2011年2月28日月曜日

あやうく食い逃げ

「連絡が早ければ出社することも無かっただろう」とか考えてもしょうがない。
折角早々と会社を立ち去ったのだ。どうせなら好きなものでも食べに行こう。
そこでタクシーを捕まえてお気に入りのお店岸由へ行くことにした。

霙の降る中タクシーが意外と捕まらない。昼だからだろうか。
どうにか捕まえたタクシーに乗りこみ運転手さんと東京の天気の移り変わりの話をしていたら到着。

この店のランチは1種類。だから注文を一々言う必要は無い。
夜も2種類しかなく予約時に何も言わなければ安い方のコースになるのだが
席に着きKindleで読書をしながら待っていると料理が運ばれてくる。
ぼくはこの店の焼き魚と味噌汁が好きで、この2つがあるだけでも満足できるくらい。
今日の魚は鰆と桜鱒の西京焼。牛蒡の葉と根のお浸しが添えられていた。

相変わらず美味い。しかし、濃い味好きのぼくが「もうちょっと味噌が薄くてもいいくらい」と思ったのは魚が良かったからだろう。もちろんこのままでも美味しい。ごはんのおかずには丁度良い味付け。ごはんがそれだけで食べても美味しいからごはんも味噌汁も各料理も1つ1つで食べられちゃうんだよなぁ。

十分満足してから店主と暫く雑談。店を後にするとき
「1時30分オーダーストップなんですよ」
という話になり、ぼくが今日1時50分頃に着いたのに入れてもらえた事を感謝。

まだ止まぬ霙の中100mほど歩いたところで重要なことに気付いた。
俺、金払ってねーじゃん
財布の中の金を確認すると、どうにも払ったとは思えない。
冷静に考えてみる。
昨晩1万円を崩してから金を使った場所を思い返しても千円札が多い。1200円のランチだから支払ったなら千円札があと1枚減っているか、五千円札か一万円札を崩して増えているはずだ。
再度店に入ると店主夫妻が出てきたので
「僕、お金払ってませんよね?」
と言うと、先方もここで気付いた様子。
「そういえばそうですね。」

人生で初めての食い逃げチャンスを自ら潰してしまった。

最短勤務時間記録

土日の休日出勤で疲れたので午前半休にした。

朝、その旨連絡を入れておいたので、昼に家を出る。

時間こそ違えどいつも通り日暮里で乗り換え新宿へ。新宿から丸の内線に乗り換え。
ここでメールが入る。
「社内全体会議があるので安藤さんは本日出勤しなくてもよいです」
…家からここまで約1時間。ここから会社まで約10分。
「何かあるといけないので念のため出勤します」
と返信。
職場に着き、状況を確認すると案の定何事も無かった。早々と退社。
社会人になって約20年。恐らく最速。出勤して約1分ほどで退社。
PCの電源すら入れなかった。

外に出ると雨はみぞれに変わっていた。

名刺下さい

細かいことを気にし始めるときりがない。それはわかっちゃいるんだけど。

今月一杯で店を辞めるバーテンさんがいたので、昨晩はその店へ。
月末の週末。そこそこ入る客。辞めるその人は帰るお客さんへ次の店の名刺を渡していた。

そして僕が帰るときには名刺をいただけなかった。
店にも客を選ぶ権利はあるし、客のことを考えて店に来ない方がいいと考えることもある。
だから僕に名刺を渡さなかったのもそれなりの理由があるのかもしれない。単に渡し忘れていただけかもしれないが。

どちらにせよ、聞くこと自体野暮だと思っていたのに、店から出て最後のお見送りをしてくれた時につい
「僕には名刺くれないんだ」
と言ってしまった。

酔っていたとは言え最悪だ。
そんな事を言って貰った名刺の店など、自分が行き辛くなるだけなのに。

何にせよ、馴染みの店で言うこっちゃないと店を出た後に悔やんでいた。

休日出勤

何年ぶりだろうか。久しぶりの休日出勤。しかも土日両日。

不思議なもので普段暇と言っては語弊があるかもしれないが、とにかくここのところ「忙しさ」というものが無い日々を送っていたので、自分が必要とされる満足感(?)のようなものから、休日に出社することが嫌ではなかった。
しかしながら、土曜日に入っていた勉強会&懇親会へはロクに参加できず不満が0というわけでもなかったが。

今回の休日出勤、僕の仕事の遅れとかそういった理由ではない。一つはお手伝い。それも相手の作業が終わってからの確認&結果報告なので、結構空き時間がある。そしてもう一つは「なにかわからないことがあったら対応するため」という理由。こっちの空き時間はハンパではない。聞きに来られなければ本当に何もすることがないのだ。

とは言えもし僕がいなくて、何らかのトラブルがあった場合困ってしまうことは分かっているので出社しないわけにもいかない。
結果、ほぼ何も起こらなかったが、夜10時頃にちょっとした問題発覚。居て正解だった。

会社から出て電車に乗ったのは0時近かったけど、とりあえず役に立てたということで、出社して良かったと思えた。

社会人になってから20年強。恐らく先週までの数カ月はその中でも一番ゆったり過ごすことが出来ていた(除無職期間)。しかし、ゆったりとした時はそれが原因で落ち着けず、中々馴染めずにいた。忙しい時にはそれを不満と愚痴をこぼすのに、
久しぶりに夜中まで仕事(?)をして、ワーカーホリックのように働いていた頃が充実していたのかもしれないと思い返してしまった。
結局人間常に無いものを求めるのか、単に僕が天邪鬼なのか。

2011年2月25日金曜日

2:10メール受信

そろそろ寝ようと思い電気を消した後、携帯の充電を忘れていたことに気付いた。

すると2:10にメールあり。ある店のバーテンさんから。
「これから飲むので、まだ飲んでいるようなら一緒に飲みませんか?」
お誘いは素直に嬉しい。が、一応会社へ通勤し仕事をしている身。明日(というかこんな時間じゃ既に今日)の仕事に差し支えるのでお断りさせていただいた(移動手段も無いしね)。

先日同業者から
「仕事って何してるんですか?」
と聞かれたことからも薄々感付いていたが、どうやらぼくが会社に通勤しているエンジニアであるということは余り認知されていないらしい…

