2013年8月10日土曜日

横領の犯罪性

ふと疑問に思ったこと。

例えば誰かが営業して、お客さんが120万円支払ってくれる仕事を受注したとしよう。
ところが、この営業が会社に対しては100万円で仕事を請け負ったと報告し、20万を自分の懐に入れたとする。
これは横領(になるよね、多分)、犯罪になるだろう。

ところが、お客さんが
「120万円でやってくれるとは有難い」
と言っていて、自社も
「この仕事で100万とはよくやった」
なんて言っていて、双方満足していたとしよう。
Win-Win-Winな関係だ。

しかし、この横領が発覚したら、お客さんからすれば
「100万で済むものに20万も上乗せして懐に入れやがって」
となり、自社からは
「120万も取れるのに20万も差っ引いて懐に入れやがって」
となるだろう。
知らなければ双方満足してたのにね。
何となく、犯罪と思うには微妙に引っかかるものが無くもない。
あ、勿論やっちゃダメだけど。

ところで、こんなことがあった場合結局幾らになるんだろう?
勿論双方の話し合いで決まるが、100万になればお客さんが20万支払いを減らせられる。120万になれば自社の売上が20万上がる。どちらにせよ、片方は当初通りの金額で損も得もしていないはずだ。但し片方は得をする。折衷案で110万とするか?

自分の周りでこんなことがあったわけではないが、もし、こういうことがあったらその場合はどうすれば円満解決するのか気になる。
当初通りの金額で20万営業に渡して首を切るのが適切か?


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