2012年5月9日水曜日

ニュースの内容でふと思う

まだ記憶に残っている人が多いと思うけど、先日登校中の児童の列に車が突っ込んだニュースがあった。その数日後にも。そしてバス事故。
こう立て続けに類似した事故のニュースが出ると、なにやら今の時代にそういう事件が起きやすいのか?と思えてしまうけど、そうなんだろうか?

以前にも殺人まで至る家庭内暴力の事件が同じ時期に幾つも報道されていた時期があった。
恐らく類似性のある事件が短期間に複数報道されたことはままあっただろう。

そこで疑問に思ったのだが、確かにたまたま類似する事件が短期間に重なったのかもしれない。でも、実はそうではなく、特に大きい事件が起きた後、類似する事件が大きく報道されているのではなかろうか?

ホームレスへの虐待などは模倣犯である可能性も否定できない。もしかしたら家族への暴力もそういった側面はあるかもしれない。だが、そうだとすればそのきっかけを作っているのは報道ということになるのだが…
しかし、自動車が児童へ突っ込んでいく事件、これを模倣する犯罪者がいるのだろうか?絶対いないとは言えないが、後の事件の犯人がそうとは思えない。

自動車事故の件はたまたま重なったのだと思う。だけど、実は報道される事件とされない事件の境界線っていうのは、「その時」話題になりそうなものが選ばれているのではなかろうか?

例えそうだったとしてもテレビ局や新聞社(会社はカブるが)も商売。それを批判する気にはなれないが、気分的には
「なんかヤだなぁ~」
と思えてしまう。
視聴率で報道する事件が選ばれるというのなら、人の命も芸能人の不倫も同じ判断基準で見られているような気がしてしまうから。

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