2011年6月29日水曜日

小説

元々読まないが最近特に小説を読むことに抵抗がある…というのは正しくないな。
面白い小説を読む行為はいいんだけど、何か時間が勿体ないというのかそんな気がして避けていた。

僕が本を読むのは通勤の往復の間の正味1時間くらい。それを小説に費やすのが勿体ない気がしていた。

小説を読めば文章力は付くだろうしそれは欲しいものだけど、なんか他の例えば経済だったりそんな本を読んだ方が社会人的にいいんじゃないか?みたいなね。


そんな中昨日今日で志賀直哉の『和解』を読んだ。どうも私小説ってのは作文っぽいよなぁって思いながらも読了、理由は恐らく面白いからなんだろうな。何故か読んじゃう。どこが面白いのかわからないのに続きが読みたくなる。
結局『暗夜行路』も読み始めることに。先の和解は100ページ程度だったがこっちは600ページ超。流石に数日使うことになるのは勿体ないと思いながら読んじゃうのかな…

こういう時に「自分には余裕がないな」と思う。
実際通勤時間を数日使って小説読もうがいいんだよね。時間は他にもあるし。
余裕が無いからもっと有益なことしなきゃって思ってより有益なことを考えて結局別のところで時間を消費したり。

小説だろうが漫画だろうがその他の本だろうが読みたいと思ったときに読んで疲れたら休憩。そんな当たり前のことが出来る程度に心の余裕が出来るのはいつのことやら。
もしかしたらリタイア後かなぁ…

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