ちん語録

今年に入ってからたま〜に言われる。
「安藤さんの言葉使ってますよ」
的なことを。

言葉なんて誰のものでもないし、僕だって誰かが使っていた言葉を使っているだけかもしれない。だから、僕の言葉といわれるとムズ痒いものがあるんだけど。

例えば、空気を読めなかったりする人を「痛い」なんて揶揄することがある。
それの度が過ぎた感じの人を「激痛」って言っているんだけど、それを気に入って使っているという人がいた(因みにそれすら超えた感じの人を「重症患者」と呼んでいる)。

他にもわかりやすいところだと英単語。言葉の中には日本語より英語で言ったほうが言い易く様になるものが結構ある。だから会話の中で敢えてそういった英単語を使うと、他の人も使うようになり、同じ輪の中の人は英単語で言うようになる。
語感が気持ちイイとか意味がぼやけた感じで受け止めやすいとか理由は色々あるんだろうけど。

こんな感じで普段自分が何気なく発している言葉の使い方が伝搬し、新しい用途が生まれるというのは面白い。
他の人が使わない様なところで使った言葉が、巡り巡って更に僕も想像できないような使い方で僕に帰って来る。そして新たな言葉の使い方を見つける。

実は言葉の使い方そのものが伝言ゲームのようなものなのかもしれない。

2011年2月24日木曜日

山崎50

ぼくの中でモルトウィスキーの終着駅というかこれを飲んだらあとはもういいやみたいに思っていた酒。
山崎50年を飲んできた
先のエントリとのつながりからどこで飲んだかはわかると思う。

折角ならということで35年との垂直比較。

 今まで知らなかったんだけどどちらも原酒はミズナラだけなんだって。
35年の方は40度に調整されている。50年のほうは50度だけど調整無しらしい。たまたま選んだ樽の度数が50度だったのだろうか?

グラスに注がれて香りを比較。この時点では35の方が甘い香りがして良い。50の方はシンナー臭のようなものを感じた。
どちらにしても35を先に飲み進める。開くのを待たずとも十分に堪能できる。この辺は加水されているからか。35を堪能しながら時折50の様子を見るも中々開かない。寝ていた年数が長いから起きるのにも時間がかかるらしい。

結局飲み始めてどれくらい経ったのだろうか?1時間くらいか?ようやく50が開き始める。
35の安定した状態に比べ、50は不安定。開いたと思ったらまたグズりだす感じ。但し開いたときの美味さは35を超える。
なにより度数が高いってことはその分味も濃い。35を口に含み美味さを堪能しても50を口に含むと全てが消され50に占領される。

飲み終わった頃には至福の状態。飲み終わったグラスは暫くするとバニラ香も出てくる。この割合は流石50の方が強い。

さて、これでようやく山崎のオフィシャルボトル10・12・18・25・35・50を全て飲んだわけだが、ここで面白いことに気付いた。

ミズナラ原酒は12から入っているらしいが、酒の傾向は綺麗に3つに分かれる。
10・12のグループ、18・25のグループ、35・50のグループだ。
最後のグループは本当に類似だが、他の2つはまぁ大まかな傾向。

ぼくは現行の12を余り高く評価していない。12を買うくらいなら10を買ったほうがいいと思っている。
そして12と18はキャラクタが大幅に変わる。18はシェリーが強いのだ。そして18の力強さと25の上品な滑らかさは又違う。但し18を上品にしたら25になりそうな部分は感じられる。だからこの2つは類似グループ。
相変わらすぼくのなかでベストオブ山崎は18のままだけど、金額を無視すれば25はとても素晴らしい。

35と50を飲んでみてはっきりわかったことは、ぼくにはまだこれらの酒のよさを理解するだけの経験と味覚が備わっていないこと。
又いつか機会があれば改めて挑戦したい。


そういえば山崎50のボトルを使ったミキシンググラスが出来ていた。但し何故か左利き用。

C2C

ちょっと思い立つことがあって六本木カスクへ。
正統派オーセンティックバーって感じだけど、さり気に珍しいものも。
これは飲んだことが無い。43.4度。飲んでみるとそれ以上にアルコールがしっかりしていて苦味がはっきりしている。尤も苦味を強く感じたのはこれの前に飲んだ酒が原因かもしれない。

カスクでは最初に本命を2種垂直飲み比べ。その後ウォッカトニックをはさみこれ。そして赤ワインで〆。
因みに本日、バー1件で払った金額の自己最高記録更新。
帰りに「ありがとうございました」の言葉と共に深々と頭を下げてくれたバーテンさんが印象的だった。

そのまま素直に帰ろうと思ったけど日比谷で降りたのでキャンベルへ。
ここではボウモアの飲み比べ。1993と1994.

1993の方がキャラクタがしっかりしてるけど、1994もどうしてどうして。美味いじゃん。しかし飲む順番は明らかに1994→1993とすべき。
ぼくは逆に飲んでちょっと後悔。
とは言えね、1993が高評価な昨今。入手製も価格的にも手が出しやすい1994~1996あたりを飲むのもいいんじゃないかと思う。

2011年2月23日水曜日

で?

冗談ではちょくちょく言うけど、普段の会話では相手が不愉快になる確率が非常に高いので使わないように気をつけている返事がある。
「で?」

今日とあるところに電話したら
「xxは現在別の電話に出ております」
と言われ、そこで止まってしまった。電話した原因が先方の問題であったし、こちらもイライラしていたのでつい
「で?」
と聞き返してしまった。

だって、どうしたらいいかわからないもん。今までの経験だとそういった場合

「xxは現在別の電話に出ております。後ほど折り返しお電話をさせましょうか?」
などといわれることばかりだったんだもん。
まさかその後の行動をこちらに完全依存するような応答なんて未経験。

何はともあれ未だ心に余裕が無いとつい地が出るというか嫌らしい行動をとってしまうことに少し反省。

コインランドリー

先週末洗濯が出来なかったので家に帰ってきてからまとめて。結構な量。
部屋干しでも匂わないというトップの謳い文句を信じて部屋干し。しかし一部は明日も着たいので近所のコインランドリーへ。

洗濯物を入れ30分も回せば確実に乾くだろう。問題はその時間をどう過ごすか。お隣は銭湯なのでお風呂へGo!

