2014年7月20日日曜日

タクシーと宝くじ

昨晩タクシーに乗ってスマホをいじっていたら、運転手さんに

「宝くじを買いましたか?」

と聞かれた。サマージャンボ宝くじのことだったが、ぼくは売っていることすら知らなかった。
その後、運転手さんの宝くじに対する疑問を聞くことになったのだが、曰く、6億は出てないんじゃないかと。
つまり、当選番号の抽選はコンピュータでやているから、矢が当たる時に該当しない番号を表示するようにしてしまう。確かにコンピュータでやれば可能だろう。まぁ、1ユニットの全番号が売れていたら、1等が出るのを防ぐことは出来ないが、適当な番号を出荷しないようにすればいい。
だが、そんなことをする必要は無いだろう。
運転手さんにもそのように話した。多くの人が知るところだが、要はこういうことだ。

「宝くじって払い戻し率が50%未満で、他のギャンブルと比べても悪いんですよ。きちんと6億払っても凄く儲かってますからね。」

宝くじの払い戻し率は悪い。当たり自体は6等だったかの当選番号は末尾1桁なので、10枚買えば1枚は当たるようになっている。だからくじの当たり確率は1/10未満とそんなに低くない。だが、それの当選金は宝くじ1枚の金額。

そんな話をして、最後に

「昔は毎回3万円分買ってたけど、プラスになったのは1度だけでした」

と付け加えてからタクシーを降りたんだけど、あの運転手さん、ぼくが「買いました」って言ったら買いに行くつもりだったんだろうな。

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