2014年2月9日日曜日

雪とタクシー

意志の強さは二日酔いの強さに反比例する。傘を差せば歩けないわけでもないのだが、駅から家までタクシー。

車中運転手さんと話していると、運転手さんにも実に悩ましい問題があると気付く。
今日のような雪の日は利用客が増える。反面会社からも無理なら早上がりして良いと言われているらしく、又休んでいる運転手さんも半分くらいいるらしい。つまり、稼ぎ時なのだ。だが、当たり前のことだが事故も増える。事故でも起こしてしまえば今日の売上がいつもより高くても意味が無い。
僕を乗せてくれた運転手さんも、今日は1日仕事をするかどうか迷っていたようだ。

因みに、雪の中後輪にスタッドレスを履いているだけだったそうで、今日は細い路地と坂の上は断ると言っていた。利用客からすればそれも困るんだけどね。駅の近くや栄えているところは道が広い。電車の動いている時間に「雪だから」駅でタクシーを拾うようなお客さんは細い路地を入らねばならないような場所や坂の上へ車で行きたい人も多かろう。(運転手さんは坂の上の例として松戸の裁判所を挙げていた)

とはいえお客さんを無事に目的地へ送り届けても、自分が戻れなかったり事故を起こしては元も子もない。タクシーの運転手さんの言っていることもわかる。

お客の立場からすれば、(それが可能であるなら)今日みたいな日は出歩かなきゃいいだけなんだが、そうすると気合入れてお客さんを拾おうとしているタクシーの運転手さんは骨折り損のくたびれ儲けだ。

悩ましいねぇ。

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