2014年12月10日水曜日

家賃

飲み屋では時折、目から鱗が落ちるような話を聞ける時がある。

隣で飲んでいたおじさん(まぁ僕とそんなに変わらんだろうが)。お世辞にもいい男とは言えなかった。だが、そのおっさん曰く、キャバ嬢とデキるのは簡単らしい。

「家賃を聞くんですよ、そして、6万くらいまでなら月3回、10万くらいなら月5回会おうって約束するんですよ。」

ナルホド。1回2万じゃないんだ。結局貰う金額が同じでも、「家賃を払わなくて良くなる」という精神的な安心感がある方がいいのかもしれない。否、そちらの方がいいだろう。なんせ、その金は浪費に回らない。そして、自分が払うはずだった金、自分の稼ぎを浪費に回せるようになる。
結局総所得は同じなんだが、この精神的な安心感を得られる金の払い方は賢い。
しかも、男からすれば場所も確保でき、時間的な制約も無くなる。結果、風俗へ行くより安上がりになる。女からすれば、相手は「彼氏」ではないので、別に彼氏が居ても構わない(当然家賃を払う男の方もそれをOKとしている)。

納得したけど、「あぁ、これだから大人ってのは汚らわしくて」と思わずにはいられない。まぁ、それを嫌うほど潔癖な年頃はとうに通りすぎて地平線の向こうなんだが。

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