久しぶりに全身にアートされている人を見たんだけど今風な言い方をすると痛体とでも言うのだろうか?尤もご本人にそんなことを言えばぼくが痛体になることは目に見えている。

乾燥機が終了するに十分な時間風呂に入り出てくると、洗濯物を乾かしにきたおばさんが。
「うち引越しだから洗濯ものたまっちゃって」
そんなことを言われても適切なアンサーを持っていない。
「あと3日だからクリーニングにも出していられなくて」
続けて言われても適切なアンサーを持っていないことに変わりはない。

昨今は人の繋がりが薄い、無縁などというが、意外とコミュニケーションを求めている人はいるものだ。

そういえば久しぶりにコインランドリーの乾燥機を使ったけど流石に自宅の洗濯乾燥機と違いフワッフワ。昔住んでいたところは家から歩いて30秒くらいのところにコインランドリーがあったからよく使っていたけど、やっぱこれはいいわ。お天道様の下で干すよりフワッフワだもん。

2011年2月21日月曜日

Whisky Live 2011

今年から名前も場所も変わったイベント。初めてのミッドタウン。

会場に入ると入口からすぐのブースで知り合いと遭遇。新宿のバーのマスター。
「あとで又飲みに来て」
マスターがブースの人と話をしてくれたおかげで、この後美味いバーボンをいただけることになる。まずは会場を回ることに。

今までに比べ会場が小さいこともあり、混み具合が増している。その反面ブースは減っている。未だウィスキーブームは続いていると思っていたけど下火なのだろうか…

twitterによる評判を見ているとブラックボウモアと山崎1984の評判が高いようだった。確かに両方共美味いけど、出てから随分と経つ酒だ。最近これらを超える酒が出ていないということだろうか?尤も僕はブラックボウモアの4thと類似の酒を飲んだことがないので、これを出されたら超えるものって思いつかないけど。
※ウィスキーライブには写真しかなかったけど、自分の中でブラックボウモアより美味いと思えるモルトはある。

僕はといえば今年はそれほど飲まなかった。モルトで美味いと思ったのは竹鶴35と山崎25。山崎25は僕の中で値段の割にそれほどと思っていたけど、改めて飲んでみるとやはり美味い。まぁ、10万は…だけど。
そしてホワイトボウモアが飲めなかったのが非常に残念。悔しかったのでブラックボウモアを頼もうと思ったけどこちらも既に売り切れ。去年も同じようなことになって来年から早く来ようと思ったっけ。

今年僕が一番ウハウハになれた酒は最初に書いた入口で出してもらったバーボン。Evan Williams 12yoだった。
「は?ウィスキーイベントで赤エヴァン?」
と思われるかもしれないが、オールドボトルの方は凄く美味かった。今日飲んだ酒の中で僕が一番顔を崩して飲んでいただろう。聞けばオールドと言ってもそこいらのものと違って樽から選んだとか。納得。
エヴァンウィリアムスといえばチェリーリキュールも美味かったというか非常に面白い酒だった。残念なのは日本で流通していないこと。

そういえば、とある店のマスターがいて、ウィスキーライヴ記念で今日なら山崎50を安価で提供しますと言っていたので、是非帰りに寄ろうと思ったんだけど、家を慌てて出てきたため、キャッシュカードもクレジットカードも持っておらず、手持ちの現金は安価になったとは言えそれをいただけるほど無かったことが悔やまれた。

2011年2月20日日曜日

場所はよく読もう

昨日、勉強会で池袋。

場所に池袋西武横店7号室と書いてあったのを見て池袋西武の7階と勘違い。まぁ、タチの悪い(?)ことに各フロアの説明で7階を見たら、なんか「ルーム・ルームズ」とか「催事場(冷静に考えればこれは店のイベント用だろう)」とか書いてあるからそんな部屋があると勘違い。
そのままエスカレーターで7階まで上がる。

7階に到着すると目に入ったのは骨董市。なんか違うんじゃないか?と、ここでようやく気付き西武の横にあるビルの7号室で行われていることに。もうアホじゃないかと…

自分のアホさ加減に気付いてしまえばあとは楽。骨董市を眺め
「あぁ、これ欲しい…でもお値段の方が…」
ちょっとした眼福。

この時点で勉強会の開始予定時刻は1時間ほど過ぎていた。

2011年2月18日金曜日

5000円の損、1000円の得、6000円の損、4000円の得

昨日の話だが知っている方から今週末のイベントのチケットを買って欲しいと連絡があった。
どうやらチケットが余っていたようだ。

前売券は5000円。当日券は6000円。
ぼくはまだ行くかどうかわからないので返事はあとでする旨伝えたが、ここでふと考えてみた。

  1. ぼくが行かなかった場合
    この場合ぼくの支出は0円、その人は5000円の損失
  2. ぼくがその人から前売券を買った場合
    この場合ぼくは当日券より1000円得をする。その人は損額0円
  3. ぼくが当日券で行った場合
    この場合ぼくは1000円高いチケットを買うことになり、その人は5000円無駄になる。合計6000円の損
行く場合、普通に考えたら2番の選択肢となるだろう。誰も損しない。

しかし、ここでふと考えてみた。ポイントは3番だ。
利害関係もない知人同士のプライベートな売買だからこういう考え方になるのであって、もしぼくがその人に損をさせたいと思い且つイベントに行く場合。
相当にヒネクレた考え方をしていて、その人の損は自分の得くらいに思っていたら3番の捉え方は変わるんじゃないかと。
そう、その人の5000円の損は自分の5000円の得なのだ。自分は1000円多く出費することになるが、合計で4000円の得じゃないかと。

利害関係が無いからそんな馬鹿げたことは考えないけど、もし仮に利害関係のあるライバル企業のような関係だったら?
相手の損失を減らさないために自分の出費を多くすることもあるのかな?
などと考えた。
例えば相手の企業が経営難、自分の企業に余裕があるなら、余計な出費をさせて潰れるのを待つとか。
自分の目ではそんな生臭いビジネス上の関係を見たことは無いけど、世の中にはそんなこともあるのかなぁ…

