2012年4月26日木曜日

海を越える躾

外食した時、ご飯やおかずの配置に気になったことはないだろうか?
言うまでもないが僕はある。と言うか、そういう部分はしょっちゅう見ている。

例えばお盆にごはん、味噌汁、おかずが乗って出てくるとき、驚くほどポテンシャルの低い店だと、ごはんが向こう側、箸もそちらに置いてある。ごはんと自分の間におかずがあるのだ。
The rice is beyond the dish...
何か知らんけどこういうとき頭の中で英語だとどう言うんだろう?とか考える。
beyondよりoverのがいいんだろうか?とか余計なことまで考える。
そうでもせんとキレるから。

さて、お盆で無くても、おかずの向こうにごはんの茶碗を置かれることなんてあるし、左右配置すら気にせず置かれることもある。

今日夕飯を食べに行った店。普段だとホール係と調理で分かれているけど、終わりがけの時間に入ったので店員は一人。客も僕がカウンター席に一人。
メインディッシュを目の前に置かれ、次に運ばれてくるライス。メインディッシュが僕から見てやや左寄りに置いてあったので、右側にライスを置くかと思いきや、店員さんは左側に置こうとする。隣の席(といっても誰もいないのだが)にはみ出しそうなのに左側に置こうとする。
適当に開いている場所に置こうとしない理由が不思議だったのだが、後で気付いたことがある。
その店員さんは外国の人。恐らくごはんの配置は左と躾けられたのだろう。もしかしたら「日本ではそうだ」と教えられたのかもしれないが。

何にせよ、そういう点をカッチリやろうとするのは素晴らしいことだろう。こういう点は日本人よりも中国、韓国の人の方が気になるのかなぁ…

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