我が家の玄関の下駄箱の上には信楽焼のたぬきが鎮座している。こんな感じに
で、一人暮らしが寂しいならこいつに喋らせてはどうかという話が度々出る。
特に先日「首都圏ネットワーク」というNHKの番組で、音声認識技術を特集していたので、
「やれるじゃん」
ということになる…
家に帰り、僕が
「ただいま」
と言ったらたぬきに
「おかえり」
と言わせるわけだ。
技術者としては面白いと思う。
でも、でもね、ちょっと考えてみてほしい。
たぬきにその改造を施し、そのプログラムをするのは自分。
要するに、自分で自分に挨拶してることになるのよね。しかもこちらの音声がなければ反応しない。
ある日、その事実が急に虚しくなりそうな気がする。
せめて、こちらが「ただいま」と言う前に、自主的に「おかえり」と言うように出来れば。
まぁそう出来たとしてもそれを作るのは自分になるわけだが…
2012年4月22日日曜日
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