2012年5月4日金曜日

美穂ちゃんハイボール

高校の同級生と居酒屋。
メニューに書かれた
「美穂ちゃんハイボール」
を見て、
「中山美穂が何で?」
と悩む。店員さんに

「何で美穂ちゃんなんですか?」
と聞いても、わからない様子。

角ハイボールのCMをやっている菅野美穂であることに気付いたのは随分後だ。気付いた以上さっきの店員さんに言いたい。
「菅野美穂だったんですね!」
するとその店員さん
「そんなに可愛くないです」
との返答。僕は貴女が菅野美穂に似ているなどとは一言も言っていない。えらい自意識過剰な女性だ。嫌いじゃない。

Facebookで見つけて正月、そして今回と久しぶりに会うようになった同級生。どうせなら他の人も呼びたいと二人して話し合っていたが、考えてみればそう思うかどうか?ということがある。
成功してたら、冴えない高校の頃のことなんて思い出したくもないだろう。そして、冴えない人生を送っているなら、知り合いにそんなところを見られたくないだろう。
(失礼だが)高校の頃には考えられなかった同級生の話に妙に納得しつつ
「いや、俺そいつの飲み代くらい奢るよ」
すると
「それは札束でほっぺた叩くのと同じだ」
あぁ…僕は嫌な人間になっていたのか…

そうは言いつつもやはり会ってみたい人はいる。しかし、そいつの住んでいた家が無くなっていたり、疎遠になった頃には携帯電話も無く、今の連絡先がわからない。他の同級生を介して連絡を取ってみるか?

しかし、20年近く疎遠になっている人に、どんな言葉で連絡を取ればいいのかがわからない。妙に警戒される可能性も高い。
今の時代に僕らのような学のない者達。ややもすると本当に言葉もかけられないような冴えない人生を送っているかもしれない。月日という壁を余計な想像がより高く厚くする。
どうしたものか。
流石に興信所を使う程でもないし。


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