5月22日のことだが。
矢野顕子の「矢野顕子 忌野清志郎を歌う」ツアーの最終日、渋谷公会堂へ行ってきた。
ゲストは清水ミチコ。
この組み合わせは、昨年のさとがえるで行われたものだ。僕は、その時は残念ながらチケットを買ってあったが、仕事で行けなかった。故に初めて生で聴く。
一曲目は、このツアーではずっとそうであっただろう動画。矢野顕子+忌野清志郎の「ひとつだけ」。この曲の終わり頃に矢野顕子が現れ、曲に合わせてピアノを弾く。そして動画はフェードアウトし2曲目へ。
そこから忌野清志郎のカバー曲が続く。5曲ほど歌った所で清水ミチコ登場。清水ミチコは終始矢野顕子を始めとするモノマネだったのだが、想像していたよりも、お笑い感無し。
# つまらないということじゃなくて、なんて言うのか…代役になっていたというか
清水ミチコのやる矢野顕子のモノマネは流石、それ単体で聞いたら間違えそうなくらいだ。本人とのデュエットだと(ピアノ含め)違いがわかっちゃうけど、こういう、本人との競演じゃなければ、ただただ「すげぇ〜」って感じだろう。
そう、アンコール最後の「ひとつだけ」。矢野顕子と清水ミチコの共演。否、矢野顕子と清水ミチコ扮する忌野清志郎との共演。生では見たことがないけど、CDで聴いたり動画で見たりした矢野顕子と忌野清志郎との共演がオーバーラップして泣きそうになった。
モノマネ=お笑い芸と思っていたが、これは代役なんだよなぁ。生で見られることを考えると、本人出演の動画とは別の価値がある。
忌野清志郎が生きていたら、お笑いになっていたかもしれない。でも、彼はもういないから、モノマネですら欲するのかもしれない。
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