2010年7月22日木曜日

親戚付合い

「21日の夜、北海道に住んでいる伯父が来るから空けておくように」
そう言われたのは何時だろう?恐らく先月。

そういう予定はGoogle Calenderにも入れていないし、まぁ、見事に忘れてしまう。先週末突然母から電話があり気付いた。
「21日大丈夫?」
「何?」
「伯父さん来るって言ったでしょ!時間が決まったら連絡するから」
親子と言うのはいい加減なもので、こういうやり取りをしていながら前日まで連絡など来はしない。こちらから電話をすると
「連絡しようと思ってたのよ」
嘘をつけ、前日午後8時に連絡した時にどんな言い草だと思う。

そんなわけで今晩は親戚と食事。折からの不具合で定時で帰るのが非常に気まずかった(しかも遅刻している!)のだが、血縁を無視するわけにもいかずそそくさと撤収。

食事の場所はインドカレー屋と決まっていたようで僕が兄の家へ行くと即出発。途中バイクの兄ちゃんに絡まれたり日本語のわからない店員が電話に出て齟齬があったり、ちょっとしたハプニングと遭遇したけれど、こんなのはこれから先の人生で遭遇するもっと大きな事件へのプレパレーションだと思えば気にすることも無い。

伯父は古希に手が届く手前の年齢だが、インドカレーとナンを食べるのは初めてだったらしい。それより意外だったのは北海道在住なのにスープカレーを食べたことが無いということ。
改めて思ったのだが、カレーってそれだけで様々な会話のネタになる。カレーは文化と言っても差し支えなかろう。

短い時間だったが伯父と会ったのはおよそ10年ぶり。伯父が
「次は何時会えるだろうね」
と何度か言っていたが、残りを気にしてしまう年齢になってしまったということだろうか。
母の兄弟は僕も正確な人数を把握していないが恐らく5人以上?その誰もが幸いなことにまだ生きている。
伯父としては誰かが欠ける時が次に会う機会とならないことを願っているのだろう。しかし、恐らく、残念ながらその可能性が一番高いという事は母を含めそこにいる誰もが気付いていることだ。
唯一の例外、僕の結婚を除けば。

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