初築地

関東に越してきてから結構経つのに初めての築地。クーポンでふぐコース。

20時からの予定が、今日に限って急ぎの仕事が入り遅れてしまった。

ふぐ刺し、白子豆腐、ふぐサラダ、ひれ酒、子ふぐの唐揚、焼き白子(別注文)、てっちり。
今年に入って初ふぐ…じゃないけど、ふぐコースは初めて。充実した。

こんどはもっと早い時間に来て寿司とかも食べたい。あ、吉野家一号店も気になる。

しかし土地感覚が全然無いことを痛感。築地って銀座から歩いて行ける距離なのね。日比谷線で何度か通ってるんだけど、地図で言うと有楽町よりもっと左だと思ってた(実際は右ってか方角で書くべきね)…よくよく考えてみればそんなところに海はないのに。

土地勘を養うために帰りは有楽町まで歩いた。一本道で。

起業せよと言うけれど

インターネットの普及や昔のより発起人や資本金の制約がゆるくなったためか、若くして成功した人たちが起業を勧めていることが多い。最近ぼくが何冊か読んだ堀江貴文や勝間和代も言っている。

「起業せよ」

この意味を勘違いしてしまうと一億総社長になれと言っているようにとれてしまう。
全員が社長になる、つまり雇われるものがいない社会になるのを望んでいるのだろうか?
昔と違い全員が店を構えることは無いだろうが、そんな世界って世界が巨大な商店街ってことだろうか?
「インターネットというインフラがあるんだから全員が店を持てばいい」
いやいや、全員が一人で会社をやるならインターネットプロバイダも勿論だが楽天みたいなものは出来ないだろう。楽天という会社ではなく楽天という起業集団になるのなら可能かもしれないけど。

結局いわんとしていることは起業したい人が起業しやすい社会、失敗してもやり直せる社会が望ましいということだろうけど、ぼくでも先に書いた通りの勘違いをしてしまいがちだ。
起業したい人が起業しやすいように、雇われたい人が雇ってもらえる社会が望ましいんだよな。勿論雇われたいと思っているだけじゃなくて、雇い主の希望に沿うだけの働きをすることは必要。

起業を勧める人が社員を沢山雇っている、もしくは社員を雇っていた人の場合、きちんと説明しないと、自社の社員に辞めろと言っていると勘違いされるんじゃないか?と、ふと疑問に思った。

2011年2月16日水曜日

捨てる神あれば拾う神あり?

1つ前のエントリの続き。雪降る夜中飲み屋を求め新宿を徘徊。

最近酒の嗜好が変わってしまったので足が遠のいていた店に久しぶりに顔を出してみた。

blogの過去の記事からすると以前ターキーの14年を飲みに行ったのが2009年11月21日のようだ。それ以来だから結構経つなぁ。
そのときにはバイトの人だけだったので、マスターにお会いするのは2年ぶりくらいかな?幸い覚えていてくださったようで良かった。
(大袈裟だが)残酷な扱いを受けた後では天使と出会った様な気分。


ここは決して広くない店だがバーボンぎっしり。今都内では一番バーボンが多い店かもしれない。少なくともぼくはここよりバーボンが多い店を都内では知らない。

店内には既に3人組がおり、映画談義で盛り上がっていた。
片隅においてあったノートPCを片付けてもらい席を確保。そして目の前にあったターキーのヘリテージを注文。これを飲み干した頃には体も温まっていた。

ここからはお勧めで選んでいただいた。
まずはセンブヘブン。

ヘブンヒルの酒。好きな味です。気に入りました。

そしてパーカーズ。これはまだ日本に入ってきていないらしいです。

これも美味い。多分こちらの方が美味いという人が多いのでしょうが、昨日のぼくの舌では先のセブンヘブンの方が気に入りました。

パーカーズを飲む頃には最初にいた3人組は帰って別のお客さんが隣に座っていたんだけど、実はその3人組、特に真ん中にいた人はとても有名な人だったらしい。
誰か気になる人はマスターのブログに載っているサインを見てください。
因みにぼくも
「えぇえ?マジで?」
ってなりました。隣の人たちの顔なんて見なかったし、まさかそんな人がいるとは…


色々あって嫌な気分だったのもこの頃にはすっかり忘れ上機嫌。先の店に入店できなくて良かったのかもしれない。

2011年2月15日火曜日

初めての入店拒否?

昨晩は雪。関東なら大雪って言ってもいいくらいの降りだったんじゃないだろうか?

そんな天候だったけど職場で飲み会があり、遅めの時間まで職場近くで飲んでいた。
店から出ると雪が積もっている。家に帰れなくもないが、翌日の出勤を考えると近場に泊まるのが得策と判断。新宿で一人飲みなおす。

かねてから行こうと思っていた新宿三丁目のバーを目指すも場所がわからない。
携帯で検索してもぱっと見わからない。少しウロウロしてエレベーターがあるのに気付いた。エレベーター横の看板を確認。間違いなし。
エレベーターに乗り目的の3階へ。重そうな扉を開けて中に入ると更に扉。その向こうに店員さんが立っている。
扉を開けると店員さんが話しかけてくる。
「申し訳ありません、本日満席でして…」
僅かな時間に店内を見渡すと5席以上はあるだろうカウンターに二人お客さんがいる。反対側の壁にも椅子があるようだが誰も座っていない。
どう見ても満席には思えなかったが退散。

予約が埋まっていたのか(午前1時ごろに?)、たまたま他の席のお客さんが席をはずしていただけなのか、聖ヴァレンタインデーに男一人はダメなのか、格好が店に合わなかったのか、兎にも角にも腑に落ちない対応だった。

普段行く店のマスターに
「いい店ですから是非行ってみて下さい」
と紹介されて行ってみた店でこんな対応をされたのは初めてなので、自分なりに納得できる答えを探している。

