2013年10月30日水曜日

自殺と死刑

日本の自殺者が年間3万人とか云われる昨今。

ぼくは、基本的に自殺は反対なんだが、人間産まれる時と場所は選べない。だが、自殺は死ぬ場所と時を選べる。そう考えると、まぁ、したい人にとってはそれも選択肢としてありなのかもしれないと思ったりもする。

ぼくは自分に対して、というか自分のダメさに対して
「本当に早めに死んだほうがいい」
と思うことはしばしばあるが、本気で自殺を考えたりその行動に至ったことはない。
なんせぼくは痛い事が嫌いだ。死への恐怖、生への執着よりも痛いのが嫌というのが先に立つ。そんなぼくには自殺するまで追い詰められた人の気持ちはわからない。だから、そういう人に対してどうこう言う事も出来ない。

ということはともかく、ぼくの中で「自殺」は「加害者と被害者が同一人物である殺人」という認識なので、自殺未遂は殺人未遂と同じだと思っている。
だが、自殺未遂は犯罪ではない。無論、そこに至るまで精神が追い詰められた人に懲罰を与えるのが良いか悪いかということはあるが、親族殺人の罪の重さから考えたら自殺なんて親兄弟を殺すのと同じか、それ以上の懲罰を与えてもおかしくはないだろう。

というわけで、ふと思った。
「自殺したら死刑。自殺未遂も死刑」
という法律になったら、自殺者数は変わらないのかそれとも減るのか。
意外と減るんじゃないか?と思っている。

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