2012年5月31日木曜日

いぬのきもち

最近ふと思ったんだけど、犬とか猫、その他動物。

「xxは人間で言うとxx歳くらいの知能」
なんてその動物の知能レベルを説明しているのを聞いたことがある。

ところで、動物ってどうやって考えているのだろう?
というのは、人間は(といっても自分以外がどうなのかは知らんが)モノを考えるとき言語で考える。日本人の場合、母国語が日本語で、他国語に拙い人が多いから、殆どの人が脳内で日本語でモノを考えているだろう。他国であればその国の母国語、その人が一番慣れた言葉で考えているのではなかろうか?

然るに動物には言葉がない(イルカとかはあるのかもしれんが)。頭の中で「うぉんうぉんわぉん」なんて考えるか?
犬に仮に言語があったとしても、現代の犬は生まれた時から人の手のみで飼われ、親犬に言語を教えてもらえないことも多いだろう。目の前の人間の言葉なんぞ理解できるか?発声できないだけで理解できているのかもしれんが、彼らの態度からはそれを感じられない。

というわけで、犬猫、動物は言語以外でモノを考えているのでは?と思える。
しかし、言語というある種思考を具体化する手段を持たずにモノを考えるのはかなりのエネルギーを使いそうだ。僕には今更出来そうにない。

しかし、仮に言語から切り離して物事を考えられるようになれば、言語は抽象的な思考の具体的な表現手段、ないしはコミュニケーションツール。通信プロトコルになる。
実はそうなると、言語習得が容易になるのではないか?と思える。
上位層のプロトコルを差し替えるだけだからだ。

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