僅か数分の出来事。エレベーターを降りても雪は止んでおらず、水と雪に化粧された道路に足跡を付けながら次の店を求め歩き始めた。

2011年2月13日日曜日

初二郎

夜に池袋の飲み屋へお誘いがあり、呼ばれるがままに赴く。

行って話を聞くと、「この後二郎に行きます」とのこと。
ラーメン二郎。ぼくが関東へ越してから噂はかねがね聞いている。しかしその内容は両極端で、中毒化した人と二度と行かない人に分かれている。
中毒化した人の話を聞いても特別美味しそうには思えなかったし、量が売りの店というのに僕は興味がないし、何より並ぶ店が嫌いなので、ずっと足が向かなかった。

が、しかし、この流れ。二郎童貞を捨てる時が来たようだ。

そして池袋二郎へ。幸い店外に並んでいるお客さんはいなかった。
初めてということもあり普通の量少なめで注文。それでもしっかりモヤシ・キャベツ・豚肉が入っている。噂通りのうどんに近い麺。しっかりとした小麦粉感。野菜はヘルシーな感じがするけどそれを相殺する豚とスープの脂。
完食とまではいかなかったけど、ほぼ食べることが出来た。

感想を言うと、不味くないどころか意外と美味しいんじゃないの?かなりグルタミン酸ナトリウムが入っている感じはしたけど、それを含めて中毒性があるというのは納得できる。7時間ほど前に食べたことになるけど、実は今もうちょっと食べたくなっている。

とは言え週一で食べたら禿げそうな感じがした。月一くらいなら大丈夫か?個人的には半年から一年に一度食べるくらいが丁度いいような気がする。

百聞は一見に如かず。やはり食べ物はどれだけ人の話を聞くより自分の舌で確かめるのが一番だと改めて思った次第。

次に行くジロウは数寄屋橋がいいなぁ

捨てられぬ380円

家には3本の傘がある。ビニール傘、3000円くらいで買った傘、そして380円で買った傘。
これらとは別に折りたたみもあるが、これは鞄に常備。

さて、普段出勤時に雨が降っていると380円の傘を利用している。3000円の傘は無くすと凹むので滅多に使わないのだ(だったら何故買ったのだろう)。
木曜日の帰りに寄ったラーメン屋に380円の傘を忘れたことに気付いたのは電車の中。金曜日は雪で家から出ずにいたのだが気になっていた。そして土曜日、買い物ついでにラーメン屋に行くと幸いぼくの傘は傘立てに残っていた。

普段無駄遣いも多いのに、どうせ週に一度は行くラーメン屋だから次に行った時でもいいのに、もし次に行ったときに誰かが持って行ってしまっていたら損をしたような気分になる。捨てたような気分になるのだ。だから勿体なく思えてわざわざ取りに行ってしまう。

普段の飲食での浪費の割に、こういう部分では380円が勿体なくて頭の片隅から離れないのは何とも不思議なものだなぁと思う。

使えるものを捨てることが出来ない性格故だろうか。

2011年2月12日土曜日

今年こそ免許取得

早いもので自動車運転免許を無くしてからもう10年近く経つ。
無くした当時は次の日の生活をどうしようかとまで思ったものだが、無くなっても意外となんとかなるもので、特に関東に越してきてからは必要性をあまり感じない。

実際こちらに住んでいると無くて困ることはあまりない。困る時があるとすれば大きな買い物をしたときだ。重量の問題以上に大きさの問題は大きい。引っ越して棚などを買ったときは兄の車で運んでもらい、27インチだったかのPC用ディスプレイを買った時には駅からタクシーを使った。

しかし、大きなものを買うことなどそうそうない。家具にしたって店に運んでもらえる。
じゃあ車はいらないのか?というとそれも違うんだなぁ。
今は通信販売でほぼ何でも買える。風俗すらデリバリー出来る時代だ(これを通信販売と呼ぶのかはおいといて)。車がある最大のメリットはフットワークの良さ。思い立った時に移動ができる。

自動車通勤をしていた頃、家から職場までは10km弱。この距離があると、経路は色々選択できるし、家と会社の間には色々と店がある。そうなると行はともかく帰り。食事するにしても何かを買いに行くにしても車は非常に便利なのだ。なんせ好きな所に行ける。発売日にCDやらゲームやらを買いに行くにしても数件回ることが出来る。当時はビデオレンタルをよく利用していたけど、旧作が豊富にある家から15kmほど離れた(会社と反対方向)のレンタル屋の会員にもなっていた。

因みに電車通勤でも定期の範囲内であれば無料で乗降でき、特に関東圏なら店も豊富にあるし、電車料金も安いから上記のような車のメリットは薄れる。これもよくわかっている。
しかし、家に帰ってきてからでも自由に動き回れることは非常に便利。

先日自動車の維持費で1年間にタクシー初乗り1100回乗れるなんていう記事を見て、そういう意見も正しいけど、普通に考えたら初乗りの距離なら自転車で通うんじゃないの?と思った。
名古屋でもそうだったけど、通勤時間は渋滞が酷い。初乗りの距離なんて高々2kmだ。天候が悪い日はともかく、普段なら自転車を使う方がいいでしょう。歩いたって30分弱だ。

自動車通勤のメリットは上記に書いた通り、単に家と会社の往復以外のことをこなすことが出来るところにもある。ちょっとコンビニに寄って買い物しても料金が加算されるなんてことはないのだ。

ただ、先にも書いた通り関東圏に住んでいる限り、僕が言っている「途中でどこかに寄れる」もあまりメリットじゃない。路線が豊富にあり、その時間間隔も短い。通勤時間の山手線なんて次から次に来る感じだ。
じゃあやっぱり車はいらないんじゃないの?
というとそれも違うんだよなぁ。家に帰ってからでも休日でも買い物なりドライブなりに行きたい。名古屋に戻る頻度を増やしたい。そもそも運転が好きとかまぁ色々。

買おうと思っている車が、中古で50万以下でタマがごろごろあるというのも免許が欲しい動機の一つだけど。

2011年2月11日金曜日

初雪?

