2011年6月9日木曜日

ボウモアとベビースター

「最高の酒のつまみはベビースター」と信じて疑わなかった。あ、トラディショナルなチキン味ね。
ベビースターはどんな酒でも合う。日本酒だろうが焼酎だろうがワインだろうがウィスキーだろうが。
そう信じて疑わなかった。

しかし、しかしである。SECRET STILLSのボウモアとベビースター合わせたらお互いが「これでもか!」ってくらいぶつかり合って、口の中に味があるけど味が無いみたいな状態になって、まさかベビースターが合わない酒があるなんて思いもしなかった。
鼻からピート香だけが抜けてゆく…それも何か混ざったピート香が。ベビースターの味はボウモアがきちんとブロックしてる。こんなガチンコ勝負が口の中で繰り広げられるなんて思いもしなかった。

飲んだボウモアが比較的癖の強うほうだったのが問題だったのかも。60年代の柔らかなピート香と南国フルーツのパフュームに合わせればベビースターが勝って問題ないかもしれない。60年代のボウモアを持っていないから試せないけど。

凹んだ後に改めて考えたら例えピート香、ヨード香の強いアイラじゃなくても、繊細なスペイサイドだったとしてもベビースターじゃ酒を消すよなぁ…
そんな現実を目の当たりにしても「酒の最高のつまみはベビースター」この意見を変えるつもりは無い。

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