2011年2月11日金曜日

アイドルの歌唱力

80年代がメインだけどアイドル好きなわけです。その割には佐藤竹善とか矢野顕子とかおおよそアイドルとは思えない様な人たちも好きでして。

もし歌手を好きになる理由が歌唱力、所謂音程・リズム・声量のようなことが主であればアイドルなんて好きになるはずもなく、何故好きかと時々思うことがあるんですね。好きなものに理由を求めるのも実にくだらないと思いますが。

一番の理由は多分楽曲。キャッチーな歌が好きだというのがあると思うんですが、じゃあその歌をもっと歌の上手い人が歌えばいいのか?というとそれも違うんだよなぁ。

先日、帰宅時の中央線社内でこんな言葉が脳裏をよぎった。
アイドルは顔まで含めて歌唱力
実はこれが核心なんじゃなかろうか?更に言えば
アイドルはキャラまで含めて歌唱力
ここでいうキャラ(クター)とは、先に挙げた顔はもちろんのこと衣装や性格・嗜好などの設定を含めたもの全て。そしてそれに合わせて作られている楽曲も含む。

こうなると合点がいく。


皆好きな人(やバンド)を選べばいいだけで、歌手に点数付けたり比較するのもバカらしいと思うけど、例えば矢野顕子の歌唱力(この人はピアノも含まれるから適切じゃないなぁw)をぼくの評価で90点くらいとする。そして、例えば、そうだな…しょこたん。彼女の所謂歌のみの歌唱力を50点くらいとする。この時点では矢野顕子の方が遥かにいいわけですが、ここにキャラまで含めた歌唱力でしょこたんは90点くらいにアップするわけです。こうなるとぼくのなかで矢野顕子としょこたんは比肩し得るアーティストになるわけです。

何故この二人を出したかって?当然ぼくがどちらも大好きだから

でも、その人が好きとかじゃなくてもたまたまこの歌をこの人が歌った作品が好きって言う場合もあるのよね。それこそ歌が上手いかどうかじゃなく。

結局、歌唱力だけあればいいってもんじゃなく
理屈抜きで聴いて(見て)自分が満足出来ればそれでいい
という当たり前の結論に落ち着く

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