2011年7月8日金曜日

金は物理的なモノなのか?

ふと疑問に思ったので。

お金は物理的なものなのか?
お金を頭に思い描いたとき、僕は1万円札とかの紙幣が思い浮かぶ。子供の頃なら硬貨だったかもしれない。

貨幣、これは紙幣、硬貨共に間違いなく物理的に存在するものである。目に見えるし触ることができる。
では金は物理的なモノなのか?
そうとも言えない。
「あなたの資産は?」
と問われたら?まぁ資産なんてのは土地や株など金銭的価値のあるものが全て含まれてしまうが、現金に限定して話をする。
それにしても、家や財布に入っている金が全てと考える(or実際そうである)人も少ないのではなかろうか?
銀行口座。多くの人は持っている金の大部分をここに入れているんじゃなかろうか?
では銀行口座に入っている金は物理的なモノかというと違う。
しかし引き出すことによって物理的な貨幣として取り出すことができる。

何かを買うとき、僕は現金支払いが多いけど、それでも以前に比べたら現金を使うことは減った。
代表的なものはクレジットカードだろうけど、最近だと電子マネー。僕はコンビニだと9割以上電子マネーで支払っている。現金を持ち歩く必要は無いしおつりの間違いも無い。支払いも早く終わる。電子マネーを使っていると今後貨幣を利用する場面はどんどん減っていくと思える。
もしコンビニが電子マネーオンリーになったらコンビニ強盗も出ない。いや、まぁ、商品を持ってく輩が出ることは有り得るが…それは万引きか。

さて、携帯の電子マネーで商品を買う場合の僕個人の金の流れはこんな感じ

  1. 給与が銀行口座に入る
  2. 携帯で電子マネーにクレジットカードからチャージ
  3. クレジットカード会社が銀行口座からチャージ金額を引き落とし(実際には4よりもっと後)
  4. コンビニで商品購入。チャージされた金額から代金分引かれる

ここで物理的な貨幣のやりとりは一切行われていない。金額の情報がやりとりされているだけだ。

電子マネーにしてもクレジットカードにしても現金を持ち歩かずに買い物ができる。
このスタイルがメインになれば現金を狙ったオヤジ狩りも無くなる。襲っても現金持ってる人がいないんだから。更に言えば携帯電話支払いがメインになった場合、携帯電話の個人認証でセキュリティをかければ携帯電話を奪っても使えない。なんてことを書きながらふと思った。

さて、買い物での支払いが電子マネーでの支払い、ネット上でのクレジットカードでの支払いばかりになったとき頭に思い描くお金はどんなものになるんだろう?

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