爪が割れているので、瞬間接着剤でくっつけていたんだけど、それが剥がれた。手元に瞬間接着剤が無い。バンドエイドでもあればと思って、
「バンドエイドでもいいんだけどさ」
なんて言ってみたら、
「それは商品名だ」
と言われた。OK!
「救急絆創膏」
果たして救急絆創膏を「バンドエイド」と言うのが全国的に最もポピュラーなのかどうかは知らない。特定のメーカーに肩入れするつもりはない。あまつさえ他国企業に。とはいえ、特定のメーカーの商品名ではなく、モノの名前を言ってもいいんだけど、却って伝わらないんじゃない?ってものもある。どこぞのメーカーの商品が、そのカテゴリの代名詞になっているようなもの。昔のウォークマン、今のiPodみたいな。上述の救急絆創膏しかりだ(あぁ、何故又他国企業の商品…)。
面白いことに車は車。スポーツカーであっても、スポーツカーを全部纏めて「フェラーリ」や「ポルシェ」などと云う事はない。そういえば、腕時計もそうだ。この、特定メーカーの商品が、そのカテゴリの代名詞となる基準は一体何なんだろう?
かつてゲーム機は一緒くたに「ファミコン」と呼ばれていた。当時の大人達から。レジスタンス精神に溢れいていた当時の僕らは
「これはファミコンじゃない。セガサターンだ」
「これはファミコンじゃない。アタリのジャガーだ」
などと、正しい商品名を言うことを訴えていた。だが、
「どうせ言うならテレビゲーム機と言え」
などとは言わなかった。「(テレビ)ゲーム機」なら間違ってないのにね。
そういえば、今時のゲーム機は全て機種名で言われる。お年寄りにも機種名で言われる。ゲーム機が車に近くなってきたんだろうか?
さて、上述の「バンドエイド」に対する指摘だが、本人に
「ではウォシュレットは温水洗浄便座って言うんだな?」
と問うてみたが、はっきりとした返事は得られなかった。
ウォシュレットのカテゴリ内での代名詞としての安定度は群を抜いていると思う。
2013年11月26日火曜日
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