初雪じゃないかもしれないけど、ここではっきりと雪を見るのは初めて。

この冬の雪体験は盛岡・名古屋で、東京及び千葉ではまだまだだったんだけど、今日はちゃんと雪が降ってる。駐車場の車の屋根にちょっと積もってる。

今ぼくが住んでいる家はエアコンしか暖房がなく、その暖房の効きが悪い。エアコンの暖房っていうのはおしなべてそんなものだろうと思うけど。
石油ファンヒーターかガスファンヒーターが欲しいけど、前者は使用禁止だろうし、後者は台所のコンロのところしかガスの口がなくて実質使えない。

布団から出ても寒いので電気毛布付けて布団に入りながらPCをいじるくらいしか出来ない。どうしようもなく不便だ。

そろそろ家の中で服を着るという文化を覚えたほうがいいのかもしれない。

ビッチが嫌い

ネットでビッチという言葉を見かけることがある。
ぼくはこの言葉がどうにも好きになれない。はっきり言えば嫌い。

所謂尻軽女を指して使われる罵倒語みたいだが、過去に何人かの男性と付き合ったことがある女性を指して使われている場合を見ることも稀にある。
素朴な疑問。
何がいかんの?
いや、罵倒される基準みたいなものがあり、それを満たしているならわかる。
でも恋愛した数、肉体関係をもった人数で安易に女性に尻軽のレッテルを貼っていいものだろうか?
人それぞれに考えもあるし、マジメにお付き合いして3ヶ月くらいしか続かなかったことがあったとしても不思議じゃない。そりゃ毎回そんな感じで10人とかなら僕も疑問を持つと思うけど。

すぐに女性と肉体関係をもっちゃうような男、もしくはそんな男が友人関係にいる人も少なくないだろう。その友人を蔑視するんだろうか?体験談を聞いて笑ってるんじゃなかろうか?
そしてもし仮に自分が初対面の女性と名前すら聞いていないのにいい雰囲気になったら、そのまま関係を持っちゃうんじゃない?
性別が逆で結局同じことなのに何故女性の場合だけ酷い言われ方をするのか?
根っこの部分に女性蔑視があるような気がしてならない。そしてネットで皆が使っているビッチという言葉が使い易くて安易にそういうレッテルを貼っているような気がする。

と、ここまで書いたけど、公衆便所っていう言葉には不思議と嫌悪感が無い。

アイドルの歌唱力

80年代がメインだけどアイドル好きなわけです。その割には佐藤竹善とか矢野顕子とかおおよそアイドルとは思えない様な人たちも好きでして。

もし歌手を好きになる理由が歌唱力、所謂音程・リズム・声量のようなことが主であればアイドルなんて好きになるはずもなく、何故好きかと時々思うことがあるんですね。好きなものに理由を求めるのも実にくだらないと思いますが。

一番の理由は多分楽曲。キャッチーな歌が好きだというのがあると思うんですが、じゃあその歌をもっと歌の上手い人が歌えばいいのか?というとそれも違うんだよなぁ。

先日、帰宅時の中央線社内でこんな言葉が脳裏をよぎった。
アイドルは顔まで含めて歌唱力
実はこれが核心なんじゃなかろうか?更に言えば
アイドルはキャラまで含めて歌唱力
ここでいうキャラ(クター)とは、先に挙げた顔はもちろんのこと衣装や性格・嗜好などの設定を含めたもの全て。そしてそれに合わせて作られている楽曲も含む。

こうなると合点がいく。


皆好きな人(やバンド)を選べばいいだけで、歌手に点数付けたり比較するのもバカらしいと思うけど、例えば矢野顕子の歌唱力(この人はピアノも含まれるから適切じゃないなぁw)をぼくの評価で90点くらいとする。そして、例えば、そうだな…しょこたん。彼女の所謂歌のみの歌唱力を50点くらいとする。この時点では矢野顕子の方が遥かにいいわけですが、ここにキャラまで含めた歌唱力でしょこたんは90点くらいにアップするわけです。こうなるとぼくのなかで矢野顕子としょこたんは比肩し得るアーティストになるわけです。

何故この二人を出したかって?当然ぼくがどちらも大好きだから

でも、その人が好きとかじゃなくてもたまたまこの歌をこの人が歌った作品が好きって言う場合もあるのよね。それこそ歌が上手いかどうかじゃなく。

結局、歌唱力だけあればいいってもんじゃなく
理屈抜きで聴いて(見て)自分が満足出来ればそれでいい
という当たり前の結論に落ち着く

2011年2月9日水曜日

最近買ったCD ~今更気付いた名曲~

先週、初めてAmazonのコンビニ宅配を利用したのを皮切りにCDを何枚か購入。
まずは渋谷哲平ベスト

久しぶりにDeep聴いたけど、曲より歌詞よりコーラスが…
抜粋してみると以下のようなコーラスが入っている(カッコ内がコーラス)。
Deep 青い海 (うみうみ)
Deep ヨットから (からから)
Deep 蒼ざめた (めためた)
Deep くちづけに (けにけに)
Deep サーフィンで (んでんで)
Deep やけた胸 (むねむね)
Deep 海原に (らにらに)
Deep 探してと (てとてと)
このセンスは今の歌には無いなぁ。80年代前半くらいまでで絶滅したと思われる。
今年あたり又こういったコーラスが流行ってくれることを密かに期待している。

そしてうしろゆびさされ組+うしろ髪ひかれ隊ベスト

奇面組シンガーっていう印象が強いこの2つのグループ。
ぼくの中では前者の方が印象が強いけど、後者は工藤静香や生稲晃子を排出。後の活動を考えると後者の方が長く残る人材を輩出しているけど、一番の勝者は高井麻巳子か?まぁそんなことはどうでもいい。
さて、このアルバムを聴いて改めて名曲であることに気付いた曲がある。
うしろゆびさされ組のかしこである。
後藤次利の作曲・編曲した曲もいいけど(どうやらぼくは後藤次利のベースが好きらしい)、歌詞がまたいい。
学生の成就せぬ淡い恋(初恋だろう)に思わせる歌詞。

