2011年5月27日金曜日

小口投資がしたいの

若くして会社を作るときに大きな障壁となるのが金。

やはり会社を作るためには金がいる。出資者でもいればいいけど日本にはベンチャーキャピタリストってほとんどいないし。なにより実績がある人じゃないと出資してもらうのは難しい。銀行だって若造に金なんて融資してくれない。

ふと思ったんだが、少額の出資を多数から募るシステムって出来ないものなんだろうか?出資法を知らないので法的な事はなんとも言えないけど、例えば1万円を1000人から集めたら1000万だ。1000万でどれだけの事が出来るか?と言われると会社として考えると実は大したこと出来ない。しかし、20代で会社を作ろうとして、借金してでも1000万作れるか?と言えば無理。特に今は総量規制があるし。

要するに株式投資と一緒なんだけど、もっと軽く、できれば中学生や高校生でも出資できるようなシステム。
出来れば一口1000円くらいからで、誰でも好きな対象に出資できる。会社ならアイディア、出資するんだから漠然としたものとかじゃダメ、いや、適当なのでも書けばいい。ただいい加減なものには誰も金払わないという結果が出るだけのこと。
そして、出資対象は会社に限らない。路上で歌っているミュージシャンでもいいし、小説家の卵でもなんでもいい。その人に才能がある、将来伸びると期待した人が自分の出せる範囲で出資をする。
そんなシステムが出来たら、自分の評価を見ることが出来るし、厳しい見方をすれば現実を知ることも出来る。
出資者は自分でリスクコントロール出来るのもメリット。まともなリターンが期待できる対象の方が少ないだろうというのが現実だから株よりギャンブル性は高い。要は宝くじみたいなものだ。しかし当たればデカくなる可能性だってある。もしミュージシャンの卵に1000円払った人が500人いてそのミュージシャンがミスチルやドリカムくらいのビッグネームになったらきっと10000円以上返ってくるだろう。つまり、10口分散して10000円払っていたとしたら他の9口がポシャってもチャラ。

因みに会社の場合は会社が存続している限りリターンが0ってことは無い。この辺は株と一緒で、業績が上がっていれば出資額以上のリターンを得て権利を失う。下がっていれば損をする。

結局少額の投資。ミニ株と同じなんじゃない?といわれればまぁそうね。でもそれはそれ。

夢に投資して運がよければリターンがあるってのは乗る人少ないかな?なにより法的な問題がどうなのかを調べなきゃいけない。
そして、そういうことをするなら、そんな組織を作って運営するための金を集めなきゃいけないという現実。

2 件のコメント:

  1. ちょっと違うけど、最近だと
    http://camp-fire.jp/
    とか、海外だと
    http://www.kickstarter.com/
    とか、クラウドファンディングと呼ばれるサービスが出てきましたね。
    と調べていたら、サービスのまとめサイトがありました。
    http://matome.naver.jp/odai/2129626668162092101

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  2. おお、起業は対象となりそうにないですが、僕が考えているようなのに近い気がします。
    こういうことを考えて実際に行動する人が出てくると面白いことになりそうです。

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