用価値は高いと思う。
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