何も言い出せず卒業式で別れてしまう。しかしその思い出を忘れずにこれからの人生を進んでゆくという前向きな詞。「お別れだけど、淋しくなったら今この日を思い出せば又会える」といった内容だが、この中の「あなた」をファンの皆さんとして聞いても意味が通じるし、むしろそのつもりで歌詞を書いたんじゃないか?と思える。
秋元康って素晴らしい作詞家だなぁ。
ぼくはこの歌にキャンディーズの微笑がえしと同じようなテイストを感じた。
ちなみにリアルタイムで聴いていたときにはなんとも思わなかった。鈍感だったのかなんなのか…

そしてチックコリアのランデヴー・イン・ニューヨーク

ぼくの好きなSALT&SUGARの結成動機がチックコリアとボビー・マクファーリンの共演を見たことだったというのを読んだので買ってみた。久しぶりにSACDを買ったかもしれない。
一度通して聴いたけど再度きちんと聴きたい。

そして中山美穂のパーフェクト・ベスト

中山美穂のベストCDがあったはずなのにどこかへ行ってしまったようだったので購入。
改めて聴くと流石に売れっ子アイドルはいい歌もらってるなぁ。
売れないアイドルって聴いてても「誰がこんなの買うんだ?」と思うような本当にダメダメな歌を歌っていたりするけど、このクラスになるとそういう歌が無い(ベストだからか?)
中学時代のインプリンティングというのは中々しつこくて、未だにツイてるねノッてるねの歌いだしの「Lucky girl Lucky girl」は脳内で「ワキガー ワキガー」と再生されてしまう。

こっからはまだ聴いてない。なんせ今日買ったばかりで

Stan GetzとJoao GilbertoのGETZ/GILBERTO

このCDはリマスターやらなんやらでCD/SACD共に複数出ている。最近もSHM-SACDが出たようだが、Amazonのレビューではあまり評判が良くない。ぼくとしてはSACDは欲しいがHybridじゃないと嫌なので、SHM-SACDは買わないつもりだった。
幸い新宿のタワレコにHybrid SACDが置いてあったので購入。

そしてウェザーレポートのCDを買おうか迷っていたらその下の棚にWill Lee。2枚まとめて購入。





2011年2月8日火曜日

性同一性障害と同性愛の疑問

しょーもない疑問なんだが。

性同一性障害(以降GID)と同性愛というのは別物らしい。
確かに同性愛者が全て異性になりたいと思っているなら同性愛者同士の恋愛って成立しないよね。
男が好きな男が女になりたいと思っていて男が好きなら同じタイプを好きになるとは思えない。
この時点で今回のエントリは読みにくいだろうなぁ…w

さて、疑問というのはこういうことだ。
GIDと同性愛が同一でないなら、両者を備えた者がいてもおかしくないはずだ。
わかりにくいかもしれないがこういうことだ。
体が男で心が女の性同一性障害者で且つ女性が好きな人もいるのでは?
GIDと認定され、性転換手術も行った人が、転換後の性と同じ性の人に対して恋愛感情を持つ可能性もあるのではなかろうか?と。

そういう人がいたとして(可能性は十分にある)、、そのような場合性転換手術が望ましいのかどうか?
精神的には肉体と精神の性の同一性を保つために性転換手術を行うことが望ましいんだろうけど、性癖的には肉体がそのままの方がよいような気がするし…

人による部分もあるだろうから一概に答えは出せないと思うけど、こういうことを考えだすと自分の中で結論が得られずモヤモヤする。

出来ればこの駄文を読んだ方が同じようにモヤモヤ感を共有していただければ嬉しい。
※ぼくのモヤモヤ感が減るわけじゃないけど

2011年2月7日月曜日

嫌いを例える表現

好きな人がどれくらい好きかを表すのに
「この人がいなくなったら生きていけない」
ってのがある。ドラマとかで使われそうなありきたりの表現だ。とても好きだという、愛しているという感じが直球で伝わると思う。

さて、その逆。嫌いな人がかなり嫌いなのを表すのに的確な表現ってどんなのがあるだろう?
「この人がいなくなるまで生きてやる」
先に出た好きの表現の逆だ。なんとなく好敵手っぽい感じがして、嫌いというよりお互い頑張って生きていこうって感じがしてしまう。憎悪感が無い。

言葉って言うのは難しいなぁ

2011年2月6日日曜日

3日ぶりの帰宅

そんなに忙しいわけでもないのに木曜日に出勤してから帰宅したのが日曜日午前2時。
日付的には3日ぶり。自分の感覚では2日ぶり。

木曜日。退社後飲みに行くのは予定通りだった。夕方頃職場の女の子が
「安藤さん明日、金曜日の夜飲みに行きませんか」
と誘ってくれたのでオッケー。ここまでは問題ない。

そして木曜日の夜。渋谷にて蕎麦→バー→居酒屋。帰路に着いたのが0時過ぎ。
帰れると思っていた。が、銀座線は既に終わっており、山手線へ移動すると人身事故で止まっていた。
よし。開き直ろう。
運転再開を待つようなことをしてもきっと嬉しい結果にはならない。ならば家に帰るのは諦めてしまえ。そうだ、折角なら渋谷から新宿まで歩こう。
そうなったら気楽だ。新宿に向かい歩きだした。
初めて歩く道ばかりで新鮮な景色。原宿を通り抜けるがクレープなんて売ってない。そりゃそうだよな。夜中だもん。
当初の予定は代々木の手前で断念。タクシーを拾い新宿三丁目まで移動。そして飲みに行く。
店に入るとマスターが誕生日だとかいう話で何故かシャンパンを開ける羽目に…その後赤ワインとG&Mストラスアイラ42年ものを飲んで時間を見ると4時近く。近くのカプセルに泊まりそこから出社。

金曜日。夜は誘われたとおり飲みに行く。場所は職場のビルの地下にある飲み屋さん。
適当につまみを頼んでハイボールから入って日本酒と焼酎。
飲みながら話をしていたら、まだ暫く今の職場にいられるみたいだと安心。そんな話が聞けただけでも飲んで良かった。
そして気がつけば0時頃。僕だけ先にそそくさと退散。そして御徒町。連日の疲れが出たのか急に眠気が襲ってきてジントニック1杯でこれまたそそくさと退散。なんか色々と面倒くさくなり一蘭でラーメン食べてサウナで寝た。

そんなこんながあって土曜日も街をウロウロし、帰ったのは終電1本前。しかも松戸駅からわざわざ遠回りをして歩いて帰ったのでより時間がかかった。

まだまだ若いなぁ〜
そんなことをちょっと思えてしまう週末だった。

2011年2月3日木曜日

饒舌な人見知り

人見知りである。
そう書いたら「またかよ」と思われるかも知れないが、初対面の人と話すのは得意じゃない。
しかしながら一人で飲みに行ったりすると初対面の人と話すことがある。それはする。大抵地雷踏むけど…

僕は饒舌な方だと思うけど、喋るのが好きということ以上に無言の間が耐えられないのだ。
一緒にいる人につまらない時間を過ごさせているような気になるのが耐えられない。
結果饒舌になっているだけ。僕が腹抱えて笑える話をしてくれる人がいれば黙って聞いてる。実際今までもそうだった。
そんなわけで僕自身人見知りだと思っているけど、結果はそうなっていないんだろうな。

そんな僕だけど二十歳頃に付き合っていた女性が超無口で女版高倉健みたいな感じだった。
兎に角会話が続かない。1日デートして僕が単語数で20単語喋るかどうか。
あれもトラウマになってる。
あんな空間、二度と味わいたくない。
あんなデートするなら一人の方がいい。

そんなことを考えながら山崎の18年を飲みながらこれを書いてる。
酒はいい。より饒舌にしてくれる。

ところで最近目覚めたのか嵐の二宮君が気になる。彼が目の前にいたら緊張して喋られない。

2011年2月1日火曜日

「茂木健一郎 VS 堀江貴文「日本を元気にする!3」へ行ってきた

茂木健一郎 VS 堀江貴文「日本を元気にする!3というイベントがあったので行ってきた。


19:00開場20:30開演ということで19:15頃開場到着。しかし、手作り感のある開場は待つに適当な場所がなく、外に出たりうろうろしたり。春だったらこの作りは丁度良かったと思うんだけど折からの寒さで居場所に困った。


開演時間。会場へ入ると真ん中にちゃぶ台とそれを取り囲むように小さな座布団とアンケート用紙。空いている場所に座る。真ん中から2番目の列。


茂木氏と堀江氏登場。後ろ側になってしまったがホリエモンが僕の目の前で話をしている。その距離約1mってところだろうか?茂木さんはホリエモンの方を向いて話していたので終始顔を拝見することができた。


ホリエモンが話している比率が多く、その内容はホリエモンが本に書いているようなことが多かった。話の流れを彼が作っていたし彼が多く喋っていたから仕方ないけど、彼の本を何冊も読んでいるので新鮮味がないというと失礼だが、もっと他のことが聞きたかったかな。


とはいえ面白い話も聞けた。とりわけホリエモンの思考というか行動の中心にあるのがセックスなんじゃない?と思えてしまうような理論付けはなかなか他では聞くことが出来ない斬新な考えだと感じられた。
例えば今内乱が起きているエジプト。そしてその周囲のイスラム教圏で戦争が多い理由がイスラム教が婚前交渉を禁止しているからだとか。多分適当に言っているわけではなく、何らかの文献なりで得た知識だろうけどテロを起こす実行犯は童貞が多いらしい。そしてその童貞クンはテロで死んだら死後の世界で女性に囲まれて思う存分セックス出来ると言われてやるとか(ほんまかいな?)。だから婚前交渉禁止じゃ無くすればテロは減るって。
こういう話って恐らく本人は問題の一端をピックアップして言っているだけだろうけど、言葉通りに捉えるとセックスさせれば平和になるのか?という反論を受けそうだ。
いやぁ、世界中の人が毎日セックスばっかしてれば平和だろうけどさ…
この話でホリエモンが何を言おうとしていたのか?これは本人が言ったわけでなく僕の感想になるが、インターネットは勿論だがそれ以前にもテレビなどで世界中の情報が得られる時代に、古くからあるしきたりをいつまでも守らず時代に合わせて変化させていけばいい。そうすれば時代と環境に適合した戒律を作ることが出来て戦争は無くなる、無くならなくても減るということではなかろうか?
対する日本。店舗内に電車のセットを作り電車で痴漢のプレイが出来る店まである。ホリエモンはこのことに関して
「日本って凄くないですか?」
と茂木さんに同意を求めていたけど、わかる人の方が少数派の同意の求め方だなぁ…


そしてセックス絡みで言うと秋葉原連続殺傷事件の加藤被告。ホリエモン曰く
「もし事件の当日彼が玄関を開けたらそこに全裸の女がいて『貴方が好きでしたと言ったらあの事件は無かった」
と。
同意。
しかし、一点同意出来ない部分が。
他人の家の玄関先に全裸でつっ立っている狂った女なんて怖くて抱けるかい!
それはともかく、案外そんなもんだってのは外れてない様な気がする。
しかし先のイスラムの話もこの話もほぼ納得できるが腑に落ちない部分もある。それは童貞はセックスの気持ちよさを知らないんだから果たしてそれが抑止力たり得るのか?ということだ。しかし童貞の方がよりセックスに対する好奇心が大きいと思われるので、非童貞よりも抑止力たり得るのかもしれない。これは統計を取って欲しい課題だ。
※ところで童貞の定義って何?


お話の最後の方でスーツ批判をしていたので、流石にそれではスーツの方も気分が悪かろうと思い手を上げて質問してみた。但し茂木さんとホリエモンではなく会場のスーツを着ている方に
「スーツの方は好きで着ているんですか?」
茂木さんが近くのスーツを着ていた方に理由を聞いたところその方はお医者さん。年配の患者さんはネクタイをしていた方が安心されるそうだ。「会社がスーツと決まっている」といった返答でなくよかった。
この時ホリエモンにも
「学生服は着ていなかったのですか?」
と聞いてみたら最初は着ていたけど途中から着なくなったらしい。
学生の頃からそうだったんなら今スーツを批判したり言いたいことを言っているのも納得だ。


結局予定終了時刻を大幅に過ぎて終了し、とても楽しい話を色々聞くことが出来た。
トークライブ(でいいのか?)というものに来たのが初めてだったけど、こういうのも面白い。